検討問題:「七つ星を伴った冠」があるが、それは、ダビデの星+Medi

検討問題:「七つ星を伴った冠」があるが、それは、ダビデの星+Media Pointということでは


テーマ:検討問題


以下、時間がないので、メモしたことをほぼ記す。


1)Media Pointが山を造る。しかし、Media Pointは波動でもある。電磁波でもある。これが、地霊(spirit of place, genius loci)であろう。山の三角形。MP電磁波。カラズラス(『指輪物語』「旅の仲間」下1)の地霊。MPがエイドス・イデアなのだ。(p.s.  簡単に言うと、物質ないしは現象はMedia Pointから発する電磁波をもっているということである。思うに、聖地は、よい電磁波をもっているだろう。龍脈とMedia Point。ツボとMedia Point。よい電磁波と共振・共鳴するには、Media Pointが開いていないとだめだろう。今日、閉ざされている。天の岩戸は、Media Pointである。)(p.p.s.  電磁波の問題がある。今日、電磁波と考えられているものは、実は、超越性をもっているのである。言い換えると、高次元の存在としての電磁波なのである。だから、表現が難しいのである。とにかく、今日、電磁波の物質的投影を電磁波と取っているのである。超越的同一性としての電磁波である。しかし、量子力学は、単に同一性として捉えようとしているのである。だから、非局所性の問題が生じるのである。後で検討。)


2)プラトンの洞窟の脱出口(出口)がMPで、穴の中のモノと映像は、同一性構造と現象である。


3)『指輪物語』(「旅の仲間」下1、p. 212〜p. 213)のドゥリンの紋章やフェアノール王家の星とは、Media Pointに関係するのではないか。「七つ星を伴った冠」があるが、それは、ダビデの星+Media Pointということではないのか。つまり、Media Pointにおける超越性から現象性へのエネルギーの流れ▽と、現象性から超越性へのエネルギーの回帰△の結合としての交叉点・中点・原点としての Media Pointを「七つの星を伴った冠」は意味しているのではないか。


4)3と関連して、D.H.ロレンスの「王冠論」であるが、獅子が同一性で、一角獣が差異で、王冠が差異共振性、即ち、Media Pointということではないのか。ただし、問題は、獅子と一角獣の相克性である。それは、同一面で為されているのではないだろうか。簡単に言うと、キリスト教の「父」と「子」の争いである。そして、「王冠」とは聖霊を意味するのである。
 PS理論から見ると、「父」は、MPからの同一性衝動である。「子」は、同一性から差異への回帰衝動である。つまり、後者においては、同一性という連続性が残っているのである。だから、「父」=同一性と「子」=差異は相克すると考えられる。
 両者の均衡・バランスとして、「聖霊」=王冠が存しているが、それは、Media Point的様相ではある。しかしながら、それは危うい均衡である。何故なら、「子」=差異が明確に不連続化され、共振的であることに達していないからと考えられる。
 図式化すると、Media Point⇒(差異・「子」⇔同一性・「父」)の右辺に留まっていたと思われる。晩年において、差異が不連続化されて、共振化されたと考えられる。


参考:ダビデの星

http://www004.upp.so-net.ne.jp/s_honma/relax/david.htm