先人をヒントに

おはようございます。

よく感情と理性ということをいいます。意識の中で分明に分けられるものではありません。どこまでが感情的であって、どこからが理性的な行動というようなことは、ハッキリとしないと言うことです。
あるときには感情的な行動となったり、理性的に行動ができたりということです。いずれにしても意識しないと私たちは、この「本能」に翻弄されてしまいます。
そこで人間として「どのような人生としたいのか」ということが問題です。「どのような」ということも難しいことではあります。
多くの人が、この「どのような人生としたいのか」と考えたとき、やはり「歴史上」や「現代のヒ−ロー」からヒントを求めるはずです。私は最初に憧れたのが「三重苦を背負ったヘレン・ケラー」、そして19才のとき「比叡山開祖・伝教大師最澄上人」です。伝教大師の一言「一隅を照らす」です。「ポストにベストを尽くす」。これなら「やれるのではないか」ということで一歩を踏み出したのです。
「先人をヒントに」。
感情は「物事に感じて起こる気持ち。外界の刺激の感覚や観念によって引き起こされる、ある対象に対する態度や価値づけ、快・不快、好き・嫌い、恐怖、怒りなど」をいいます。
また理性は「道理によって物事を判断する心の働き。論理的、概念的に思考する能力。善悪・真偽などを正当に判断し、道徳や義務の意識を自分に与える能力」のことをいいます。
行動を起こすに至るのは感情が先です。それを「飽くなき情熱に変えるため」に必要なのが「理性」です。この「感情と理性のバランス」が「先人をヒントにする生き様」です。
感情、本音を大事にしてこそ充実した人生、幸せな人生と化すことは間違いがないでしょう。それでこそ情熱的に理性を保つことができるのです。「自分に嘘をつかない人生」。
なぜ感情的な人が幸せになれるかといいますと、「理性的な人は何でも理屈で考えて行動を起こさなかったり、一般的な常識的なことしかしませんから、得られる喜びも小さい」からです。
感情的な人は失敗も多くしますが、情熱や覇気がありますから、喜びも大きいと考えています。「幸せは人の心の満足」です。
全てを理性で押し殺す人には、真の喜びや幸せは味わえないのではないでしょうか。
腹の底から泣き、腹の底から笑える人生とするためにも、魂の底からわき上がる感情を大事にして、感情の暴発を制御し、そのパワーを「目標とした先人の道をヒント」に理性的に歩むことに生かすべきです。
「志は立てるためにあるものではなく、果たすためにある」のです。そのためにも「身のうちにある」、「熱き感情と理性を自身のために生かす」べきであります。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を応援します。



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