極楽せきゅあブログ

ときどきセキュリティ

リファラーspamってあるの

かなあ。それってリファラーに宣伝文句みたいなの(とは限らないか)を仕込んで、とにかく参照しまくる、というヤツなのかなあ?あるいは嫌がらせ?
もリファラー意識してない人にとっては痛くもかゆくもないというか(笑)。
ちなみにあちきのところでは*1ボヘミアン・ラプソディとか、真中瞳ヌード(苦笑)とかそういうのが見えますね。なぜか「看護婦さんの画像」なんてので検索して来てる人も居るなあ。

*1:またこんなこと書くと同じ参照が増えるのか(笑)

裁判ウォッチ

裁判傍聴したのって今回初めてですが*1、意外にだらだら進むんだなあ、とファースト・インプレッションヽ(´ー`)ノ。おそらく映画とかドラマ、小説とかの裁判モノの影響だけど、準備万端でかっちり進むもの、という先入観があったので、ちょっと驚きですた。それどころか準備不足でミーティング(公判)ポシャることもあるのね(笑)。
裁判官は三人いらっしゃるんだけど、図式って言うかそういうものが見て取れます。誰が「こういうネタ」に詳しいのか、そうではないのかってところが何となくわかっちゃいますねえ。
最初のうちはわざとなのか戦術なのか、技術的な用語、論理などについてわかっていないこともけっこう多かったように見えた検察の方も、最近は用語の読みもなめらかに、激藁も「ゲキワラ」と間違えずに読むしヽ(´ー`)ノ、長足の進歩と言えそうですね。しかし、今日のネタの中で「AD2003みたいな場でわざわざ脆弱性を発表したのは、自らの技術的優位性を誇示したかったからで、このことからもとうてい適正な指摘行為であるとは言い難い」というようなことを言っていたんだけど、あれはどちらかと言えば単にしょぼいのをみんなでネタにして嗤いたかっただけだと思うなあ\(^O^)/。こう言ってはおかしいかもしれないけど、知れば知るほどにそのしょぼさが実感されてくるところを、ちゃんとアクセス制御されていた、と言いたいがために、なんか無理して「サイト管理者が見られたくない、と思ったら、技術的に見ることは可能であったとしてもいったん覗いたら不正アクセス」と言っているように思えるんだよなあ。戦い方はもっとあったと思うのに*2
一方の弁護側も、一時はちょっとどうよ?みたいなやりとりを演出したりして、ネタには困らないものがあったなあヽ(´ー`)ノ。裁判官がかっこ書きの苦笑、という感じで「結局何が言いたいの?」とか「結局どうするの?」みたいな場面もけっこうあったし。
ただ、最初のうちはこのままじゃどうなるのかなあ、うーん、とか思ったりしたんだけど、主張としては最後はうまく締めくくったふうに思えたなあ。あちきらにとっては幻の森川証言*3の一端が今日聞けたんだけど、きちっとおかしそうなところを押さえている感じがしたし。
ただ、裁判官がどう受け取っているのかというのは、ここまで聞いている限りではよくわからないんだよなあ。どちらに転ぶんだろうか。
にしてもofficeさんが最後に意見を述べるとき、唐突に添付資料ってことで山ほど紙を出してきたときの裁判官、検事の慌てぶりがおもしろかった(笑)。紙にして150枚くらいはあったかもなあ。結局手順を無視していきなり出してきたものだったので、受け取ってもらえなかったけど。
今日の公判で出てきた弁護側意見書ってのは、やはり甲南大の園田寿先生が書いたモノだった。まあこのネタに語らせるなら園田先生*4しか居ないだろうなあ。北岡先生つながりでお出まし願ったのかな。園田先生の主張はほんの一部しか聞くことができなかったんだけど、http://lawschool-konan.jp/sonoda/text/access/access.htmlこのあたりを読めばどういうスタンスでいらっしゃるかは読み取れますね。きっと詳しいレポートがもっと他のところから出てくると思うので、それを参照されてもいいかもですね。
あ、ちなみに北岡先生のところにも不正アクセス禁止法についての考察があったりします。http://www.ne.jp/asahi/lawyer/kitaoka/fusei-keihou.htmこの辺も参考になりますねー。あともうひとつ、関係者ではないんですが、尾崎先生のhttp://www.ozaki-law.jp/case001.htmlのあたりも参考になりますね。*5
っとと、参考文献って意味では重要なモノを忘れていた(汗)。高木さんの日記は必読だよなあ。

*1:結局7回公判有ったんだけど、いろいろな都合で4回しか傍聴できなかった

*2:なんてことを書くとちょっとアレゲですが

*3:やはりここが一番の聞き所だったということは今でも確信できますな(笑)

*4:あちきがこう書くのもナンだけど

*5:IEでしかちゃんと見られないみたいだけど

この日記の影響

まあ、背負ってるって言えばそれまでですが(笑)。
これまでofficeさんの事件について、特にその論点や核心について、この日記ではほとんど具体的には触れてこなかったんだけど、日記に書くことによる関係者言説への影響力ってのがどの程度のものなのかが読めなかったので書いてこなかったんだよね。もっとも、こりゃきっと考えすぎで、誰もこんな日記読んでねえよ特に関係者、というのが正しい認識であるような気もするんですが。
でもまあ、そうやって自粛してたら、どっかの放送協会と同じことにもなりかねないなあ、とか思って、この期に及んでいろいろ書いてみました。
はー、スッキリスッキリ(爆笑)。