クロサワはどうした!

今日の朝刊は、おそらく各社とも共通かな?
と思ったら、日経は年金目減りが一面のようです。
朝日・1面トップ見出しです。

おくりびとアカデミー賞
外国映画賞日本映画で初

とあります。
暗い話題が多いので、明るい話題各社飛びつきますね。
私、この映画見ていません。
去年は映画館2回しか行ってません。
賞を取ったから見るって言うのは自分の見る目がないようでチョット悔しいですね。
でも気になります。
本木さん、イスラエルの作品「戦場でワルツを」が受賞すると思った。
と朝日社会面に書いてありました。
イスラエルガザ地区への爆撃がこの作品の賞授与への妨げになったのかもしれませんね。
話チョット変わりますが、村上春樹さん「受賞するな」の声を聞きながら、イスラエル文学賞受賞して、受賞スピーチでイスラエルの爆撃非難しました。
これって、勇気があって、とっても素敵な選択だったと思います。
アカデミー受賞させてしますと、受賞者が爆撃非難するスピーチはしにくいですね。
しかも、そうではなくてもアカデミーが爆撃を支持した様な雰囲気も、
「だから」って言うのを感じています。考えすぎでしょうか?
この作品本当にいい作品だったら、そうもいかないとは思いますが、政治的理由を抜きにして純粋に作品だけを見て賞を授与できるようになれば良いなと思います。
でも、政治抜きっていうのはナカナカ難しいのかもしれません。
村上さん日本人だから出来た気もします。
パレスチナ問題日本て今まで利害関係が米英仏独に比べるとあまりないので、和平に向けて何か出来そうな気がします。
勿論「外交的」にですよ。


話映画に戻して。
朝日の記事で触れられていなかったので書きますが。
アカデミー外国映画賞。
ソビエト映画ですが、日本人監督受賞しています。
ですので、日本映画で初って書かれているのですね。
受賞監督は世界のクロサワですよ。
デルス・ウザーラ
で受賞しました。

デルス・ウザーラ [DVD]

デルス・ウザーラ [DVD]

1975年の作品です。
ウィキペデアです。
デルス・ウザーラ - Wikipedia
こっちの作品は、以前実家のCATVで見ています。


#後述
今日の朝刊よく読んだら2面時時刻刻で、デルス・ウザーラについて書かれていました。
私の間違いそのままにして訂正しておきます。
もう一つ書くと「戦場でワルツを」なのですが、こちら↓
Variety Japan
にあるように1982年のイスラエルレバノン侵攻を描いた、反戦映画のようです。
監督さん受賞したら、ガザ地区へのイスラエルの攻撃非難知るスピーチしたかもしれないし、
イスラエルの軍事行動を非難するような作品に外国映画賞与えるような作品かもしれません。
大逆転みたいな書き方されていますが日本発の「おくりびと」は今の時代に世界中に訴えるものがあった!
そういう事と、とらえてもいいかもしれませんね。