M&A実務

経営管理大学院の夏季集中講義M&A実務」が昨日で終了。講師はあの佐山さんGCAパートナーの方々。GCAは、M&Aのフィナンシャル・アドバイザーに特化した会社で、最近ではCiti−日興コーディアル、キリン−メルシャン、阪急−阪神、ケンウッド−日本ビクター、みずほ証券新光証券などの買収・統合や、ワールドのMBOなどの大型ディールを数多く手掛けてきているらしい。今回はこの会社のパートナー8人のうち7人が講師として話に来たという何とも贅沢な講義だった。3日間、8:45〜18:00過ぎまでぶっ通しの授業は途中つらかったけど、日本のM&Aを黎明期から現在まで牽引してきた人たちの話は本当にためになった。今年中で一番面白かった授業だったと言ってもいいかも。
授業のアジェンダは以下の通り:

ここではその内容は書けないんだけど、特に佐山さんのこれまでのお仕事やご経験に関する話は、刺激的でウィットに富んでいて面白かった。TVで見る印象とは少し違って、本当にいい人で格好良かった。(すっかりファンになりますた。)また、結びの経営哲学&Lifehack的な言葉は、どれも含蓄があって常に胸に留めておきたいものばかり。
講師陣も本気だと、こちら側もそれに応えるように本気で授業に参加しようという姿勢になる。僕らのビジネススクールも質問の数や質が格段に上がって、ここへ来ていい雰囲気になった。緊張感がありながらも笑いの絶えないクラスってのはいいもんだ。


というわけで、前期の授業はこれにて終了。あとは明後日締め切りの「事業再生管理」のレポートを仕上げるだけ。で、これからクラスメートとの一泊二日の合宿(京都の山奥でキャンプ)に参加してきます。