Everything can changes

人は変わっていくという話。


この4月5月で、偶然にも数年ぶりに再会した人が複数人いる。いわゆる先輩や恩師のたぐいの方々。
皆一様に、2〜3年またはそれ以上ぶりに再会したものだから、俺も相手も所属や立場が大きく変わっている。
これは通常の進学と、日本の雇用状況(生涯一社勤続する人の割合のデータが欲しくて探したのだが、目的が漠然としすぎているためか見つからなかった)の関係があるのだが……要するに人の立場は変わっていくということ。変わっていくことは何もおかしなことでも珍しいことでもないということ。
人間が一番参考にする大人はやはり親であると思うのだが、うちは父親は転職などはしていないので(異動はある)、正直言えば、転職をする人や自営業で業種を変える人だけでなく、同業のまま他社に移ったり起業する大人すら、ほとんど見ずに育ってきたのだ。
それってどうなのと。このまま行ってれば、それが当たり前(排他的な意味で)というとんでもない勘違いをしたまま“大人になっていた”可能性も高い。が、しかし、人間必ずしもそうではないのだ。この1年でそれがよくわかったかな。


もっと一般論的に言えば、それは予定調和とか、長期的な不変なんてものは、もう(or最初から)この国には、或いはこの世界には存在しないということだ。諸行無常? 永遠に何かが続くなんてことはなくて、何かは絶対何かがきっかけになって始まり、終わる。なあなあで始まって終わることもあるけど、終わらないということはない。それを頭に叩き込んでおく。そして1年のサイクルを長くても80周か90周したら試合終了である。その時点での自分自身の満足が如何様か、というのが結果発表である。むむっ。

食い意地と商機。

満足といえば。
最近はカレーに続きカツ丼がマイブームです。なか卯Love。
大学の食堂のカツ丼は500円で、親子丼が450円。50円でカツが追加されるのは嬉しいが、親子丼が高い。
なか卯の親子丼は300円台だが、それを基準にしてカツを追加して550円のカツ丼にするのか、100円足して大盛りにするのか、おかずでも付けたほうがいいのか、いつも悩んでカツ丼にしている。どれが一番限界効用が大きいかと言われても、こんなのは個人の主観だけが判断材料なんだよね。というわけで脳内でフローチャートにすると、
親子丼┳カツ丼
   ┣おかず
   ┗大盛り
     ┗┳カツ丼
      ┗おかず

こうなる。あとはここにそれぞれ店ごとの値段を当てはめて考えればよろしい。
こうしてちまちまとひとりで昼食を考えている時間、嫌いではない。毎週月曜日は2限も3限も授業が詰まっているので、ひとりでちゃっちゃっと飯を食って英語の予習をしている。ぼっちとか言うな。すべては、神の仕業。

そういえば、田辺坂の麓から頂上まで軽トラで荷物を運ぶサービスを学生主体で運営したら儲からないかなぁ
コントラバスとか担いで登ってる人は、喜んで使ってくれそうなんだけどね、片道50〜100円くらいでw

短期的なライフスタイルの変化(もどりたい!)

書きためていた物を一気に吐き出す。
珍しく、野球ゲームの話から。

グランツーリスモウイニングイレブンばかりやってきたなめさん、何を血迷ったか、PS3で『プロ野球スピリッツ4』なんぞをやっている。2008年のデータだ。補足しておくがゲームの難易度は別にイージーモードというわけでもない。ハードでもないが、普通レベル。俺はパワプロを2004年頃(超身内脚注:守山暮らしが長かった頃)にやってはいたが、かなり久しぶりの野球ゲーム復帰である。


