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結局1票の格差問題を解消しないまま12月14日に衆議院議員選挙が行なわれようとしている。自分らにとっては都合の悪いことは先送りの連荘でうやむやにするのが当たり前となっているが、裁判所の判決でいくら違憲と判決が出てもほぼ無視というのはいかがなものか。
結局裁判所の判決も“罰則”がないだけに反古にされ続けている。司法とはなんぞや?と思わざるを得ない。。。
そして、現在家宅捜査など特捜部の捜査が入っている元経済産業大臣小渕優子議員をはじめとする政治とカネの問題も大きくなる前(大事になる前)にうやむやにしようとしている“裏”が見え隠れする。政治とカネにまつわる疑惑を持たれている議員の出身地(出馬地域)を見れば一目瞭然であるが、どいつもこいつも“地方議員”ばかりである。
これで「地方創生」とかをでっち上げても議員の体質が田中角栄時代から何も変わらない金脈であっては腹立だしいだけである。真面目に働いてキチンと税金を納めている人間がバカを見る世界である。悲惨なものだな、、、


今回の景気後退は単に今年4月の消費税8%の影響だけではないことはハッキリしている。政府与党が経団連の言いなりにアレもコレもと労働者からさらにカネの徴収を行なった結果、悪性インフレ(税金のみ)をまねいたことも見逃せない。為替が円安になって生活に密着しているもの、たとえば電気料金も大幅値上げになったし、食料品をはじめとする輸入物価も高騰。サラリーマンの所得が増えなくても毎年厚生年金をはじめとする社会保険料は上昇している。
結果としては多くの株式などを保有している資産家や年収数千万円以上の超高所得者のみが「ウハウハ」だっただけ。
直接税を納めていない者には関係のない話だが、本当の意味での報われない所得層こそテコ入れしなければ経済対策にはならない。年金受給者にカネをばら撒くなど無駄以外のなんでもない。今の年寄りは若い現役世代よりはるかに恵まれていることを肝に銘じておかなければならないくらいだ。


今回の選挙、表向きとその裏を考えたら投票に行くこと自体までが馬鹿馬鹿しく思えてくるのはオレだけではないと思う。。。
選挙を行なえば、当然多額のマネーも動く。政治家に手をスリスリしているハエのような存在の輩だけが年末のモチ代稼ぎを行なえるというのも腹立つ。しかしそういう輩ぐらいしか選挙に参加しないだろうというのも予想できる。
晩秋の枯葉のように虚しさだけが残るなぁ、、、