ビバ!京都 京の焼肉処 弘 先斗町店

tamabar2010-01-18


12月のとある日、Kさんが下さったコメント見て「京都で焼肉って気になる〜」って思ったので、今回お会いするにあたり、焼肉のお店を予約頂いてました。
「京の焼肉処 弘」
http://r.gnavi.co.jp/k404204/
木屋町店は食べログTOP5000入りしてて、結構レベルが高いところのようです(@@)
しかし人気があるみたいで、あいにく満員御礼。。
同じ系列の先斗町店に決定とのこと。


「漆の常三郎 先斗町店」から一本西の木屋町通に入り、三条(北)方向へまっすぐ。
その時、ちょうどKさんからTELがあったので、どこで曲がるかってのを教えてもらって、途中「大賀屋」だかなんだかいうお店を曲がり、無事到着。
見事ご対面を果たすことができました。
いやぁ〜全国理事会に出席するようになってから、関西方面の方とも実際お会いできる機会が増えて、嬉しい限りでございます。


さすが、「はてな」つながりで、しかも地元の方ということで、今回「はてな」の本社が京都にあるということも初めてお聞きしまして。
(しかし、訪問するのすっかり忘れてました。後悔の嵐ピュ〜)
次回京都に行った際は「はてな」本社のあるビルへも行ってみたいと思います。


そして、お食事の方は、まずレバ刺し。
レバ刺し苦手な人って結構多いと思うんですけど、こんなに美味しいのを知らないとは、何ともお気の毒だなぁーと常々思ってしまうワケでございます。

そしてキムチ盛り合わせ。京風漬物はさすがに置いてないようでした(^^;

ユッケ。普通は、引き肉みたいだけど、これは肉そのものって感じですねぇ。

タンが分厚いこと。
九条ねぎを一緒に食べるってのが京都風ですね。ウマー(;;)

名前忘れたんですけど、ラム何とかって名前だったような。羊かと思いきや、牛のすごくイイ部分とのこと。

左が「先斗町カルビ」右がさらに上等なカルビ(名前忘れました)なんですけど、いやいや「先斗町カルビ」で充分ってなぐらいのサシの入り様でした。

肉質が良いせいか、思ったより少しでお腹イッパイになり、そんなに量は食べてないつもりなんですけど、「質より量」→「量より質」と思うようになったってことは、年取ったってことでしょうか(-.-;
ビールもいいけど、お肉には赤ワインも合いますねぇ。
Kさんもイケる口だったので、ここでも心置きなくボトルで頼むことができました^^

ビバ!京都 ワインバーROTHKO

そして、前回12月に先斗町で飲んだ際、ちらっと気になったワインバーがあったような話をした所、行ってみようかということになり・・・
記憶もかなり曖昧だったんですけど「確かこっちの方を歩いたような・・・」ってな感じで、河原町方面へ向けて歩いてみました。


前回行ったお店が「忍庵」(南店)っていうお店だったんですよーとかいいつつ、通り沿いにたまたま「忍庵」が(@@)
http://r.gnavi.co.jp/k435200/
そして、その向かい側のビルの、上の方に「WINE BAR」の看板が。
「うぉー!コレだコレだ」ということで、すかさず階段を上りつつ。


「WINE BAR ROTHKO
http://www.winebar-rothko.com/index.html

「ロトコ?」「ロッコ?」今一つ読めなかったんですが「ロスコ」が正解、と今HP見て判明いたしました。


ドアを開けると、思いのほか静かな空間。
席が8個しかないとのこと、行った時は他のお客さんは一人しかいませんでしたが、オーナーは眼鏡が似合うオシャレな感じの方で、ワインについてもかなりこだわりあり。
ハマる人はハマるというか、知る人ぞ知るといった感じのお店の様です?!


今回は官報合格のお祝ということで、まずはスパークリングワインを。
その後、グラッパ飲んでみたいということで、Kさんはちょっとブランデーに近いような、琥珀色のグラッパを。

玉婆は洋ナシのグラッパにしてみました。

いやぁーオトナの時間ですなーみたいな。
バーで静かにゆったりと飲む、ってそういえばココ最近してなかったな〜なんて思いつつ、気付いたら12時過ぎ(^^;
5時半からお会いして、えぇーいつの間にこんな時間?みたいな(@@)
新婚さんなのに申し訳ねッス、ってな感じでタクシーに乗り込み、長いような短いような一日が終了いたしました。


