「ハナノタネ〜愛の物語」発売

ハッシュタグつけてツイッターで盛り上がったりした池田さんの新譜「ハナノタネ〜愛の物語」。いよいよ発売だー、と思ったのに。普通は新曲の発売日って超忙しいのかと思ったら。


IKEDA_Satoshi 新曲発売日だがお休み。それは、いいことなのか?そして、することはあるけど、一時放棄して、映画館なう。新曲のご褒美。

・・・マジですか?キャンペーンでCDショップ周りとかするものなのかと思ってた。いや、私がいいとか悪いとかいう話ではないけどw まあ、らしい感じもしますが。

とかいって。かくいう自分もじつはまだCD屋さんに予約したのを引き取りに行けてなかったりするんだな、これが!・・・うう、ごめんなさい。どうにも今週忙しくて、なかなかお店に寄って帰れない。子どもが起きてるうちに帰れないって、私にとってはものすごい珍しい事態なのですよ(単にここのところ毎週、夜の時間にある講座を受けに通ってるため)。


でも、YouTubeで曲自体はヘビロテしてる。歌ってる顔見るのは、なんだか照れるんだけどさw オープニング、柔術やってるとは思えないw、つるっときれいな池田さんの手のひらに揺れる、一輪の桜の花びら。なんだかささやかな幸せの象徴のように見える。

ちょっとした風で、ふっと飛んでいってしまうくらい頼りない存在。手の中にあるうちは、あんまり気に留めてないんだけど、失くしたときにその大切さに気付かされる。そんな感じ。



歌詞は、愛すべき存在を失い、失意に沈んだ主人公がまた前を向いて歩き出す、という再生の物語なんだけど。
私のイメージではどうしても、3年前亡くなった父と、その結果一人残された母のことが頭に浮かんでしまう。
母は明るい人で、父亡き後も相変わらず元気にやってるんだけど。多分、たった一人部屋にいる時間の中で、この主人公のように淋しさと孤独にうちひしがれていた日々もあるに違いなく。

父の闘病〜逝去までと、第二子の妊娠、出産時期が結構重なってたので、父の見舞いにも十分いけなかったし、母を一人にしてしまった時間も多かったろうという後悔が自分にはあって。
そんなときの母の心の内を思いながらこの曲を聴くと、なんだかたまらなくなる。
どうしても聴いてるうちに、泣けてきてしまうのだ。


  もう一度 見上げた空 碧の中に キミの笑顔が
  歩きだす僕の後を 見送るように 見守るように
  静かに消えていった


        「ハナノタネ〜愛の物語」作詞:池田聡


死後の世界があるとは、私には思えない。父にも見守っててほしいと思うけど、実際はもう彼の思念なんてものは、跡形もなくこの世から消えてなくなってることだろう。

そうは思っていても、この歌詞にはやはりグッとくる。
本当は「キミ」がいま、ここにいようといまいと関係ないのだ。
歩きだすのは他ならぬ「僕」であり、それは母であり、私の姿でもあるから。


特別な仕掛けのある曲じゃないし、地味な印象もあるけど。
でも、ひょっとすると息長く愛されるかもしれない、そんな予感もする曲。

私のイメージの中ではすでに、この曲で年末に紅白のステージに立つ池田さんの姿が見えますよ!w
いやあ、マジで。出来れば売れてほしいなあ。リクエストとか、引き続き頑張ってみよう。

てゆーか、その前にCD引き取りにいこうよ!>自分