世界に記者クラブがあるのはガボンとジンバブエと日本だけ 〜検察・記者クラブ談合情報操作システムを解体しなければ民主の苦戦は必至

政権交代にまつわる一連の過程から、敵の手口と正体が見えてきました。
J官業マスゴミの中でも、検察・記者クラブ談合情報操作システムが目下のところ民主にとって最大の障壁となっています。


55年体制下での既得権益集団、J官業マスゴミが50年以上の長期間にわたり培い構築してきたシステムが、政権交代したとは言っても半年や一年で崩れるはずはありません。
IT先端技術のようなドッグイヤーに慣れている国民は待つことには慣れておらず、拙速に政権交代の結果を求めすぎていますが、権力の移行は徐々に進むものです。


政権交代の前と後、二年続いて小沢周辺への「異例な捜査」が入り、マスゴミは検察のリークに乗りデマを垂れ流し続けています。
そのような「不起訴にしかならないような裏付けのない疑惑」がワイドショーやバラエティー番組、テレビニュースショーで大袈裟に取り扱われる度に、民主の支持率は低下しています。
この異常とも言える加熱報道は、検察・記者クラブ談合情報操作システムが政権交代後も旧体制維持を目論んでいることを示しています。


これから参院選に向け、こういった無責任な連中が民主叩きを激化させ、今回の長崎知事選のように世論を操作し、「すえられる必要のないお灸」を再び民主に与えようとすることはほぼ確実です。
この世論操作問題で最近話題となっている記者クラブは、『世界に記者クラブがあるのはガボンジンバブエと日本だけ』と言われるほどのひどい談合カルテル体制でして、そこからも日本のマスゴミ民主化がいかに遅れていて異様なものであるかが分かります。


『韓国でもかつては日本に倣って記者クラブが存在したが、03年に誕生した盧武鉉政権が記者クラブ廃止を宣言、影響力の強いネットメディア・オーマイニュースなどに門戸を開き、省庁の記者室を全廃し会見を合同ブリーフィングセンターに集約するなどした結果、記者クラブの解体が進んだ』というように、マスゴミ民主化に於いて日本は韓国にかなりの遅れを取っていますが、韓国の例に倣えば解体は可能ということです。


記者クラブの解体なくして、検察・記者クラブ談合情報操作システムによる民主に対する悪評工作を抑えることは不可能ではないでしょうか。


【現在、日本に似た記者クラブ制度が残っているのはガボンジンバブエだけという、悲しいお知らせ】
http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/sapio-20100118-01/5.htm


【諸外国から眉をひそめられる日本のマスゴミ
http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/sapio-20100118-01/1.htm

11月21日付ニューヨーク・タイムズは、国際面のトップに〈New Leaders in Japan Seek to End Cozy Ties to Press Club〉(日本の新しい指導者たちは記者クラブとの癒着関係に終止符を打とうとしている)という長文記事を掲載した。他にも、「元ニューヨーク・タイムズ東京支局記者(注・筆者のこと)が訴える 日本の官僚は記者クラブを通して全国民を洗脳している」と見出しを打った台湾の中国時報を始め、シンガポール国営放送、イギリスのBBCやエコノミストなど多くのメディアが筆者などを取材し、「キシャクラブ」問題を取り上げている。

 海外メディアでこれほど関心が高いのは、「キシャクラブ」という異様な制度によって、外国特派員たちが実体験として取材の機会を阻まれてきたからでもある。


【談合、カルテルとして不満が噴出し始めた記者クラブ制度】



(文中敬称略)