ここのお店、結構気に入りましたので、また京都に行った夜には、寄らせて頂きたいなーと思います。

ビバ!京都 銀閣寺

そして、次の朝は前日のお酒が少し残っておりましたが、いよいよ京都最終日ということで、気合を入れつつ新京極通りで買った「パパジョンズ」のチーズケーキを食べ、荷物をサッサとまとめ、チェックアウト。


最終日のスケジュールもかなりマニアックな感じだったんですが、まずは有名どころで前回逃した&マイスターおすすめの「銀閣寺」へ。
三十三間堂」もエントリーしており、バス停着いて降りようか迷ったんですが、せっかく座席に座れたってのもあったし、ここで時間使っちゃっちゃ〜もったいないというのと、駅近なのでまたいつでも寄れるさ〜ということで、今回涙を飲んで通過(;;)


そして終点の銀閣寺バス停を降り、少し歩いて到着。

そんなに広いお寺ってワケではなさそうですが、これも全部見て回る余裕はなさそうなので、とりあえず銀閣だけ見れればいいや、ってな感じで。
祝日なので国旗が立ってました。

拝観券は、金閣寺と同様、御札。これで金銀出そろいました。

ここの庭もまた、キレイにしてありますね〜


しかし、肝心の御堂の方は、工事中の様です。
龍安寺の時といい、運の悪いヤツ(日頃の行いか?!)

この窓枠?が意外と記念撮影に人気のスポットの様です。

そして、銀閣見たから帰ろう〜とか思ったんですけど。
どこかのブログ見た記憶があり「銀閣は確か、上からの景色が良かったような・・・」と気になったので、上の方まで歩くことにしました。

お天気も良く、爽快でしたね〜
これ見ないで帰ったら、ブログに書いた後誰かに「上に上ると景色がいいのに、見なかったんですか??」とかコメントされて超後悔してただろうな〜みたいな(^^;
いやぁー行って良かった(><)
行き帰りの道は、周りの緑がキレイに壁を成していて、まるで立山の雪壁のよう。

ビバ!京都 うるしの常三郎 哲学の道店

侘びさびの世界に浸った後は、前回惜しくも逃した「哲学の道」へ。
この後、銀閣寺よりも北側を攻める予定だったため、、全て歩くと、エライ手前に逆戻りしちゃうので、まぁとにかく雰囲気をちょっとだけ味わえればOKってな感じでした。
小春日和の日に、こんな小道を歩きながら税法理論の勉強とかしたら、学校の自習室で缶詰になるよりよっぽど精神的にも良さそうです。

そして「助さん格さん、もういいでしょう」っていう感じになってきて・・・
よーし後は大通りに出てバスに乗るかね、って思った矢先に

ゲゲゲ〜「うるしの常三郎」がココにも!(−。−;
昨日散財させられただけに、若干恐怖心がありつつも「そういえば昨日の先斗町店では、とにかくお店を探すことに集中してたため写真取り忘れてたわ〜」とか思って、とりあえずお店の写真だけ取るため、近付いてみました。

すると、昨日先斗町で置いてなくて、しかも探してた丼の器が(@@)
しかも1,575円って、かなりおトクじゃね?みたいな。


そして、思わず店内に入ったが最後
「この丼は、すごい人気でもう他の店舗でも売ってなくて、ココだけなんですよ〜」
「職人さんの手作りなので、一つ一つ色とかツヤも微妙に違うんですよ」
「うどんなら1玉入りますしね」「普通の陶器だと、熱が伝わって熱いじゃないですか?でもこの器はすぐ手で持っても熱くないんですよ」
その後の経過については後日、丼飯or麺類を作った時にでもご報告させて頂きたいと思います。。(-.-;


いや〜しかし、後日、近所のデパートでちょうど漆器のセールやってたので、相場ってどんなもんか見てみたんですけど・・・
セール品なのにエライ高くて(@@)
それに対し、仕事ぶりといい、味わいといい・・・実際使ってみてさらに「うるしの常三郎」がいかに良心的なお店であるか、ということがひしひしと分かりましたね〜。
あぁもっと違う種類のも買ってくれば良かったな、って今現在は思っております。


そして、丼の器を包装してもらってる時に、ふと「銀月アパートメント」って道聞いたら分かるかな?って思い、訪ねてみました。
「銀月アパートメント」は、今回エントリーしつつあったものの、確固たる場所が分からないため、捨ててはいたんですが。


店員さん「あそこって・・・何か有名なんですか??」
玉「えっ、もしかして場所分かります??」
店員さん「私、造形大だったんであの辺近く通るんですけど、えらい面白いアパートやな〜思うて」
え、マジ?!みたいな(@@)
ぜひ場所教えてください、とお願いすると「お客さん、ツウですね〜(驚き)」
そして、雑誌かなんかにちょうど北白川の疎水付近の地図が載ってるみたいで。