19歳で巨人の二軍からスタートした行方は、一時は打率を2割ジャストまで落としながら、冴えない遊撃手として試合をしていたはずなのだが、プレイヤーの俺がコツを掴むと、その打率が2割9分まで上がっていった。ちなみに左打者相手だと3割3分以上打っているのに右打者には2割4分しか打てなかったという意味不明なデータが出ていた。別段、左ピッチャーに強くしたわけでもないのだが。ちなみに実際の俺と同じ右投げ右打ちである。体格も自分と同じ165cm、53kgを想定して設定してある。
で、コツを掴んで打率が上がると、シーズン途中の交流戦(6月)から一軍に呼ばれた。しょっぱなからマルチ安打を放った。昔はひたすら“強振”していくタイプだったが、今はツーアウト・ランナーなしで失うものがない時くらいしか強振をしない。7年の時を経て、基本的に「つなぐ野球」にシフトしてきている。
そして芯に当てられずに内野ゴロに終わってゲッツーされて原監督から叱責される、なんてことも多々……。実際の野球で、芯からずらす分だけ変化する球が存在する理由がよくわかる。同じ「バットに当たる」でも、打ち上げる場合、芯に当たって飛んでいく場合、内野と外野の間に落ちる場合、ゴロに終わる場合、外野に大きくフライする場合、ライナーなどなど、打球の飛び方はさまざまである。当たればいいというものではない。いや、当たり前やけどさ。


打てない時は5打席与えられても打てない。打てるときは4打数4安打で猛打賞をもらう。そんなこともあれど、強振をしないのとある程度慣れてきたのとで、1試合平均1.5安打くらいは確保できるようになった。すると何が起こるかといえば、打率が3割台に乗り始める。ホームランなど滅多に打てないし、足が速いわけでもないが(こんなところを自分に忠実にしなくても……)、安打製造機の出来上がりである。ちなみにイチロー様とは違い内野安打はほぼ不可能。
しかし、シングルヒットを確実に重ねて出塁し、必要なところで犠牲フライなどを打てるので、打率にも打点にもあらわれない貢献が出来ているようである。それもなんか変な感じ。
で、今、ゲーム中では2008年夏である。このバージョンの巨人軍はチート級に強く、勝率が7割近い。おかしいやん。最初から巨人軍を選んでしまったせいで張り合いがない気もする……別に髪を染めるのが禁止でもピアスが禁止でも俺はさほど苦痛ではないのです。
さあ、これからシーズン後半、どんな活躍ができるでしょうか。もう優勝はほぼ確定だけれど。張り合いねえな。





PCが諸事情によりこの2週間ほどずっとオフラインである(^ω^#)ビキビキ これで困らないような困っているような、困っていないと思うのは、単にやるべきことが先延ばしにされているからであって、根本的解決ではないことだけは書き置いておかなくてはならない。
ただ、そのおかげかそのせいか、いままで以上に家にあまり寄り付かなくなったように感じる。エゴがぶつかり合い(一応俺はぶつけられる側だと自己弁護しておこう)、喧嘩の多い家族なので、元々自宅に拘束されているのはさほど好かないし(大学生の男が甲斐甲斐しく毎日夕方に帰宅して自宅に引っ込んでいてどうするというのだ)、節約モードに入っているからあまり大きなものも買わずイベントなども行かず、せいぜい片道乗り越し290円払って大和西大寺まで行ったり、近場で飯を食ったりしているが、はっきり言えばさっさと免許を取得して旅がしてみたい。原チャリでもクルマでもいいけど……。
別に遠出じゃなくてもいい。大阪でも神戸でも、あと東海、関東地方も行ってみたいけれど、それだけじゃなくて普段めったに行かない野洲以北なんかもね。とにかく行動範囲が広がったら嬉しい。
応急救護処置(first aid)訓練用人形のジェイミーくんとも仲良くなったことだし、大きなイベントは6月頭に高速教習をやって、6月中には免許が取れそうである。

