楽聖少女

楽聖少女 (電撃文庫)

楽聖少女 (電撃文庫)

【あらすじ】

音楽関係者の両親を持つ主人公・ユキは高校二年生の夏休み、嵐の日の図書室に現れたメフィストフェレスと名乗る女悪魔によって19世紀初頭のヨーロッパへと連れ去られてしまう。
ユキは悪魔と契約を交わしたという文豪・ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテの新しい身体として連れて来られたという。
メフィストフェレスに日本人としての本名すら奪われてしまったユキは、大作家ゲーテとして生活を送る傍らなんとか現代日本に戻る方法を探すが、その途上で一人の少女と出会う。
その少女の名はルドヴィカ・ファン・ベートーヴェン。あまねく知られる天才音楽家と同名であった。

杉井光の新シリーズ。
クラシックを主題においた感じのラノベ。にも関わらず杉井光のロック愛が端々に見られるような・・・
途中まで読んで微妙っぽいな〜と思ってあまり集中せずに読んでしまったので、余計よく分からんくなりそんなに楽しめませんでした。
杉井光ノリみたいなのは存分に出てた。そして杉井光小説に共通するように主人公、ヒロインの性格が相変わらず今までの別の杉井作品と同じだった笑

クラシック全く分からんので、クラシックの曲名が出てくるような小説読んでると自分の教養の無さを感じる・・・

“誰にも聞こえていない音楽は音楽じゃない。ただ空気が震えているだけだ”