さいたまスーパーアリーナで行われた「UFC JAPAN」を見てきました。
本日はメイン、アンダーカードを含めて全12試合。
個人的に印象に残ったカードの感想です。
①第一試合の田村一聖対ジャン・ティエカン
2Rで田村選手の見事なKO決着。
昔、総合格闘技といえば密着の長い試合って印象がぬぐい切れなかったのですが、これで「こういう短い試合もあるんだ」って思わせてくれた試合。
②4試合目の山本KID徳郁対ヴァウアン・リー
KIDの負け・・・、なんか残念。
昔はもっと良かったはずなのに、打撃系は弱いですね。
③五味隆典対光岡映二
本日唯一の日本人対決。
会場の雰囲気は、元プライド王者五味選手への声援が多かったです。
そんな五味選手も、1R後半はピンチの連続でゴングにホーンに救われた感じでした。
2・3Rで立て直してTKO勝ち。
UFCのリングでも王者になってほしいです。
④アンソニー・ペティス対ジョー・ローゾン
鮮やかなKO勝ちのペティス選手勝利でした。
時短になって良かったです。
⑤日沖発対バート・パラゼウスキー
日沖選手の判定勝利。
圧勝って感じでした。
KOできたかなって気もしますが、これくらい安心して見えるなら判定でも良いかな。
⑥岡見勇信対ティム・ボウシュ
岡見選手、まさかの逆転負け。
2Rまでは順調だったような気がするだけに、なんで負けたのかな?って思います。
ただ、ボウシュ選手も言ってた3Rのパンチが当たってからが気の毒。
凄い角度でえぐるように打ってたアッパー気味のパンチで「あー、終わった」って思いました。
残念な試合です。
⑦秋山成勲対ジェイク・シールズ
個人的な意見ですが、秋山選手はヌルヌル以降好きじゃないです。
今日も口がヌルヌルしてたのか、マウスピースがなかなかうまくハマりませんでした。
ちょっと光ったのは柔道やってただけあって、投げ技が速くてうまかったです。
が、打撃が弱いですね。
判定で負けました。
⑧マーク・ハント対シーク・コンゴ
ハント選手はK−1で見てましたが、UFCでは初でした。
入場時はコンゴ選手が勝ちそうな感じでしたが、ハント選手の完勝でした。
この試合も熱く燃えた試合です。
⑨ランペイジ・ジャクソン対ライアン・ベイダー
この試合はランペイジ選手の入場が最大の見どころでした。
やっぱり、大音響で大きい会場でPRIDEのテーマを聞くと熱いモノを感じます。
⑩フランク・エドガー対ベンソン・ヘンダーソン(写真のカード)
この試合だけ5分5R。
よく両選手とも5R闘ってあの動きが出来るなぁって感心しました。
ライト級なだけに、素早い動きの攻防は前2試合のヘビー級の重い試合とは違って、目の離せない試合でした。
あと2試合も面白かったですよ。
福田選手の「パワーホール」は本家のそれより軽くテンポよく聞こえました。
後、水垣選手ってあれで3−0の負け?なんで?おかしくない??
95年に武道館でバーリ・トゥードを見たり、00年にコロシアム2000を東京ドームで見て以来の総合格闘技だったし、初のUFCでしたが見やすい試合が続き、6時間トイレも行きませんでしたが、あっという間でした。
UFCが今の体制になって、ルール見直しとかをしたとTVや雑誌で取り上げられてましたが、その感じは分かりました。
よりTV向けなルールと雰囲気になっていて、これならTVで見てても飽きないでしょうね。
アメリカのこういうイベントって対岸のWWEは良く見てますが、今日のこれを見て、ちょっとこの先も注目していこうかなって思ってたりしてます。
WOWOWに入るかどうかってのは、もう少し考えますけど。
熱く、楽しい1日でした。
あっ、朝9時半スタートってところだけ、辛かったです。
アメリカのいい時間に合わせるためだったらしいですけど、8時半にさいたまスーパーアリーナにいましたが、グッズ(Tシャツ、パンフ)を買って、中に入ったら試合開始ギリギリでした。
それに、朝から総合格闘技って、朝起きて空腹時に天ぷらや焼き肉食べる感じでした。
格闘技好きなんですけど。
絶対ないけど、WWEがPPVやるってなったらこうなのかな?
WWEの全世界中継の時は、日本の良い時間にあわせてくれたんですけどね。
アメリカの生放送に日本から参加するのは大変ってことですね。
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