森村泰昌氏の記事
日経の夕刊(6/1)、最終ページの「ニッポン写真の革新者たち」という連載で、
森村泰正氏の制作活動についての解説が載っています。
”入門講座”と銘打っているだけあって、大変平易でわかりやすいと思います。
ただこの記事ではどういった方法で「写真」が表現されていったのかが主眼点になっていますが。
"1980年前後から「コンストラクテッド・フォト(構成された写真)」
「ステージド・フォト(演出された写真)」といった「作る」写真の動きが生まれてきていた。
ところが日本の写真家たちは、写真は現実世界をストレートに記録し再現するというもの、
という固定観念から抜け出せずにいたのである。
そんな中、「コンストラクテッド・フォト」に挑戦していったのが森村泰昌だった。"
以前、森村氏の作品について書いているので参照してください。
http://d.hatena.ne.jp/syn_chron/20060516
新聞記事に添えられていたのは
「『恋の片道切符』はもう古い」(2004年)でした。
これはゴヤの版画「ロス・カプリチョス」からモチーフを採った作品です。
写真の中の人物は皆、森村氏が扮しています。
森村氏のコメント
「今や恋のお相手もケイタイやパソコンでゲットする時代。
人間の関係や感情はそれでどう変わっただろうか」
『SQUAttER(スクウォッター)建築×本×アート』大島哲蔵
- 作者: 大島哲蔵
- 出版社/メーカー: 学芸出版社
- 発売日: 2003/06
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 7回
- この商品を含むブログ (11件) を見る
このブログを書き始めてから、
とにかく手にとった本はほとんど完読してきました。
でもこの著書を読み始めてから2週間近く経ちますが、
なかなか読み進むことができません。
結構参考になることは書かれてるのに、今の私には難解です。
読んでいると意識がとんでいくんです。
恥ずかしいけどいったんとりやめておこうと思うので、忘れないようにメモ。
「素顔のコルビュジェ(本当に?)」を読むとルネ=ブッリの写真集を探したくなるし、
「詩的抵抗の庭ーストーニィパス」の項を読むと
デレク=ジャーマンの『The Garden』がまた観たくなった。
そんな感じでいろんなことに目を向けたくなる。
Le Corbusier: Moments in the Life of a Great Architect
- 作者: Arthur Ruegg,Rene Burri-Magnum
- 出版社/メーカー: Birkhauser Architecture
- 発売日: 1999/07/01
- メディア: ハードカバー
- この商品を含むブログ (3件) を見る
- 作者: Rene Burri
- 出版社/メーカー: Phaidon Press
- 発売日: 2000/01/03
- メディア: ハードカバー
- 購入: 1人 クリック: 2回
- この商品を含むブログ (6件) を見る
- 出版社/メーカー: アップリンク
- 発売日: 2000/06/26
- メディア: DVD
- クリック: 32回
- この商品を含むブログ (21件) を見る
森村泰昌氏の記事
日経の夕刊(6/1)、最終ページの「ニッポン写真の革新者たち」という連載で、
森村泰正氏の制作活動についての解説が載っています。
”入門講座”と銘打っているだけあって、大変平易でわかりやすいと思います。
ただこの記事ではどういった方法で「写真」が表現されていったのかが主眼点になっていますが。
"1980年前後から「コンストラクテッド・フォト(構成された写真)」
「ステージド・フォト(演出された写真)」といった「作る」写真の動きが生まれてきていた。
ところが日本の写真家たちは、写真は現実世界をストレートに記録し再現するというもの、
という固定観念から抜け出せずにいたのである。
そんな中、「コンストラクテッド・フォト」に挑戦していったのが森村泰昌だった。"
以前、森村氏の作品について書いているので参照してください。
http://d.hatena.ne.jp/syn_chron/20060516
新聞記事に添えられていたのは
「『恋の片道切符』はもう古い」(2004年)でした。
これはゴヤの版画「ロス・カプリチョス」からモチーフを採った作品です。
写真の中の人物は皆、森村氏が扮しています。
森村氏のコメント
「今や恋のお相手もケイタイやパソコンでゲットする時代。
人間の関係や感情はそれでどう変わっただろうか」
『SQUAttER(スクウォッター)建築×本×アート』大島哲蔵
- 作者: 大島哲蔵
- 出版社/メーカー: 学芸出版社
- 発売日: 2003/06
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 7回
- この商品を含むブログ (11件) を見る
このブログを書き始めてから、
とにかく手にとった本はほとんど完読してきました。
でもこの著書を読み始めてから2週間近く経ちますが、
なかなか読み進むことができません。
結構参考になることは書かれてるのに、今の私には難解です。
読んでいると意識がとんでいくんです。
恥ずかしいけどいったんとりやめておこうと思うので、忘れないようにメモ。
「素顔のコルビュジェ(本当に?)」を読むとルネ=ブッリの写真集を探したくなるし、
「詩的抵抗の庭ーストーニィパス」の項を読むと
デレク=ジャーマンの『The Garden』がまた観たくなった。
そんな感じでいろんなことに目を向けたくなる。
Le Corbusier: Moments in the Life of a Great Architect
- 作者: Arthur Ruegg,Rene Burri-Magnum
- 出版社/メーカー: Birkhauser Architecture
- 発売日: 1999/07/01
- メディア: ハードカバー
- この商品を含むブログ (3件) を見る
- 作者: Rene Burri
- 出版社/メーカー: Phaidon Press
- 発売日: 2000/01/03
- メディア: ハードカバー
- 購入: 1人 クリック: 2回
- この商品を含むブログ (6件) を見る
- 出版社/メーカー: アップリンク
- 発売日: 2000/06/26
- メディア: DVD
- クリック: 32回
- この商品を含むブログ (21件) を見る