子曰わく

今朝の登園道で、この柿を発見。

「大きな木もないのに、どこから来たの?」とふみが。

「本当だ。どこかから転がってきたのね。この柿は甘いかな」

「甘くない、渋いよ、渋柿」

「お、ふみ、渋柿という言葉も覚えたね。うん、きっと渋柿よ、だからアリさんたちにも食べられてないから」

なんか荘子のお話を思い出した。
立派な木はすぐ使うために切られるけど、
曲がったり、くねったりしてる木は、使うものならないと判断され、逆に長く生きられる、とのような話。
あれ?荘子でしたっけ、老子がおしゃったのかしら?


宮澤賢治の、
「誉められもせず、苦にもされず」の言葉も、意味が近いね。

一種の生き方でしょうね。
聖人たちは、こういう生き方をしなさいと教えてる。


でも、切られてもいいから、華やかに、目立ってて、注目されてて生きたい、という生き方を憧れの人もたくさんいることなのでしょう。


悟った人から見れば、愚かなんでしょうね。



身体測定で、ふみは身長も順調に伸び、体重も17キロになった。
それに、初めてかな、胸囲が頭囲より大きくなってる。
幼児らしくなってきたね、ふみは。


昨日、爪を切ってから、眉にかかってる前髪を、まっすぐに揃えてやった。


前髪の長さが揃っているふみは、素朴な感じでかわいい。


今朝、保育園の玄関で、「あ〜疲れた、ひと休み」とのふみです。

疲れてる訳がないのに。