ラーゼフォンの感想

suzaku20032006-03-26

第1楽章 首都侵攻

東京の高校生・神名綾人は、試験会場に向かう途中、突如上空に現れた謎の航空部隊の攻撃に遭遇した。破壊された街で、綾人は不思議なムードを持つ少女・美嶋玲香に出逢う。公安を名乗る青い血の男たちが綾人を拉致しようとしたとき、謎の女性・紫東遙がその危機を救った。だが、彼女までもが銃を突きつける。混乱した綾人は、玲香に導かれるよう にして、地下神殿にたどりつく。そこで彼は、巨大な卵を目撃するのだった。そして、美嶋に「目覚めなさい」と言われ綾人は「ラーゼフォン」と言って、巨人のラーゼフォンが出現した。


第2楽章 神人(しんじん)目覚める


綾人は、卵から出現した巨大なラーゼフォンに意識が同調していた。戦闘機とドーレムなる謎の兵器の間に割って入ったラーゼフォンは、強大な力を発揮する。すべては消失し、 何事もなかったかのように日常が戻った。綾人が目を覚ました場所は病院だった。怪我をしていなかったけれど、綾人は謎の記憶が蘇った。綾人は学校に行った。綾人は、美嶋の話をしたが、朝比奈&鳥飼は綾人が何を言っているか分からなかったが、美嶋が現れた時、何故か、朝比奈&鳥飼は美嶋の事を思い出した。しかし、事件は幻では無かった。「真実を見せる」と遙に言われ、綾人はついて行く事にした。だが、飛行機が操縦不可能になった。綾人は、再び玲香に導かれてラーゼフォンと同調、体内へと入っていく。ついに綾人の目覚めのときがきたのだ。綾人はラーゼフォンの中に入ったが、綾人は謎の記憶が蘇り、動揺した。そこで、綾人は、母さんを目撃し、母・麻弥の血が青い! 綾人は衝撃を受けた。


第3楽章 二人の街


攻撃されたラーゼフォンは綾人と完全に同調してドーレム・フォルテシモを粉砕を倒したが、美嶋は行方不明になってしまった。そのまま「回廊」を形成して飛び去った。外から故郷を見た綾人は、「TOKYO JUPITER」と呼ばれるものを目撃する。ついに遙の口から真実の知らされるときが来た。謎の存在MUに占拠された首都は、不思議な膜に包まれ、住民は偽りの生活をさせられていた。綾人と遙は数日生活する為に必要な物を探した。しかも外部とは、12年もの時間差が生じていたのであった。


第4楽章 自分の時計


TERRA特務航空母艦リーリャ・リトヴァクに収容された綾人。それは、不思議な少女・如月久遠をはじめとする多くの人との出会いの始まりであった。ラーゼフォンオーパーツとして特設輸送艦ユリシーズに移され、「TOKYO JUPITER」から来た綾人も監禁されてしまう。そのとき、深海から新ドーレム・グラーベが接近、攻撃を仕掛けてきた。そして、綾人の叫びに応えるように、ラーゼフォンはワイヤーを引きちぎって起動するのだった。綾人は、いつの間にかラーゼフォンの中に居た。ラーゼフォンは、新ドーレム・グラーベを倒した。そして、ラーゼフォンは、水槽の中に入った。


第5楽章 ニライカナイ


綾人のドーレム撃退によって、ラーゼフォンの連合への移送は中止、TERRAの本拠地ニライカナイ島のネリヤ遺跡に置かれて運用されることになった。その身体は綾人と如月の似た模様が出ていた。綾人もTERRAの一員として迎えられる。如月博士の色々な案内で、新しい家へ案内される綾人。そこは遙が妹の恵と同居している六道家だった。恵は綾人にこの街の案内をした。夕食まで恵と過ごした静かな時間、遙とエルフィの酒乱ぶり、猫のブチの大暴れの中で、綾人の心は開いていく。