DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  6月25−30日

6月25(火)−27(木)日 : サムソン−ハンファ(大田)、SK−ネクセン(ソウル・木洞)、トゥサン−キア(光州)、NC−ロッテ(釜山・社稷)
6月28(金)−30(日)日: キア−サムソン(大邱)、ネクセン−ハンファ(大田)、SK−LG(ソウル・蚕室)、トゥサン−NC(馬山)

試合開始時刻:平日は18時半。土日は17時(6月30日まで)。

(6月23日現在)
【打率】  
※ 規定打席到達者(試合数×3.1)
1.チェ・ジョン(SK)                    .340
2.ソン・アソプ(ロッテ)             .331
3.イ・ジョンウク(トゥサン)           .330
4.キム・ソンビン(キア)                   .327
5.ペ・ヨンソプ(サムソン)     .325


【打点】
1.イ・ホジュン(NC)        54
2.ナ・ジワン(キア)              49
3.チェ・ジョン(SK)             48
3.パク・ピョンホ(ネクセン)              48
5.イ・スンヨプ(サムソン)         43
5.カン・ジョンホ(ネクセン)        43


本塁打
1.チェ・ジョン(SK)             16
2.イ・ソンヨル(ネクセン)               14
3.パク・ピョンホ(ネクセン)             13
4.チェ・ヒョンウ(サムソン)           10
4.チェ・ヒィソプ(キア)            10
4.ナ・ジワン(キア)              10
4.カン・ジョンホ(ネクセン)            10


【安打】
1.ソン・アソプ(ロッテ)      79
2.チェ・ヒョンウ(サムソン)          71
3.キム・ジョンホ(NC)           70
4.パク・ヨンテク(LG)      69
5.チェ・ジョン(SK)             68
5.キム・ソンビン(キア)            68


【盗塁】
1.キム・ジョンホ(NC)       25
2.オ・ジェウォン(トゥサン)       22
2.キム・ソンビン(キア)          22
4.ソン・アソプ(ロッテ)     17
4.ソ・ゴンチャン(ネクセン)      17

     
防御率
規定投球回数達成者(試合数と同イニング)
1.セッドン(SK)      2.12
2.ヤン・ヒョンジョン(キア)                  2.15
3.リズ(LG)                2.93
4.ユン・ソンファン(サムソン)            3.01
5.チャーリー(NC)                 3.17


【勝利数】
1.ヤン・ヒョンジョン(キア)     9
2.ソーサ(キア)       8
3.ペ・ヨンス(サムソン)       7
3.ニッパート(トゥサン)    7
3.オクスプリング(ロッテ)       7
3.バンヘッケン(ネクセン)    7


奪三振
1.ボーティスタ(ハンファ)             97
2.リズ(LG)             90
3.セッドン(SK)            84
4.オクスプリング(ロッテ)              78
5.ノ・ギョンウン(トゥサン)        72


【セーブ】
1.アンソニー(キア)         20
2.ソン・スンナク(ネクセン)      19
3.キム・ソンベ(ロッテ)    16
3.ポン・ジュングン(LG)       16
5.オ・スンファン(サムソン)    14


【ホールド】
1.ハン・ヒョンヒィ(ネクセン)    11
1.チョン・ヒョヌク(LG)          11
1.イ・ドンヒョン(LG)        11
4.リュ・テッキョン(LG)      10
5.シム・チャンミン(サムソン)       9

  5月1日 ロッテジャイアンツ−トゥサンベアーズ (国軍体育部隊野球場)

 今回は2軍のフューチャースリーグのレポートです。

 首都ソウル、江南(カンナム)地区の繁華街から南東へ10km近く離れた郊外の小高い山の麓に、尚武(サンム)こと国軍体育部隊の施設があり、その中の野球場ではプロ野球フューチャースリーグが行われています。
 近くに住宅地がありますが、比較的閑静な緑に囲まれた野球場では、兵役中の野球選手が所属する尚武だけでなく、2013年シーズン、利川(イチョン)の2軍練習場が全面的改装工事のため利用できないトゥサンが2軍の試合でよく利用しています。
 
 ソウル地下鉄8号線長旨(チャンジ)駅の2番出口を出て、少し先にある高速道路の下の大きな交差点を左に曲がり、坂道を歩くと国軍体育部隊の入口があります。
 ここでパスポートなどの身分証を預け(忘れると入れないと思われます)、入構証を入口の兵士からもらって左手にある野球場に入ります。軍の施設のため監視などは厳しく、余計なところへ行ったり必要以上に写真を撮らないよう注意したほうがよいでしょう。


 観客席はレフト外野後方にあり、施設内に売店はありますが勤務する兵士たちのためのもので、飲食物は長旨駅か、隣の福井(ポクチョン)駅の売店などで買っておいたほうがよいでしょう。
 

 スコアボードもセンター後方にありますが、試合に出てない選手たちが手動で掲示しています。

 


 試合は11時から開始され、この日は平日でしたがメーデーにより会社などが休みで比較的多くのファンが観戦し、未来のスター選手たちを探そうと熱い眼差しを注いでいました。
 出場選手はトゥサンのイム・テフン、コ・ヨンミンを除いて、その多くが無名の新人や若手選手でした。
 ですがコ・ヨンミンは本塁へ突入した際のスライディングで怪我をしたようで、ほかの選手やコーチたちに支えられて退場していきました。
(このあと6月23日現在まで1軍の試合には出場していません) 





 


 この国軍体育部隊の野球場ですが、2013年中にソウルから100km以上南へ離れた地方都市・聞慶(ムンギョン)市へと移転する予定です。
 2軍の試合を現地観戦される際は、よく場所や日程、開始時間を調べてから行かれることをおすすめいたします。

(文責 : ふるりん