(「啄木の息HP 2010年初春」からの再掲)
佐野駅周辺
年末年始によく耳にする「初詣・関東三大師」として有名な佐野厄よけ大師は、春日岡山惣宗寺(そうしゅうじ)といい、JR 両毛線「佐野駅」・東武佐野線「佐野市駅」より徒歩10分足らずで着く。
「佐野プレミアム・アウトレット」と「佐野厄よけ大師」と「佐野ラーメン」を3点セットにしたバスツアーも人気のようだ。
厄よけ大師(佐野厄よけ大師 = 春日岡山惣宗寺)は現在地(赤字・JR佐野駅)からみて南西方向、佐野短大は南東、短大の東側に三毳(みかも)山。駅の北西には田中正造旧宅なども案内されている。「佐野プレミアム・アウトレット」は、佐野短大の南方向にあり地図から外れたすぐの所。
2007年に佐野新都市バスターミナルができて、新宿駅や東京駅と佐野を結ぶ高速バスの利用者も多いという。
「関東の三大師」
参道には名物まんじゅうの屋台
右は初詣の行列。
「田中正造翁の墓の案内」
正造の墓石は高くそびえ「嗚呼慈侠 田中翁之墓」と刻まれている。左側が石川啄木の歌碑である。
夕川に葦は枯れたり
血にまどふ民の叫びの
など悲しきや
石川啄木
「碑陰」
啄木歌碑を建立したのは同寺(佐野厄よけ大師 = 春日岡山惣宗寺)住職の旭岡聖順氏。旭岡氏は昭和27年から48年まで、県立佐野高等学校で教鞭を執っていた。そこで、同校の生徒たちが啄木の歌を通していっそう田中正造の研究を深め、かつ社会奉仕の精神を継承していってほしいとの願いを込めて、この碑を建立したという。(「啄木文学碑紀行」浅沼秀政 株式会社白ゆり出版)
「カラフルな おみくじ」
おみくじの引き方「目をとじて住所・名前・生年月日・願い事を唱えながら」引く。
佐野大師の御利益最中。
「青竹を使った製麺方法」
青竹に足をかけ足の重みで麺を伸ばしては折りたたむ。
「佐野・下野の国ら〜めんの郷」
青竹手打ち麺と澄んだスープ。