09/8/23

■ 帰宅して点灯したらば、黒いアレが高速で視界を横切って物陰に消えるのを目撃してしまいました。
明日駆除剤を買ってくるまでは、ヤツと一つ屋根の下で過ごさねばなりません…とか書いている現在も、いつヤツが姿を現すかと思うとかなりの恐怖です。
■ …てか、この状況で寝るのが恐いヨ! もういっそ起きているうちに、実力排除出来る位置に出現してくれよ!(T△T)



■ サークルKサンクスの『黒蜜入りワラビ餅』が美味過ぎです。
毎日毎食頂きたい美味さですが、懐が寒いので週1くらいで…でもそのうち無くなってしまいそうなのが悲しいよなぁと。

■ 『おおかみかくし』は、始めると止まらぬ罠が発動<自制心が弱過ぎる
おかげで録画番組が消化できず、例によってHDDの残量がピンチに… orz

敵は海賊・短篇版 (ハヤカワ文庫JA)
ぶぶ漬け伝説の謎―裏(マイナー)京都ミステリー (光文社文庫)
中庭の出来事 (新潮文庫)
トーマの心臓 Lost heart for Thoma (ダヴィンチブックス)
9の扉 リレー短編集
■ 未読本が山ですが、購読予定本を忘れぬようにメモ。
今月の予算を使い果たした(どころか赤字になった…)ので、来月以降に!
しかし予算もだが読書時間をどう捻出したモノか悩ましく…やりたいことは死ぬほどあるのに、時間がな〜い〜よ〜〜〜(妙な節で歌いつつ)

■ 今日は教祖とDDTの両国大会を観戦しに行きました。
以下、無駄に長いので伏せます。

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09/8/16〜8/22

■ 時間が無い上に量が膨大なので、今後はなるべくコンパクトに…てか、そもそも旧[Comic]タグからコレに変更したのは省力化が目的だったはずなのに、いつの間にか元と同じノリに戻ってたよなと思い出しました。
まー、状況とノリ次第?(^^;;)



■ 『のだめカンタービレ/22巻』
のだめカンタービレ(22) (KC KISS)

のだめカンタービレ(22) (KC KISS)

人と事の本質を見誤ったまま、よかれと思ってのだめを大舞台引き上げたミルヒーの大失敗。
のだめが抱える問題は、いずれ避けては通れぬ課題となるだろうとは思っていましたが、クライマックスを控えたタイミングでそれが顕現してこようとは。
のだめが『自分(の音楽)探し』の果てに見出すものと、辿り着く場所は…そのためにはまだ、ひと、ふた山越えねばならなそうですが、疑わぬ大団円の形がどのようなものになるかが今から楽しみです。

■ 『さよなら絶望先生/18巻』
さよなら絶望先生(18) (講談社コミックス)

さよなら絶望先生(18) (講談社コミックス)

他人の『悩み相談(の形を借りた愚痴)』と、『夢の話』ほどつまらないモノはないよなぁ。例外なのは(ぱっと思い出せる限りでは)殊能先生のコレ位かと?
あと、「面白い夢を見た」と思って寝ぼけ頭でメモを取っても、正気に返って見返すとちっとも面白くありません。というか、大抵先ず意味が分からぬモノに。
講談社は絶望キャラ絵入りの『過多書きトランプ』を商品化すればいいと思います。てか自分が欲しいので、他社でもいいので作って下さい。お願いします。
あと晴美×千里の妄想が広がりまくる描き下ろしページ…もう外伝としてふたりの過去話とか描いて下さいよ先生!

■ 『魔王/10巻』
魔王 10―JUVENILE REMIX (少年サンデーコミックス)

魔王 10―JUVENILE REMIX (少年サンデーコミックス)

完結。伊坂作品を元に構成されているとはいえ、著者氏オリジナルな展開の作品だったのに、そのオリジナルなオチまでもきちんと伊坂作品のテイストを感じさせてくれたという完璧な仕事。
描画力に構成力…これがデビューとは思えないよなぁ。はー、こんな素晴らしい作品を読めるなんて…返す返すも長生きはするモンだ。
今度はゲッサンで蝉を主役に連載を始められるとのことで、今からとても楽しみです。コレで蝉は名実共に『ヒロイン』ですな!<ちなみにこの作品を読んだ同僚ズも口を揃えて「蝉がヒロインだったな」と言っていて笑いましたよ。
著者氏には是非いずれ、『モダンタイムス』も独自アレンジでコミカライズして頂きたいものです。

■ 『あずまんが大王/3年生』
あずまんが大王 3年生 (少年サンデーコミックススペシャル)

あずまんが大王 3年生 (少年サンデーコミックススペシャル)

ついに卒業。「もっと読みたいなぁ」と思っていた夏休み部分が『補習』として描き下ろされていて嬉しかったですよ。
そしてメガネ三つ編みでニーソのよみが最強萌え!
ヤママヤーの話は当時涙ぐんだモノですが、今回読んでもやっぱりあの榊さんを守るように立ちはだかるページでぶわっと涙が…幸せになれ〜!
でもっていずれは西表島の頂点に!(オリジナルもいいですが、この新規オチも良かったですねー)
あれから10年…リアルに考えれば彼女らももう立派な大人の女性になっているはずなのですが、でもやっぱり彼女たちは(その成長を感じつつも)『永遠の女学生』たちなのですよな〜。
自分とは違う『青春』だけど、似たような感じを味わったことがある気がする…懐かしいのにずっと色あせない、そんな『思い出』の作品です。

■ 『神聖モテモテ王国/6巻』
神聖モテモテ王国[新装版]6 (少年サンデーコミックススペシャル)

