ああ教育委員会

 このところややバランス感覚を取り戻しつつある「東京新聞」7/15夕刊に、精神科医野田正彰氏へのインタビュー記事が載っていた。氏は、東日本大震災の被災地に何度も足を運んでいるということだ。(記事:増村光俊)
被災地を歩いて感じられたことは。)『被災地で頑張っているのは、学校の先生。避難所の運営、地域の人への世話など。そこに何も分かっていない教育委員会が心のケアとかいって、疲れている教員に「眠れますか」などとアンケートをして、もっと疲れさせているところがある。そして臨床心理士に高い金を払って講義をさせている。子どもと一番接触しているのは学校の先生。創意工夫で災害を受け止めているのに、なぜ任せないのだろう。』
 帝国陸軍参謀本部のような、東電本社のような、教育委員会であることよ。