明石ひとまるアンサンブルコンテスト 2023再スタート

今年で41回を迎える,明石での吹奏楽登竜門。

第27回ひとまるアンサンブルコンテスト報告・2011.2.14

会場入りAM8:30。明石市民会館アワーズホール付属のモンデンコーヒーにひとまる倶楽部会員5人が勢揃。開会式と表彰式には参加。他有志が会場の特設席に姿を見せる。
驚いたのは本日審査をお願いしている先生方6人のうち、たぶん3人の先生は明石出身で、このコンテスト出場経験者。そうなんだ27年という年月はそれだけ幅広く成長しているんだ。
もちろんその先生方に共通しているのは、現役出場の時、すでに一頭抜け出た存在で、その後が嘱望されていたことであります。原石の輝きは覆い隠されることなく、成長を続けてゆく。
我々はほんのお手伝いができれば、これほど嬉しいことはありません。
思いがけず、開会の御挨拶を任されて、言いたいことの半分も言えなかったことを反省しながらも、会場の皆さんに無理やりの拍手を求め、あと10年は続けましょうと約束できたことが、最大の収穫でした。
しかし怖いもんですね。特に中学生レベルでの演奏の出来不出来は、まるで先生方の資質と熱意を鏡の如く写し出していて、このコンテストは先生方の通信簿であることに気がついた。
あるいみ、先生方は歳を取りましたね。昔、しゃにむに突っ走っていた先生も、ある意味要領をかましているように見えた。この程度で出演させるなよと言いたくなる出来のグループも正直ありましたね。
先生方の切磋琢磨の時期はとうに通り過ぎて、それぞれが自身の定位置に身を置いて疑わない。
こうなれば、少々生徒が可哀想。今後の問題は、この団塊の先生方後の中学校の新鮮な指導者の出現・引き継が上手く行くか行かないか。
こまで考えておかないと、明石地区の近年の中学レベルでの低迷にいっその拍車をかますことになりかねない。
高校レベルでは、明石南の自信にあふれる演奏が目についた。やはり勢いのあるバンドはモノが違った。
城西は相変わらず金管が良く鳴った。
明石高校のクラリネットも良かったんじゃないかな。
高校生ともなると、うまくなろうとの勢いはだれも止められないんだ。
ふとタコフィルならぬ、タコブラスを中学・高校それぞれに選抜して、好みのバンドを編成してみたくなった。