仕事ができる社員、できない社員:吉越 浩一郎

★この人の考え方は、尊敬できる、大変だけど★

■仕事ができる社員、できない社員 吉越 浩一郎 (著) \1365
 http://book.akahoshitakuya.com/b/4837924166

■内容紹介
私が経営者として絶対に手放せなかった社員とは――?

◎勝ち負けにこだわる人
◎「結果がすべて」と考える人
◎迷ったときに“厳しいほう”を選べる人
◎運、不運にとらわれない人
◎走りながら考える人
◎決着をつけるのが早い人
◎アイデアを形にできる人
◎ここぞの場面に強い人
◎敵を敵のままにしておかない人
◎女性社員を味方につける人……etc.

本書では、トリンプを19期連続増収増益に導き、
平成の名経営者と呼ばれたビジネスリーダーが、
できる社員、できない社員はどこがどう違うのか――その分岐点を挙げ、
ではどうすれば、できる社員になれるのか――その方法までを解説します。

◎この世は弱肉強食――ライオンのエサになるな
◎「成功には運が必要だが、運だけの成功はない」
◎「決断」を迫られる前に、小さな「判断」を重ねよ
◎「緊急ではない重要な仕事」にチャンスがある
◎すべての仕事に「デッドライン」を設定せよ
◎部下には「優しく」するより「信頼」してやれ
◎常に「なぜ?なぜ?なぜ?」と、自分にも人にも問え……etc.

考え方、能力、要領、性格、価値観、態度といった視点から、
仕事ができる社員になるための具体策を徹底的に指南します。

経営者から管理職、若手ビジネスマンまで必読の書!
内容(「BOOK」データベースより)
こんな「考え方」ができる、この「能力」を持っている、この「仕事の基本」を守る、この「要領」をつかんでいる、こんな「価値観」で動く。トリンプを19期連続増収増益に導いたビジネスリーダーが明かす「仕事を変える」具体策。

■目次
はじめに◎私が経営者として、絶対に手放せなかった社員とは?
・早く失敗に気づく重要性を理解する
・仕事にデッドラインを設ける
・ハングリー精神、上を目指す精神

1章◎こんな「考え方」ができる人
・普遍的な技術、資格、英語、IT、会計、マーケティング
・成功してないのに、やることやった、は趣味の世界
・仕事はアウトプットが基本
人間力:経験に裏打ちされた自信、キャパ、常に穏やかな心、理論と配慮、包容力、私心無かりしか
・上司の頼りなさを前提にその条件の中で仕事に取り組む、キリがない(上にも下にも)
・徹底的に努力する人との実力差を含めて「運」というそれでは勝つ要素は無い
・人事を尽くさずに「天明」は来ない
・やりたくないことを前向きに取り組めば社会人の一員
・自分を育てられる環境に身を置く
・40、50代がTopでないと未来がない、若者の活躍の場がない
・10倍の給与をもらうためには、馬鹿になる、とにかくやりきる、が必要

2章◎こんな「習慣」がある人
・良いイメージによって実力を押し上げる
・徹底の上、悲観して準備した上、楽観的に実行する
・最良のイメージに近づけるために工夫する
・無駄な体力は使わない、健康維持、睡眠確保
・環境は自分で作る、トップが働かないと動かない
・早朝のメリット:集中力、静かな環境、〆切り効果
・分析、常識、判断力
・TTP:徹底的にパクル
・アイデアは1%、残りの99%は各自の努力
・頂上が見えるのは最後の最後、それまでは一歩先だけが見える
・現場の努力に対して、借り物のベストプラクティスを平気で言うことは罪
・「なぜ」を繰り返す、緊急対策と再発防止策
・人間は弱い、性弱説・・・低きに流れる、それを防ぐ仕組みを作る

3章◎この「能力」を持っている人
・6割実行、現場で「ブレズ」に判断する、責任と権限
・成功するまでやる
・作る作業と片付ける作業を並行することでトータル時間を減らす
・段取力=気づいたことを実行できる力
・発想のヒントは日常の中、同じものを見ても本人の努力と工夫がなければ得られるものは無い
・あえて怒る、60%くらいで繰り返させる
・敵を敵のままにしておかないのが一流

4章◎この「仕事の基本」を守る人
・緊急度と重要度、1.緊急重要★2.重要 から実行する…俯瞰・対極
・自分を育てるのは自分自身、人から教わるものではない
・デッドラインやルーティンで時間や集中力を高める
・試験は簡単な問題から解く
・指示された以上のことを、正確に理解した上で越えて行けるか

5章◎この「要領」をつかんでいる人
・伝える力
・緊急度を優先:個人
・相応の人から求められるレベルまで自分を高めることで人脈ができる
・結果の無いものを誉めても仕方がない、成功を繰り返す
・方向転換をいとわない、称賛を惜しまない
山本五十六:やって見せ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば人は動かじ
・一般的レベルの労働者が他人に迷惑をかけてまで権利主張するべきかどうかは不明(経営側の回避努力は必要)
・女性は判断力があり、ストレートに不満を言う、遠慮する必要はない

6章◎こんな「性格」をしている人
・自分にも他人にも厳しいか?GEの4つのE
 Energy(元気)、Energize(元気づける)、Edge(極端、厳しさ)、Excute(実行)
・性弱説:性善説は結果を考えない、ボランティアNPOの様な場合のみ
・やった反省をMTGし修正する、これがほとんどない
・上に立つ人が人に好かれることなどない「結果」のみ
・自分の頭で考える理由を考え対策する、それを徹底する
・責任と権限、仕事が人を育てる

7章◎こんな「価値観」で動く人
・会社に勤めるなら私心は排す、私心=最適解か考える
・会社人生のあとの余生「本生」、ゲームである以上負けない
・残業=善 ではない
・減点か加点かより、厳しくても公平が重要
・過酷な環境の方が、改善すると無条件に良い結果が出る
・失敗に倣う、カイゼン
・会議:公平、透明、オープン、率直、俯瞰、共有
・競技上でのチームワーク、メンバーの選定は重要
・自立した個、人と違ってもよい、過去のやり方に拘泥しない
・小さな判断、階段を積み重ねていく

以上