326 女子シングルは村上SP2位!

昨夜のフィギュアスケート世界選手権女子シングルは村上佳菜子ショートプログラム(SP)終わって2位。
ジャンプが冴えていたし、大きな動きやしなやかな動きを使い分けて表現面でも大いに好印象だった。

フリースケーティング(FS)となるとまた順位が変わってくるだろう。
SPではミスのあったアシュリー・ワグナー(米国)もFSには評価の高いプログラム「ブラック・スワン」を持っている。

SP終えてトップはアリョーナ・レオノワ(ロシア)。動きにキレがあってジャンプがよかったし、ノってくるとどんどん冴えてくる演技力を持っている。

彼女の振付はコーチでもあるニコライ・モロゾフ
彼のSP振付には一定の流れがあって、
ジャンプ3種→スピン→ちょっと止まって見得を切ってからストレートラインステップ→スピンでフィニッシュ
というのが定番。どの選手でもだいたいこの流れだ。

「テンプレ」「いつも誰でも同じ」と言われがちなモロゾフ作のSP。
表現すること・芸術性も問われるフィギュアスケートだから創造性は大切。
だけど、これが一定の評価・成績を得ているのも確か。

自分の必勝パターン——「型」を持ってるってのは強いと思う。