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2013-08-28

お子様向け日本軍大活躍「過激描写」画像

01:49 | お子様向け日本軍大活躍「過激描写」画像を含むブックマーク お子様向け日本軍大活躍「過激描写」画像のブックマークコメント

話題の「はだしのゲン」、作中の「過激な描写」に「簡単に子供が閲覧できる状況にしてほしくなかった」という松江市教委福島律子前教育長の言葉をニュースで拝見しました。

著者の故中沢啓治さんが、表現上の工夫や配慮をこらして描こうとした内容にあえて触れずに、とにかく「過激な描写」だからと図書室の閉架に押しこめたわけですね。

「過激な描写」に弱い教育委員会のみなさまも、皇軍が大活躍するこんな絵本ならば、史実でなくてもまったくOKだったのではないでしょうか。


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支那事変大手柄絵話』大日本雄弁会講談社、1938年


▼太田特務兵の大手柄

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▼馬詰准尉の三十六人斬り

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▼アッパレ徳安上等兵

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『漢口攻略 皇軍奮戦画報』大日本雄弁会講談社、1939年


▼柳上等兵の五十二人斬り

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▼村上上等兵の一番乗り

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▼敵将と一騎打ち

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トーチカをけむり攻め

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▼長島部隊の大奮戦

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……まだまだあるのですが、キリがありません。

つい70年ほど前の日本では、こうした皇軍の奮戦ぶりが「子供を良くする絵本」として、幼児・児童の情操教育に活用されていたのでした。

いわゆる《当時の価値観》ってやつから見たら、松江市教委を恫喝して「はだしのゲン」の対処を迫った自称「愛国者」のバカ者どものふるまいはどう見えるのか、興味津々ですね。

ともあれ、本当に「残酷な描写」ってやつは、こんな流血と殺戮の図なのではなく、「ヤサシイ日本ノ兵隊サン」と中国の子どもたちを描いたこのページではないかと、私は思います。


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aikoku_senseiaikoku_sensei 2013/08/28 14:57 これのどこが過激なのですか?私にはすべて真実にしか見えませんが?

周 2013/08/28 16:07 国民革命軍兵士が被っているシュタールヘルムの形が良かったり悪かったりで微妙・・・ 当時のイラストレーターからすれば描きにくかったのかしらん。

ななしのごんべななしのごんべ 2013/08/28 17:01 で?これが小学校の図書館に置いてるって言うわけ?バカなの?死ぬの?

なまえはまだないなまえはまだない 2013/08/28 17:10 昨今チャイニーズやコリアンの反日とかが流行ってる時になんで面倒な事するの?
訳わからん 教育委員会の暗部にきっと隣の国の奴等がいたんだろうなぁって思う

あ 2013/08/28 19:42 「日本人はみな清く正しく美しい正直者です!!!」
と盲信する人々には実に都合の悪い資料ですね…w

CC 2013/08/28 20:58 中国人民解放軍の工作員がいますね

通りすがりです通りすがりです 2013/08/28 21:22 歴史的な意味で価値のある画像だと思います。仰るとおり、当時の価値観が絵で表現されているからです。
また、「はだしのゲン」の閲覧に制限を加えようとした判断も間違ったものだと自分は思っています。
ですが、このような絵本であれば満足だろうというあなたの憶測には、義憤に基づくものと言えども賛成できません。上記の文章と画像の組み合わせでは逆説的なプロパガンダではないでしょうか?
しかし先にも申し上げたとおり、画像自体は当時の価値観を端的に現しており、日本人の価値観の変遷や現代の世界情勢(個人的には北朝鮮のポスターのような印象を受けた為です)を見る上でも非常に興味深いものであり、それをネット上で発表していくことは非常に意義深いことだと思います。

たむらたむら 2013/08/29 09:21 論点がぶれぶれで何を言いたいかわからないですね。日本語が苦手のようですね。
こんな絵本が「図書室に置いてもいい」なんて、思うわけないでしょうw

