しのばずくん便り

不忍ブックストリート一箱古本市について 随時 情報を発信します!

助っ人さんこんにちは その3

助っ人さんから届いたコメント第3弾です。助っ人集会(顔合わせ会)も間近。→ 3月12日(土)詳しくはコチラ

助っ人コメント(3)
私が「不忍ブックストリート一箱古本市」と「助っ人さん」というものを知ったのは、校正の仕事をしている女性からでした。
彼女は、私の古い友人が経営しているカフェの常連さんで、私が一昨年の大晦日に初めてカフェに顔を出したとき、二人で大酒かっくらって意気投合してからの仲。
偶然ご近所さんでもあったので、谷根千界隈に越して半年足らずの私に、風情のある街並みやお店の数々を教えてくれました。看板におののいて近づけなかった「古書ほうろう」さんの本当の姿を教えてくれたのも彼女でした。
お祭り好きかつ「まちづくり」や「まちおこし」に興味があったので、助っ人さんのお話は渡りに船。ダンスパフォーマンス等の舞台の表やら裏やらをうろちょろしてきた技を携えて、「助っ人さん集会」に遅刻しておずおず乗り込むと、そこでは「ナンダロウ」さんだの「ジャングル」さんだの「サンゴ」さんだの、誰かのことを指しているんだろうけれどはて、な言葉を交わしながらパンフの折り作業を熱心に行う集団が。当然知った顔は彼女のみ。
その後徐々に、「ナンダロウ」さんは日本で最初に一箱古本市を始めた「南陀楼綾繁」さん、「ジャングル」さんは占いも観てもらえる(私も観ていただきました)古書店ジャングルブックス」さん、「サンゴ」さんはお料理が上手でオペラに詳しい漫画家「三五千波」さん等々、集団を構成する方々を覚えていき(お顔とお名前を覚えるのが異常に苦手なので今でも失礼をしていますが)、初夏のようだった昨春と、一転して初冬のようだった昨秋の一箱古本市及び関連イベントでは大層大きな顔をした助っ人となり、旧安田邸のイベントではお手伝いのふりしてがっつり聴きに行き、今や不忍ブックストリームの生放送にこっそり潜り込む始末。今春の助っ人さん募集では一番に名乗り出たお調子こきとなりました。

一箱古本市が行われる谷根千界隈は、職人さんの多いまちと聞きます。
一箱古本市に携わる方々は、出版業界や古書業界等、本に携わることを職業としている方がとても多いです。そして、みなさん、ご自分のお仕事に対して職人さんです。
私は昔、小さな印刷屋さんで文字校正の仕事をしていましたが、私を助っ人さんに誘ってくれた友人はじめ、一箱古本市に携わる本の職人さん方のように、職人さんにはなれませんでした。
お調子こきで、今でも「本の職人さん」に憧れ、それからまちづくりやまちおこしの職人さんにも憧れ、ダンスパフォーマーという職人さんにも憧れてようやく具体的に歩き出したばかりの私(結構いい年)。「不忍ブックストリート一箱古本市の助っ人さん」という立場を利用して、本の職人だらけの実行委員さんのお手伝いをしつつ色々と話を聞き出し、古本市当日は日本中から集まる本の職人さんのお手伝いをしつつ、打ち上げではお酒を酌み交わしつつ色々と話を聞き出して自分のモノにできればと目論んでおります。
(マツチヤマ)