しかし「銀月アパートメント」という名前が明記されてるワケではなく、駒井邸が記載されててて、そのすぐそばとのこと。
この哲学の道を北へ戻り、白川通のさらに向こう、琵琶湖疎水に沿ってさらに北へ、とのこと。
歩くには大変だし、タクシーはもったいないので、市バス24or5に乗るといい、と教わり
「いやぁーココのお店来て本当に良かったですぅ」とお礼して、さぁお店を出ようとしたところ


店員さん「あのぉ〜お会計だけお願いします・・・」(^^;

ビバ!京都 北白川疎水沿い〜銀月アパートメント

その後、バス停を旨い具合に見つけられなくて、かといって銀閣寺まで戻るのも癪だしなーとか思いつつ、プラプラ歩いていると

ゲゲゲ〜ここにもまた「うるしの常三郎」が。
ここでもまたお安めの目玉商品が店頭にあったんですけど、さすがにもういいでしょうってな感じで、通過。
(でもコレ525円っておトクかも)

さらに道を突き進むと、途中で大きく二手に道が分かれており、迷ったんですけど、勘で右側にガ〜曲がっていく道を選択。
(これが北白川疎水沿いで合ってました)
しかしながら、この道結構長くて、しかも閑静な住宅街なので「本当にあんなレトロな建物あるんかいな」と段々不安になってきたんですが、タクシーもバスも通ってないし、電車の最寄駅など知るよしもナシ、ということで、仕方なく歩き続けました。


さすがに不安になり、一旦白川通りに出て、位置確認。
一応目的から外れてないことが分かったので、また疎水沿いに戻ることにしたんですが、その途中に何だか異彩を放つ建物が。
今回、銀月アパートメントの他に「京都大学 人文学部」と「駒井邸」がこのエリアで観たいスポットだったんですけど。

近付いてみますと、どうやら京都大学人文学部のようです。

ってことは、銀月アパートメント・駒井邸もそんなに遠くないはず、と思ってさらに北へ進むと、駒井邸が。
今は一般公開をお休みしてるけど、3/27以降また復活するみたいです。

そして、駒井邸の近くをぐるぐるさまよってると・・・

もしかして、もしかして?!ということで近付いてみましたところ

写真だし、文字が剥げてるわで見えづらいのですが「銀月アパートメント」と確かに書いてあります。


おぉ・・・9割9分の諦めから、まさかの目標達成(;;)
実際人が住んでらっしゃるので、迷惑掛けない程度に、ということで、外側からそっと撮影いたしました。

ビバ!京都 北白川〜一乗寺駅

そして、次なる目的地は「一乗寺
京都ラーメンのメッカとも言うべき、ラーメン激戦区のようです。
今回はぜひ一乗寺でラーメンを食べてみたい、ということでエントリー。


しかしながら、神戸でクッキーさんにお会いした時、一乗寺の話をしたところ「行ったことないですわ。わざわざ行かないわ」みたいな(^^;
うちの京都マイスターも行ったことないわ〜って言ってて、その他にも京都に住んだことがあるのに行ったことがないっていう意見が出たので、「やっぱわざわざ行く程のこともないんじゃね?」と少し不安にはなりましたが・・・


そして、北白川の疎水沿いもさらに長く続いて、先程と同様、タクシーも通る気配ないしで、どうしたら良いのか途方にくれつつある時に、ふと

うぉ〜一乗寺の領域に入ってきたぞーみたいな。
到達点の光が差し込んでくると、諦めかけてつぶれそうになってる時でも、新たな力が湧いて、もうちょっと頑張れるかなって。


そして橋を渡ったり踏切が見えたりした後、無事、叡山電鉄一乗寺駅」へ到着。
いやぁ・・・長い道のりでした(;;)

ビバ!京都 一乗寺

もうお昼時だし、はよラーメンってな感じだったんですけど、下調べしてた地図を、コインロッカーに預けたバッグに置き去りにしたことに気付き、ガビーン(−△−;みたいな。


ラーメンが有名な通りは、駅から6分ほど歩く、ということだけを頼りに、なんとなく勘が働いた右方面へ突き進みました。
下記の様なマニアックなお店もあるかと思えば

かわいらしいケーキ屋さん?「むしやしない」何だか名前がワケ分からないし、カワイイのでラーメン食べた後寄ってみよ〜とか思って。

そして、白川通りまで出てくる途中に、ポツポツとラーメン屋さんが。

ここで適当なお店に入っていたら、運命はかなり変わってたと思いますし「一乗寺=ラーメン」だけで終わってたと思います(−人−)


