IMAPの使用具合
自宅サーバーにcourier-imapを導入しています.
この自宅サーバーに702NKでアクセスした場合にどのような挙動を示すかというのが,今日のテーマです.
サーバーの構成
VineLinux2.6r4をベースにpostfix2.1.5を使用しています.
vine plusからcourier-imapを入れています.
mailboxを使用し,配送はprocmailに依頼しています.
同時にfetchmailでその他のpop3サーバーを巡回してprocmailで振り分けしてます.
pop3で巡回する際にpopfileをプロキシとしてかまして振り分けの手伝いをさせていますけれども.
で,cyrus-saslを入れてsmtp-authを実現してます.
また鍵認証も導入して同時にimap-sslも実現しています.
ということでimapへのアクセスには
が動くはず.
同様にsmtpへのアクセスには
- plain
- MD5
が動くはず.
Beckyからの動作確認
上記のアクセスはすべて確認済み.
702NKからのアクセス
さて,702NKのメールボックスの設定をしてみます.
「セキュリティ(ポート)」の項目には
の三つがあるのです.
はて...110ってのは...pop3では...
それでTLSってことはpop before SMTPってこと???
それは自宅サーバーで設定してないなぁ(≧∇≦)/ ハハハ
143のTLSってのはどうやらMD5認証のimapかいな?
993はimaps(imap over ssl)でよいのでしょう.
しかし995はpop3s(pop3 over ssl)では...
ここらへんが意味分からんのです.
なぜにimapとpop3を並べるのか...
送信サーバーがないではないか.
で,実際に試してみましょう.
SSL(993/995)
上と同じ結果.送信ができない.
「認証されてない証明書!!」なんて警告されますが,当然無視です.
imapsは可能.
読むことに特化すれば安全でよいかな.
オフ
送受信とも可能.
しかし送信したメールは「送信済み」のフォルダーには入らない*1.
「自分自身に送信」のオプションは必要.
ということで送信を同時に行うにはオフに設定しなくてはいけないということですな.
限定的に使用すべきですな.