人物としての老子は姓を李、名を耳、字を老〔
また、説話の上では孔子に教えを授けたともされる。
いわゆる「無為」を至上と無し、漢代まで「黄老の学」として大きな位置を占めていた。
ただし「無為」は「無慈悲」に通じ(「天道無仁」)、また「小国寡民」に代表される思想(一般には「原始村落共同体」の理想と解釈される)が「由らしむべし知らしむべからず」にも通じるところがあり、決して「理想」のみを説いたものではなく、むしろある種の後ろ暗さが存在する思想であるともいえる。
そういう意味においては、「老荘」思想とひとくくりにできるものではないのが現実である。
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