プリウスVSインサイト

こんなこと御存知の方がいる必要はないが、4月からずっと、図書館で経済系の雑誌やら日経産業新聞やらを眺めて楽しんでいる俺だが、最近は石川憲二『エコカーの技術と未来』(オーム社、2010)や井元康一郎『プリウスVSインサイト』(小学館、2009)などの、一昨年のエコカー減税ハイブリッドカーの価格破壊後にリリースされた書籍や文献を読みながら、代替エネルギー車について談義するのが常になっている。

エコカーの技術と未来−電気自動車・ハイブリッドカー・新燃料車−

エコカーの技術と未来−電気自動車・ハイブリッドカー・新燃料車−

プリウスvsインサイト

プリウスvsインサイト


なぜそもそもインサイトが最初にハイブリッドで200万円を切る価格破壊に成功し、ハイブリッドの形式の違う2台が同じ価格帯で競うように売られているのか、特に複雑なシリーズパラレルハイブリッドを採用するプリウスインサイトに対抗するべく大幅に価格を下げられている点など、非常に興味深い。基本的にはプリウスのほうが複雑・高コスト・低燃費であり、ホンダにとってはあくまでハイブリッドは補助的で、将来的に全車種に搭載できるほど汎用性を持たせたがっている(トヨタも似たような発言があった気がするが)、相対的に小型でシンプルなものであるという点を知っていないと、互いのメリットは享受できないと俺は思うのだけど、いかんせんまだ「ハイブリッドカー」という限定されたジャンル内での話だから、細分化していくにはまだ台数が足りない。

プリウスαに関しては俺は大歓迎であるトヨタもSAIでラグジュアリー路線を打ち出してはいたが、車格がプリウスとあまり変わらないことや、レクサスにHS250があったりすることもあって、なんというかプリウス独走。トヨタ自体が他車種がプリウスに食われるのを覚悟で前チャンネル販売にしているというのも理由の一つ。それは、老若男女を問わずハイブリッドカーを普及させようというトヨタの心意気のように思える。

もちろんここで技術を蓄積し生産ベースに乗せておけば完全なEVになったときにノウハウが豊富にあって有利だ(現状でも日産すらトヨタからハイブリッドシステムを拝借しているのだ)というメリットはあるが、目先の損得にこだわるのではなく、自動車を作る企業として、国の交通事情・自動車事情を改善させる役割を担う義務があるという自覚があるのだろうか、と好意的に受け止めている。

あ、CR-Zフィットハイブリッドがいる現在、今となってはインサイトはやっぱり売れてないんだろうか(もともと月産5000台が目標のクルマだが)。前者2台を生み出すためにインサイトは必要な車だったけど、プラクティカルさではフィットが、ホビーとしての面白さはCR-Zが、それぞれインサイトに対して優る立場に設定されていると思うので、インサイトはひょっとして、青山のホンダ車内にあるという消えて行った車名たちの墓碑群に舞い戻ることになるのだろうか。そういうのがあるという都市伝説がある。



ちなみにHVより一歩進んだ電気自動車、うちの大学では日産のハイパーミニを採用している。インフラ問題は残るが、学内車両だとその問題もない。

基本的に航続距離と充電インフラと価格問題が常にガソリンより深刻に取り上げられがちな(ガソリン車はエネルギー効率は悪いが、燃料の確保・管理が簡単で安価なため急速に普及したのである)新エネルギー車であるが、たとえば現在完成間近のワイヤレス充電技術を路線バスのバス停に仕掛ければ、航続距離はほぼ気にしなくてもよくなるんじゃないか。そういうふうに、限定的な部分においてはガソリン車をはるかに凌ぐ利便性を誇っているのだが、とかく自動車というものは1台でどこでも、どこまででも走れるのが当たり前になってしまっているから、顧客の住んでいる地域の多様性を考えれば、なかなか局地的に開発しにくいのは理解できる。

ならば、ガソリン車の汎用性は捨てて、目的を絞ったうえで開発すればもっと普及はスムーズにできると思うのだが。車の所有の形も、それによって変わってくるかもしれないけど。