改める

おはようございます。

昨日の夕方研修生の皆さんが元気に下山しました。無事に下山していただくことが何よりです。
日々新たな意識で過ごして欲しいと願っております。
「改(あらた)むるに憚(はばか)ること勿(な)かれ」(論語「学而第一」八条)。
処世上において大切な心がけ、論語、学而第一に「子曰く、君子重(おも)からざれば則ち威(い)あらず。学べば則ち固(こ)ならず。忠信を主とせよ。己に如(し)かざる者を友とする無かれ。過ちては則ち改むるに憚ること勿かれ」とあります。
意は「孔子言う、人の上に立つ君子たる者は、荘重な態度を持しておらないと、犯すべからざる威厳が備わって来ない。といって、荘重で威厳があるということばかりに心を用いすぎると、とかく頑固になりがちであるが、学問をすれば、その頑固さがなくなって来る。この二つの注意を以て身を持すると共に、更に心の持ち方としては、忠信すなわち誠心を専一として、それから離れぬようにするがよい。しかも自分が平素交わる相手は、近侍の者でも部下であっても、自分の非を正し過ちを諫めてくれる、学徳すぐれた人を選ぶがよい。このようにしても、なお一時の過ちがないとは限らぬが、その場合には面子にかかわって非を押し通すことをせず、犯した過ちを改めるに躊躇してはならない。」。
皆さんは大きな目標を持って歩んでいるはずです。目標を達成するには「心がけ」が大事です。
リーダーたらんとするならば、否リーダーを目指さなければなりません。腹を据えた生き様を持つことで威厳と為し、しかし威厳があっても頑固であってはならず、頑固にならないためにはやはり学ぶ、学ぶことで柔軟性を持ち目標を見失わなくなるのです。
人に接するときは真心を以て接し、互いが切磋琢磨できる友を持ち、自身に非が生じれば素直に意見を聞き入れることを躊躇しないことが、己の威厳を高め信頼を勝ち得ることとなるのです。
改むに憚ること勿かれです。今夜は「にんげん学」東京講座、常に己を正すためにも学び、一時の感情に流されない柔軟な心を保つようにしましょう会場でお待ちいたしております。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