French Pound House

苺のショートケーキ

この前、ガトー・マスダへ行く前に、板橋区のケーキ店のレベルを知ろうと、ちょっとだけ調査したら、ぶっちぎりでガトー・マスダの評判が良かったのですが、「常盤台のフレンチパウンドハウスが良い」という意見があって、どこかで聞いたような名前だと思って調べたら、巣鴨にある店の支店だと判明。板橋区くんだりまで出かけるのも面倒くさいので、巣鴨で済ませました。
やや高級な住宅街と、猥雑な感じの街のちょうど境目ぐらいにお店があります。
下記の価格はすべて税別です。

苺のショートケーキ・ブラン
写真手前。写真の通り、「苺のショートケーキ」シリーズはすべて同じ形、同じ大きさ。そして、いずれも苺が3個載っているのですが、天辺に苺ソースが付けられている。また、いずれもスポンジとクリームの間に苺ソースが塗られている丁寧さ。このブランはノンアルコールとの事。甘くておいしい。570円
苺のショートケーキ・ルージュ
写真の一番奥。ブランと違ってキルシュ(さくらんぼ製の洋酒)が使われている。ブランよりややピンクがかった色のクリームである。とても甘く、アルコール臭もない。ブランを超える殿堂入りのおいしさ。570円
苺のショートケーキ・ショコラ
ショートケーキじゃなくって、もはやチョコケーキじゃん。やはり苺が3個載っているのですが、天辺に苺ソースが付けられている。そして、やはりスポンジとクリームの間に苺ソースが塗られている。他の2種類に比べ、味は落ちると思った。600円
はちみつ生ロール
ラベンダーの蜂蜜を使ったロールケーキ。見た目、スポンジはぱさぱさしてそうだったが、しっとりふわふわだった。スポンジはケーキ内部までそれほど侵入していない。こういう巻き方のほうが難しいと聞いた記憶が。生クリームの中にはキルシュ漬けされたと思われるさくらんぼが入っていて、全体的にキルシュ味で、名前や見た目と違って、あまりお子様向けではなかった。360円
ポロネーズ
注文時に店員に「洋酒の匂いが強いですが、よろしいですか?」と言われた。直径8cm×高さ7cmぐらいか。アーモンドスライスと粉砂糖がかかっている。上のクリームはメレンゲのようにシュワシュワとした食感で、洋酒の匂いはしない。中はカップケーキみたいなものが入っていて、それがくり抜かれてカスタードクリームが詰められており、これが洋酒の匂いがきつい。カスタードクリーム内には5mm角ぐらいにカットされたイチゴやさくらんぼや桃などのフルーツが含まれていた。483円
タルレット・レガル
フルーツのタルト。直径6cm。ブラックベリー、苺×2個、ブルーベリー×2個、木いちご×2個、ピンクグレープフルーツが載っている。タルトの土台の中にはカスタードクリームが入っていて、上面にはサワーな味のクリームが塗られている。どうしてそんなクリームを使っているのか私には理解できない。460円
シュルブリーズ
モンブラン。高さ9cm。てっ辺の真下の内部にもマロングラッセが入っていて、マロングラッセがほっこりしているのが気に入った。内部は生クリームの下にチョコレートでコーティングされたスフレ菓子。そして土台はなんと、ガトーショコラだった。ガトーショコラはしっとりしている。なぜそんな組み合わせになったのか理解できない。460円
和栗のモンブラン
高さ6cmとずんぐりとしている。マロンソースは甘栗食べているような、そのまんま栗な味でおいしい。内部は生クリームで、和栗の甘露煮半かけらが入っている。土台はチョコレートでコーティングされたスフレ菓子(硬い)。460円
エペス・バナーヌ
半透明な飴細工の裏側にはキャラメルゼされたクルミがあった。バナナのムースがオレンジのゼリーでコーティングされている。バナナのムースの中にはバナナのパウンドケーキのかけらが含まれていた。甘くておいしい。473円
ムース・オランジェ
オレンジの甘露煮が載っている。さわやかな酸味のあるオレンジのムース。普通においしい。483円
かぼちゃのチーズケーキ
ナッツを含んだクッキーの上に載っている。中身は黄色い。ほとんどかぼちゃの味で、チーズの味は分かる人にしか分かるまい。甘くておいしい。420円