日本人日本人 2013/08/29 09:58 素晴らしい絵本ですなぁ。勇猛果敢な日本兵。しかし、首が飛ぶわけでもなく、妊婦が腹を裂かれるわけでもなく、女性の股間に一升瓶が蹴り込まれるわけでもない。

多少の誇張はあるかもしれないけど、ねつ造はないもんねぇ。

特に最後のやさしい兵隊さん。記録写真にも残ってる、歴史の真実ですよ。

こりゃあ、ヤブヘビでしたな。

あ 2013/08/29 10:13 子供の教育という観点において、内容の真偽は重要ではない。
この絵本が戦争のごく一部を断片的かつ偏向的に纏め上げたプロパガンダであることを見抜けないような子供には見せるべきではない。

mhmdmhmd 2013/08/29 14:51 ((( アッラーのほかに神はなく、ムハンマドはアッラーの使者である)))


(私はアッラーのほかに崇拝に値するものがないことを証言します。)

( そして私はムハンマドがアッラーの使者であることを証言します)

イスラムの紹介

http://alslamjp.blogspot.com

aresuaresu 2013/08/29 17:06 どっちにしろ子供を馬鹿にしてんだろ
ゲンを読んだからって、別に左翼になるわけでもなく、この日本軍の本を読んだからって右翼になるわけでもない
自分らだって子供の頃が合っただろうに、なんでそれがわからんのか

そもそもゲームに恵まれた今時の子供が、フィクションと現実の見分けはよく付いている。例えばミステリーゲームをやったらその辺で完全犯罪をやりたがるかって言うとそうでもない
これだけゲームが普及したが、それに逆行して少年犯罪は戦後減り続けている(人数あたりの割合も)

ふくうちふくうち 2013/08/30 00:07 どいつもこいつも右も左も閉架書庫ってものを理解してないなー
簡潔に言えば、立ち読みが出来ないようにするってだけ

閉架管理は普通のどんな図書館でもやってることで、新刊だったり、貴重な本だったりする場合や、イタズラ防止や今回みたいに「ふさわしくない」って理由もある
書棚が手に触れられるか奥にあるかの違いで、申し出れば借りたり読んだりできる(雑誌でよくやる貸し出し制限とは別)

ギャーギャー喚き散らす連中のせいで、閉架管理=言論の自由を奪うなんて的外れなことになってしまった

まさやまさや 2013/08/30 02:10 過激な描写だからではない、事実とはまったく異なる嘘の描写だからこそ、「はだしのゲン」は廃棄すべきなのです・そんなことも分からない人間がこの世にいるとは

まさやまさや 2013/08/30 02:10 過激な描写だからではない、事実とはまったく異なる嘘の描写だからこそ、「はだしのゲン」は廃棄すべきなのです・そんなことも分からない人間がこの世にいるとは

いやぁいやぁ 2013/08/30 10:35 ネトウヨの皆さん、ここでゲンの憂さ晴らしですか?

時々拝見時々拝見 2013/08/31 09:43 小林よしのり師、たしか、中国女性ゲリラ数人に大日本帝国陸軍一個中隊が、あっと言う間に殲滅された「事実」をかいてました。顕彰碑ものですな。トンデモ反日ドラマの元ネタかも。

oyashirooyashiro 2013/08/31 10:16 ご指摘の通り、国府軍のM36が警防団やスペイン軍の鉄兜みたいな形で描きにくかったのだろうな…と。

一方で(報道写真をトレースしたらしき)大変正確な描写の十一年式軽機のイラストがあったりと、旧軍マニアとしてチェックしておきたい題材であることは確かですね。

MK52MK52 2013/09/01 22:49 「過激」であるか無いかとか、子供に見せるべきか否かとかいう問題以前に、これらの絵本の戦闘場面の舞台になっているのが中国であるということ、一番の問題は「なぜ日本軍が中国に行って中国軍と戦争をやっているのか?」という根本的な疑問を持つことが許されない状況下で、今日的な当たり前の価値観で言えば≪侵略戦争≫を至極当然のこととして、こういう絵本を子供向けに出版していたことの異常さこそが糾弾されるべき問題であるわけです。
当時の言い方では「無能で腐敗した支那軍閥の支配から民衆を救い、皇道を宣揚する」とかいうようなレトリックだったのでしょうが。まあ今でも「独裁者から民衆を救って民主主義を行き渡らせる」という論理が某超大国のセールストークになっているわけですが。

