60歳からの自分いじり

恥の多い生涯を送って来ましたが、何か?

追悼6


すでに学生の間では社101が、「社1」として定着してるようだが
こちらは15年ほどの苦楽(この教室に関しては苦の方が多かった)
があるので、あくまでもこれが、「社1」。合掌


杉浦由美子『自分のことをしゃべりすぎる若者たち』講談社、2012
宋基燦『「語られないもの」としての朝鮮学校岩波書店、2012
佐藤健二『ケータイ化する日本語』大修館書店、2012


杉浦本。いや、しゃべりすぎるのは、若者だけではない…
宋本。アイデンティティ・ポリティクスから
アイデンティティ・マネジメントへ。なるほど。
朝高出身者のみならず、エスニック・マイノリティとして
この社会で育つと、同年代よりもはるかに早期に
人間的に成長・成熟する傾向があるように思う。
ま、人によるのだけれど。
でも総じて、就活強いような気がする。最近の傾向としては。
それだけハングルと日本語のバイリンガルを欲している企業が
増えているのだろう。いやもちろん、朝高以外の高校を出て
在日の四世になります〜、でも、朝鮮語再履修です〜、
とあっけらかんと自己紹介する人もいたりするのだが。
しかし、そうしたあっけらかんはあっけらかんで、
生きてく力は強いと思う。などと考えつつ、読む。
佐藤本。おー、さすが。並のケータイ本に比べ、深い、深い。


今日は午前中、中国からの留学生と面談。午後、会議、会議。