近況や最近思ったことなど

ヨルムンガンドの5話〜8話とキルミーベイベーの9話〜11話を見ました。ヨルムンガンドはひたすら丁寧に段取りで伏線をばらまいている印象があるが、常に飽きさせないという印象。ただ、8話の「モンド・グロッソ」だけは少しヤバかった、ナイトレイドの1話のヤバさほどでは無いが。

キルミーベイベーは、深夜という緩和分を差し引いても、これをよく地上派で流せたなと思ったが、よくよく考えてみると「退屈」という印象を持つ作品は他にも沢山あるのでまだマシなのかも。ただ、こんなアニメでレイアウト凝ってると「これ以下」がある事に色々複雑な気持ちになる。

ガンジーが助走つけて殴るレベル」とはよく言ったものだが、世間はニャルラトホテプという神格への理解が足りない辺り、真の意味で「クトゥルフ神話」が流行するのはまだ先の話かもしれない。そういえばニャルラトホテプで思い出したが、ニコニコ動画におけるTRPGの話。クトゥルフ神話TRPGにおいて「ニャル子」がブームの一躍を担ったという説があるが、人気動画の「やる夫」や「ゆっくりみょん」とかは兎も角「SAN値が下がるクトゥルフ」だとニャル子どころかアニメ的な要素なしで10万再生だから世の中何が流行るかわからん。

ここで更にファンタジー系のTRPGに波及してブームが加速するかは、完全に予想不可能と言った感じ。この辺旧来の「ファンタジー系に対するアレルギー的なもの」vs「魔王勇者系のブームにより新規ファンタジーブームの到来」のどちらの現象が有効に働きうるのか、個人的に注目してる部分ではある。

逆にマインクラフトはブームの最盛期を超えた予感がする。次のバージョン更新内容が魅力を感じるものではなく更には本の製作に制限が入ったりとプレイヤーにも魅力がないのも影響してるのだろうが、まぁ実際は過熱しすぎたブームが沈静化してるだけだろうな。

TRPGとマインクラフトを単純に比較すると、ブームを失速させない条件って、どうやって「受け手をガッカリささないかという環境」をいかに作り得られるかが一番大きい条件になるのだと思う。