MK52MK52 2013/09/01 22:55 「過激」であるか無いかとか、子供に見せるべきか否かとかいう問題以前に、これらの絵本の戦闘場面の舞台になっているのが中国であるということ、一番の問題は「なぜ日本軍が中国に行って中国軍と戦争をやっているのか?」という根本的な疑問を持つことが許されない状況下で、今日的な当たり前の価値観で言えば≪侵略戦争≫を至極当然のこととして、こういう絵本を子供向けに出版していたことの異常さこそが糾弾されるべき問題であるわけです。
当時の言い方では「無能で腐敗した支那軍閥の支配から民衆を救い、皇道を宣揚する」とかいうようなレトリックだったのでしょうが。まあ今でも「独裁者から民衆を救って民主主義を行き渡らせる」という論理が某超大国のセールストークになっているわけですが。

せぴあせぴあ 2013/09/03 23:34 まるで時代劇の剣戟ヒーローですなw現実の凄絶さより漫画チックに誇張された「かっこよさ」や「力強さ」が前面に押し出された瞬間、「虚構」が「真実」を抹殺し、自らを「真実」と称するようになる。
映画『西部戦線異状なし』が活写した、鉄条網を越えようとした敵兵が砲弾に吹き飛ばされ、両手だけが残される場面等、戦場の残酷な現実を描いたものはこれらの絵本にはない。
「子どもが良くなる」とはブラックジョークとしか思えません。

お久しぶりのブログに通りすがりお久しぶりのブログに通りすがり 2013/09/05 23:43 まさか、ここにコメ残してる人には、ブログ主様が、「皮肉」を書いていることも分からない人もいるの?。「真実の写真があります。やぶへびでしたな」ってコメント残してる人は、軍のプロパガンダ写真を見本にして、画家が国策絵本を描かされた、という程度のことも想像できないの?そういうのを「真実」と思うの?

いまじんいまじん 2013/09/08 10:35 おお、久しぶりにいっぱい湧いてる。みんな楽しみに待ってたんだなー。お帰りなさい!!

時々拝見時々拝見 2013/09/08 10:44 忘れていました。
「百人斬り」達成を載せた新聞社を遺族が訴えたこともありました。どう考えればいいんでしょう?

「講談」社という社名も皮肉です。

通りすがり通りすがり 2013/09/08 22:42 >百人斬り」達成を載せた新聞社を遺族が訴えたこともありました。

そして遺族は敗訴しました。

みのるみのる 2013/09/10 01:42 戦中戦後を生き抜き、実体験し、周囲には帰還兵がたくさんいて、多くの武勇伝いた中沢先生の作品に対して、せいぜい小林よしのりの受け売りでしか戦争を知らん連中が「事実と異なると」騒ぐ滑稽さ。

ブリテン飯ブリテン飯 2013/09/10 11:43 早川さん、お久しぶりです。
お願いがあります。「1940年東京オリンピック」が、幻になる前、雑誌ではどう騒がれて
いたのか、このブログで教えていただけませんでしょうか。
原発の放射能汚染で、また中止になるか注目しているためです。

tadanorihtadanorih 2013/09/12 08:24 >ブリテン飯さま
お久しぶりです。手許の資料では、幻の東京五輪関係の記事はあまり見当たりませんでした。青弓社から出ている坂上康博ほか『幻の東京オリンピックとその時代』をご覧になってはいかがでしょうか? お役に立てなくて申し訳ありません。

時々拝見時々拝見 2013/09/12 22:41 ブリテン飯さま、横から失礼します。
近代デジタルライブラリーに「オリンピック東京大会:三億円の金が落ちる、何をして儲けるか」という本があるようです。キシノミクスだったりして。
東京限定ではありませんが、エロエロ草子にもオリンピックネタがあります。