しかし、Kさんにオススメのお店を聞いており、そこをひたすら探し求めていたので、さらに歩いていると、白川通り越えた向こう側に、予期もせず「一乗寺 中谷」の看板が。

一乗寺 中谷」は、完全エントリーはしてなくて、銀月アパートメント同様、もし見つけられたら位の程度だったので、ラッキーでした。
さらに「一乗寺下り松」とかいうバス停がそばにあり「一乗寺下り松ってのは、どんな松なんだろう」ってのが気になったので、下り松を目指してさらに道を上って行く事にしました。

ビバ!京都 詩仙堂

そして、歩いていると「詩仙堂」まであと200m、みたいな案内が。
詩仙堂」は、ちょっと離れてるからスケジュール的に却下してたんですけど、せっかくココまで来たので行ってみる事に。

なかなか風情がありそうです。

中は撮影禁止だったのが残念ですが、いやぁー行って良かったッス(><)
書画がスゴイこともあるんですが、部屋が開放的な舞台っぽい造りになっており、庭の方から「鹿おどし」の音が定間隔で「コンッ!」と静けさの中に響き渡り・・・
禅の境地というか、思わず座禅を組みたくなりますね。
(床の上に座り込む人多し)玉婆も座り込んでみました。


鹿おどしはどこにあるんだろう?と思い、庭を帰りがけに見れるということで、靴を履いて庭の方へ回ろうとしたんですが。
どこから庭へ行けるの??みたいな(-.-?
ココ横切ったらマズイよな〜とか思いつつ、他に手だてを思いつかなかったので、横切ろうとした結果・・・

手前の方の、ボヤ〜っとした感じのところが、玉婆の足跡です。。。(ゴメンなさい!)


その後、管理人の人に確認した結果。

鹿おどしも見つかりました。ココが鹿おどし発祥の地とはつゆ知らず・・・

ビバ!京都 一乗寺下り松

でもって「一乗寺下り松」がどこにあるのかいまだに分からないといった状況で、帰りがけに確認してみると、途中に

いやぁ〜下り松っていうので、松の木が下に向かって生えているとか、そういった感じのものかと思ったんですが(^^;
宮本武蔵決戦の地ってことらしいですね。


近くには、宮本武蔵ゆかりの神社「八丈神社」の他、「圓光寺」「曼珠院」などあるみたいですが、ラーメンまだ食べてないので、コレ以上行ったら目的を見失う〜とか思い、却下。

ビバ!京都 抹茶スイーツ対決その4:一乗寺中谷の抹茶ティラミス

そして「一乗寺 中谷」に戻りまして。
http://ichijouji-nakatani.com/

本当なら「中谷パフェ」なるものが有名で食べたかったんですが、朝もケーキだったし、ラーメン前ということで、あえなくテイクアウトに切り替え。

和菓子では「でっち羊羹」が有名なんですが、それ以上に和と洋の融合がスゴイ。
箱入りの絹ごし抹茶ティラミスは、インターネットだと1ヶ月待ちとかですが、お店だとその場で買えるみたいでした。

一人暮らしの身だし、持ち歩きもそんなにできない為、小さい抹茶ティラミスと焼き菓子その他数点購入。


抹茶ティラミスは、フワ〜っとしてて、口の中で溶けますね(@@)

スポンジにはしっとりとシロップが浸みてて、上に乗っている甘納豆も絶妙なバランスで。
文句なく、☆3つ。
和の中村藤吉、洋の中谷で互角ですね〜。
いやぁーこんなマイナーな場所なのに、レベル高い!
そして、家族ぐるみで頑張ってること、和と洋の融合が素晴らしいということで、玉婆的には「オ・グルニエ・ドール」以上に評価したいお店でした。

ビバ!京都 むしやしない

そして、先程気になっていた「むしやしない」へ。
http://www.648471.com/
「無視やしない?」「蒸しやしない?」後で調べたところ「虫養い」ということだそうです。
スイーツ番長のブログによりますと、お腹の虫(小腹減った状態)を養う、ということで気軽にお腹を満たすようなもの、とか何とか。
焼き菓子を購入しましたが、ココのケーキもレベル高いと思います。

いやはや、一乗寺はラーメンの街だけでなく、スイーツの街でもあったんですね(@@)


(次回 ビバ!京都 恵文社へつづく)