海へ
朝起きると雨すら降りそうな曇り空で「夏完全に終わったな」という実感がありましたが、
予告してしまっていたので、しょうがなく海に行ってきました。
パインと駅に集合して、東急東横線の特急の早さにビックリしながらも、
横須賀線、江ノ電と乗り継いで江ノ島に。
江ノ島大橋を渡ってすぐのところにあるお手軽な回転寿司に。
寿司と言えば、先週、都立大学の寿司店「新田中」にいったばっかりな気がしたが、
パインが「焼肉を卒業して、これからは寿司ロードを歩んでいきたい」
(寿司というカテゴリを作るそうです)
と宣言したこともあり、
ちなみに焼肉ご卒業のきっかけは、
金曜日夜7時、まだこれからって時間帯に会社をバックれて
駆け込んだ三軒茶屋の名店「太樹苑」にて、
カルビ・ハラミなどがあぶらっこすぎたから、というどうでもいい理由です。
「また寿司か」的な一言はぐっと呑み込み、大人な対応として、一緒にツブ貝を食べた。
しかし、ツブ貝だの、生タコ、活ヒラメ、さざえ壷焼き、など
焼肉のときと変わらない、後先考えずにサイドーメニューばっかり頼んでたら、
だんだん楽しくなってきた。
寿司って、ネタでほぼ勝負決まるんじゃないのみたいに思ってたけど、
やっぱり、醤油じゃなくて、塩で食べさせたりとか、
ちょっと炙って油を飛ばしたりとか、
焼肉に比べれば、料理人の腕が介在する余地が十分にあるね。
そういえば、テレビで辰巳琢郎が訪れた寿司店では、
マグロを桐の小箱かなんかに入れて「何日か寝かせた状態がイチバン美味しい」
なんて言ってた記憶が。鮮度じゃない部位もあるんだと。
今後のパインの研究に期待。
帰りに、少しだけ江ノ島海岸をのぞいてみたら、
水着を着ている人も
一夏の思い出を海に流しに来ている女子も、いませんでした、陰も形もない感じで。
こういうのはタイミングを外すと、まったくダメです。
江ノ島に寿司(回転)だけ食いにきてみました、
というLEON風の余韻を残しつつ、
藤沢から湘南新宿スカイライナーで渋谷に直行。
爆睡すること40分。
渋谷のホームにはスカイライナーが運んできた心地よい潮風が。
目的地は渋谷クロスタワー2F、ここで映画「バックダンサー」を観賞。
舞台挨拶をした重要な劇場であるにもかかわらず、客席は2割も埋まってませんでした。
まだ公開して1週間しか経っていない週末だというのに。
まぁ、普通の青春映画のシナリオだから、それなりの満足感なのはしょうがないとしても、
平山あやのダンスが軽すぎて。
昔、適当に踊るなみたいなことを叱られたけど、こういうことか的な納得が。
パワーもキレもなくて。
「神は細部に宿る」とか、その逆に「悪魔は細部に」という表現があるけれども、
これはダンスにも言えることだね。
体が同じ動きをしていても、細部が違ってしまうと、結果的に全然違ってしまう。
スクールの先生たちはいつもルーティンが始まる前に、
大袈裟にリズムを取ったり、飛んだり跳ねたりするんだけれども、
あれは身体に、細部まで行くよ、と言い聞かせてるような気がしてきます、今となっては。
そういうことなので、今週もレッスン頑張ります。
目標、平日レッスン週1回参加。
(K BUBLE SHINE)