月の地形に名前を。。

5日付けの
読売に以下の記事が載ったようです。

どのような名前を付けるかどうか、
はやぶさ」のときは、地形を含む研究者グループで議論をしました。

でも、「かぐや」では別のところで話が進んでいるみたいですね。



http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20080105i104.htm?from=main1

昨年9月に打ち上げられた月探査衛星「かぐや」の観測によって、月の地形を命名する可能性が高いことから、宇宙機構が、地名候補のリスト作りを始めた。

 日本に関係ある名前にこだわらず、アジアの科学者名などを入れることも検討されている。

 小天体や惑星の地名は、国際天文学連合が3年ごとに開く総会で決まる。次回は2009年で、第一発見者に名前の提案権がある。

 最新の装置で月表面を観測するかぐやが新地形を発見するのは確実だが、見つけたすべてに命名する訳でなく、特徴があるものや科学的意味を持つものに限られる。月面基地の候補地となる極域付近や、科学的発見のあったクレーターなどが考えられる。

 命名は地形の種類ごとに規定があり、大きなクレーターには、死去後3年以上たつ科学者や芸術家の名前などとなっている。

 月の極域には、地球の北極と南極に関係ある名前をつける傾向があることから、「しらせ(南極観測船)」や「植村(故・植村直己=探検家)」なども浮かんでいるという。

 ただ、月の地名には、「Nagaoka(長岡半太郎=物理学者)」「Yamamoto(山本一清=天文学者)」の名がクレーターに付けられるなど、発見した米ソ以外の人名も採用され、国際的な配慮がされてきた。かぐやの研究者たちの間では、「日本名の乱発は国の品格を損ねる。国際的にも支持される名前を」との声が多く、アジア出身の科学者名などのリスト入りが有力という。