ブリテン飯ブリテン飯 2013/09/13 21:58 >>早川さん、「時々拝見」さん、
貴重な情報をありがとうございました。
まずは、御礼申し上げます。

shirashira 2013/10/01 23:39  復活なさってたんですか。今日まで知りませんでした。タダノリさんのブログを再開させてくれたという点で松江市教育委員会には感謝しないといけませんね。
 ところで、たくさんコメントが入ってますけど、そもそも殺人行為を美談として提示していいのか(しかも子どもに対して)と思うんですけど、そういう指摘は特にないみたいですね。

アマヤアマヤ 2013/10/17 23:35 「日本はまたヤル。」なにしろ平成25年のいまも大日本帝国のままですから。

チョビチョビ 2013/11/04 15:53 ツイッターは見るしかできないので、話題がずれていますがこちらに失礼します。
「コクヨ」=国誉の件ですが、現社長は「国誉の国って、に、日本じゃなくて創業者の出身地の富山県のことなんだからね!」と社員に訓示しているらしいです。そんなわけないやろ!と思いつつ、まあ現社長としては、そういうことにするしかないのかな・・。
ところで、80年代に「文具会社系は右寄りが多いから就職試験等では気をつけて」といわれた事があり、管賀様の記事で思い出しました。(戦後創業の会社は別と思いますが。)なぜでしょう?紙類を抑えられていたとか?

チョビチョビ 2013/11/08 11:15 大変失礼いたしました!打ち間違えてしまいました。
管賀様→早川様
申し訳ありません・・。

ズレズレ 2013/11/19 09:02 ここを見てみて下さい。ヤサシイ日本ノ兵隊サンと同じような写真が見れますよ。
http://oo7.syogyoumujou.com/430.html

チベットチベット 2013/11/27 20:43 早川さんはじめまして
ネトウヨ(特に女)には死ぬほどうんざりしております。どうしてあいつらはこんなにバカなのでしょう。
縁あって早川さんのご本、「神国日本のトンデモ決戦生活」を拝読いたしました。いろいろ書きたいことがあるのですが、長くなるので、随時ということにさせていただきます。何でも早川さんは外国育ちでいらっしゃるそうで、僕もフランスに長くいたので、そんなことでお話しすることもあるかと思います。なにとぞよろしく。

時々拝見時々拝見 2014/01/16 00:39 件の差別主義団体所属者、某会社に押し入って、同和地区出身者を詐称した挙句、逮捕されるという、落ちがつきましたね。
はだしのゲンに反発する日本人って、あの町内会長の同類か、美国的日本人くらいだと思うんですが。

たけしたけし 2014/01/24 21:14  以前どこかで読んだのですが、戦国時代の負傷者の割合について、半数以上が鉄砲傷、残りは矢傷、あとは槍傷が少々、刀傷はほとんどないそうです。
 戦国時代にすでに「火力を集中して制圧する」という戦略が確立していたわけです。
 昭和初期の日本軍の将校は司馬遼太郎のインタビューに、当時の日本軍の装備は「元亀・天正レベルだった」と答えていますが、こちらの資料見る限りでは源平合戦レベルでは?と思えます。
 昭和初期の日本軍の将校教育は、どうなっていたのでしょうか?

tadanorihtadanorih 2014/02/08 16:35 遅レスでごめんなさい。

>時々拝見さま
「あの町内会長の同類」に激しく同意です。「はだしのゲン」を尺度する者が尺度される……ってかんじですね。

>たけしさま
これはあくまでも内地の画家が「想像で描いた」ものなので、現実の戦法とはあまり関係がないのではないかと思います。
記事中に挙げた和知部隊の戦闘詳報を念入りに見ましたが、日本刀で☓☓人斬ったなどという記述は見当たりません。
絵本の図像は、明治以来の錦絵のポーズを継承しています。そのルーツは、江戸時代の大衆読み物の挿絵の構図に遡るわけで、日本刀をふりまわしていないと絵がキマらない、という事情があったものと推察されます。

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