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和歌山大学-JR和歌山駅のバスは振替輸送の対象外

朝,大学でバス停を降りると,ガラスの前に養生テープで,和歌山バスからの掲示が貼り出されているのが見えました.

主要箇所は以下のとおり.

台風の影響による南海本線の運休期間中、和歌山大学前駅または南海和歌山市駅〜JR和歌山駅間までの振替輸送を行っておりますが、この振替輸送をご利用の場合、鉄道ターミナルにある停留所以外の途中停留所での乗降はできませんのでご注意ください。なお途中停留所でのご乗降を希望される場合には現金もしくはバスカードでご精算いただくようお願い申し上げます。

そういえば前日の帰宅の際,西5番丁からバスに乗ったのですが,そうすると,和歌山大学前駅から乗り込んだ客が3人,相次いで「振り替えのバスですか?」と運転手さんに尋ねていました.
振替輸送専用のバスはなく,通常の路線バスで,「和歌山大学前駅-JR和歌山駅間」または「南海和歌山市駅-JR和歌山駅間」であれば,振替輸送の対象となる,と思って良さそうです.
では,その区間であれば,運賃無料なのかというと,南海の不通区間を使えない(ので振替輸送してもらう)という事情の説明が必要となります.その区間を含む定期券を持っていれば確実ですが,そうでない人はどうなるんでしょうか….
和歌山大学のバス停で待っていて,JR行きのバスのドアが開いたときに,運転手さんがアナウンスしていたのも,振替輸送に関すること,具体的には「『和歌山大学-JR和歌山駅間』の乗り降りは,振替輸送の対象外」だったと思われます.
となると,南海本線の樽井-尾崎間を含む定期券を持っていて,振替輸送和歌山バスと,JR阪和線を使って,通勤・通学したいという人は…
和歌山大学で乗降し,和歌山大学-JR和歌山駅間の運賃340円を支払う」か,「和歌山大学前駅で乗降し,そこから何らかの手段で,大学と行き帰りする」ということになるかと思います.時間と金銭の選択,とも言えます.
大学が,南海電鉄和歌山バスと交渉して,「和歌山大学-JR和歌山駅間」も振替輸送の対象になってくれれば,英断かもしれませんが,「俺も俺も」が出そうな気もします.