神聖モテモテ王国[新装版]6 (少年サンデーコミックススペシャル)

表紙が『運命の出会い』過ぎて、その神秘の力にマジ吹きしました。相変わらず良く考えられて作られてるよなぁ。
ところで帯に『第1期シリーズ最終巻』とあるのですが、本編は何だかごくいつものペースで最終話だったワケで…第2期はいつ開始されるのでしょうか?
その日を信じて生きてきたらば今回の新装版刊行だったワケで、となればその『約束の日』は間近なんじゃよね? カバーもはき替えられたし、時代は動くんじゃよね?
…まぁ次なる建国の日々を、また気長に待ちますか。

■ 『エンジェル高校/3巻』
エンジェル高校 3 (サンデーGXコミックス)

エンジェル高校 3 (サンデーGXコミックス)

失われたルキオとサリの過去がようやく明かされたモノの、全体的に不完全燃焼の感が否めぬまま完結。
記憶のエピソードはもう少し早めに消化してサリのポイントアップへと繋げ、そこから周辺を展開した方が全体的な共感&萌えが広がったような?
『一番割を食った』とコメントされていたハルですが、むしろハルはヒロインポジションで美味しかった気がしたり(^^;;)
今作は個人的に少し物足りない気分になりましたが、著者氏の新作をまた楽しみにお待ちしております。

■ 『鋼の錬金術師/23巻』
鋼の錬金術師 23 (ガンガンコミックス)

鋼の錬金術師 23 (ガンガンコミックス)

アームストロング姉弟のタッグバトルがエクセレント&エレガント。絶対の窮地でも軸がぶれない人々の、軽快なやりとりと重厚なバトルに燃える燃える!
復讐鬼と化した大佐の壮絶な殺意と圧倒的な火力に目を見張り、存在そのものをかけてそれを押し留めた中尉の懇願に胸が引き絞られました。
一番重いのは自分の命で、けれど自分が委ねる想いが他者の命を重くし、他者から自分に寄せられる想いがまた双方の命を重くする。それはとても優しく残酷で、とても脆いのに恐ろしく強い絆。
『嫉妬』の根にあったのは、持たざる者が抱いた羨望と渇望。力と虚勢で隠し、あざ笑い続けてきたその愚かで哀れな願いを『理解されてしまった』時…彼が感じたのは羞恥であり、悔恨であり、絶望であり…充足であったのかもしれない。欲望とはすなわち、それを抱く者の在り様そのものなのだから。

■ 『3月のライオン/3巻』
3月のライオン 3 (ヤングアニマルコミックス)

3月のライオン 3 (ヤングアニマルコミックス)

背後に崩れてゆく断崖を背負いながら、その浸食の速さと競い合うように駆け出した零。焦燥で狭まった視野は彼に強力な推進力を与えたが、それは慢心を生み、舵を取る手を誤らせる。
そして自らの愚かさに恥じ入り、ひび割れた心と『かち割られた頭』を抱えて傷つきうずくまる零…けれどもう『ひとりっきり』ではなかった。
生きることに不器用な彼は、求めるものも大切なものも、心と体を苛む痛みの先にしか見付けられない。けれどそんな彼に温かい手が差し伸べられ、その手がそこにあると彼が知り、それを掴むことができるということに安堵します。
広がる視野は綺麗なものだけでなく醜いものも映し出すのでしょうが、それでも『世界』が広がれば、選べる可能性は幾筋も見つかると思うのです。

■ 『光の大社員/2巻』
光の大社員 2 (アクションコミックス)

光の大社員 2 (アクションコミックス)

伊達の一人暮らし模様を見るにつけ、彼が他人とは思えなくなってきます。
特に『一人きりの時間こそが「ツッコミ気質」を育て上げるのだ!!』には、自身の現況を省みて「ソレだ!」と激しく納得しました。
でもその真理って…何かちょっぴり寂しいよネ…(遠い目)
主任の開発品は(ハズレもありますが概ね全て)実現化に耐えうるアイデアだと思うのですが、玩具メーカーから打診とか来たりしてませんかね?
あと社長の生き様には猛烈な憧れを覚えますが、実際の上司だとたまらんだろうなぁ…ちはるさんは偉い!(^^;;)

■ 『涼宮ハルヒちゃんの憂鬱/3巻』「もうコレがオリジナルってことでいいじゃない?」と思い始めた面白さ<クレームが来そうな発言だなヲイ<でも小説が刊行されないしねぇ…
旧知のおかげでフィギュア付き限定版を入手できました。めっさかわういです。有難う友よ! 今度DVD貸して下さい(どこまでもたかるなぁヲイ…)
次巻はあちゃくらさんのフィギュアが付くといいなと熱望。

■ 『あまんちゅ!/1巻』
あまんちゅ!(1) (BLADE COMICS)

あまんちゅ!(1) (BLADE COMICS)

ダイバーの光と、引っ越ししてきたばかりの双葉。海沿いの街、入学したばかりの高校で出会ったふたりはドキドキとワクワクに導かれて、蒼くきらめく海の世界へと駆け出してゆく。
広がる景色と何気ない日常。いつもさりげなくそこにあるものの中、もし散りばめられたきっかけに気付けたなら、ささやかだけれどあったかくて素敵な出来事は、いつでも優しく私たちを迎えてくれるのだ。
…とか! うっかりゆっちゃうような、自然な柔らかさと温もりを覚える著者氏の新作。登場人物たちの愛らしさと、清々しくまばゆい世界(けれどそれは目を焼くようなものではなく、もっと透明な明るさで)。
ほんわり和むあの感覚は、『ARIA』の時と変わらずに。
今度の彼女たちがどんな新しい物語を紡いでくれるのか、以降も楽しみに待ちわびております。