判決、ふたつの希望

劇場にて鑑賞。レバノンの首都ベイルートを舞台に、パレスチナ人の工事監督とパレスチナ難民に嫌悪感を抱く極右的キリスト教レバノン人との間に起こった売り言葉に買い言葉ともいうべき諍いが法廷に持ち込まれ国をゆるがす対立に発展した今日的であり普遍的でもある重い現実と問いかけと自省をはらんだ見応え十分の社会派映画。作品的完成度の高さに加え、劇中で裁判所とマスコミがしっかりと機能していること、そしてこの映画がレバノンで大ヒットしたという事実にも胸アツ。。
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