日々、想う。んで、記す。

プライドを持たない、節操を持たない、愛着を持たない、弱音を吐かない。

おひさしぶりの再会

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ランチでキャンディ嬢とひさしぶりに再会。青山一丁目のCAFE 246で待ち合わせ。三十路にありえない理由で遅刻をされる彼女(笑)先にお店に入っていて、座れていたので待つのは全然いいんだけど。途中からランチタイムにばっちり突入し、どんどん混んでくる店内。すべてのテーブルが埋まり、外で人が待ち始めたときに、一人でテーブルを占拠している僕は、なかなか居心地が悪いものがありました(笑)
CAFE 246は、広々としていてシンプルな作り。隣には本屋も併設されていたので、本屋ものぞいてみたいな。客層としてはほとんどがビジネスマン&OLさん。いろいろお店に来ると、「ここは長男S氏も含めて3人で来られるだろうか?」とつい考えてしまう。ちょっと3人で来るのは難しいかなぁ。週末に、こどもの城に行くついでとかで立ち寄れたらいいかな、と思ったのだけど。週末は少し客層が違う、とかももしかしたらあるかもしれないけどね。青山や表参道は、出てくるのは一苦労だけど、くれよんはうすに行ったり、こどもの城で遊んだり、ちょっと両親リラックスしたり、というのには意外といい場所かもしれないなー。
待っている間は、11月20日のS社サロンでの講演プランを考える。最初こそ悶々と考えていたわけだけど、何となく流れとしてはスムーズな物ができた。満足。オフィスに戻ってからデジタル化して、ぶっちーに送信。
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キャンディ嬢とは、彼女の結婚式以来、ということになる。うわぁ、ひさしぶりだ。2年ぶりなんだ!そして、中学校のときの同級生なわけだから、出会ったときに13歳。つきあいは20年以上か…。おそろしいな。光陰矢のごとし。
そもそも、中学3年間が同じクラスではあったけど、高校からは別々の学校なわけだし、本当に年に1回とか2回くらいしか会わないまま、ずーっと来ているのよね。ときどきしか会わないから、けっこう話す内容は近況報告的なところが多かったりする。前の時と状況全然違ったりして「え?なんでそんなことになってんの!?」みたいなことも多いんだけどね。
ここ数年は、mixiやらブログやらで、そうした旧友の近況とかを知ったりもできるので、近況の聞き方が「そういえば、〜〜なんだって?」とかから始まったり、相手の話を聞いて「ああ、書いてあったね!」とか応えたり、というのが増えてきました。いい時代だな、と思っています。

成長著しいぞ!

長男S氏のお迎えで保育園へ。保育園では、ハロウィンの練習(って、何をやるのだろうか?笑)をしたそうで、「とりーと!」って上手に言えていました。「Trick or treat!」とはしっかり言えず、語尾だけになっちゃうんですね。それでも微笑んでしまうのは、親ばか。
いやー、ハロウィン、すっかり根づきましたねー。僕らが子どもの頃には、完全に外国の祭り、でしたが。残るはイースターか。家中にチョコのタマゴを隠す日は来るか?
帰り道には、きれいなお月様を見上げて、「あま〜!いっぱ〜い!」と指さしている。息子よ、いっぱいではないだろう(笑)お月様、も語尾だけになってしまうので、「あま〜」になっちゃってます。基本、語尾ばかりだけどでも確実に言葉の量は増えています。劇的に。言葉の爆発期というのが2歳の時にはあるので、そろそろだ、と思ってはいたのですが、実感できるようになってきましたね。「バス、行っちゃった」みたいな2語文も出てくるようになったし。発達の早さで一喜一憂することは別にないけれど、「おお、そんなことこないだまで言えなかったじゃん!」という驚きが楽しいですね。
今日も、夕ご飯を食べながら、手をグーパーしていて、そのフリが「結んでひらいて」の歌詞っぽいな、と思ったので、歌ってみると、ばっちり手振りを合わせ、語尾を一緒に「♪(結ん)て〜、(ひらい)て〜」と歌ってくれる。おお、上手!そんな歌も歌えるのか!すごいな、と驚く日々。

ニッポンの思想

佐々木敦『ニッポンの思想』を読了。80年代、90年代、ゼロ年代を10年ずつ。浅田彰中沢新一蓮實重彦柄谷行人から、福田和也大塚英志宮台真司、そして東浩紀までを紹介し、「わかった気にさせる」マニュアル本として書いた、という著者のコメントの通り、流れをざーっと追える。ただ、「ああ、そうそう!」と腑に落ちるところがあまりないのは、この人たちの本を僕がほとんど読んでいないからだろうな。福田和也は大学で講義をとったので、ある程度語り口を知っているし、本も何冊か読んだ。宮台真司はずーっと食わず嫌いでした。『日本の難点』を読んでからです、注目しているのは。大塚英志も先日のカリキュラムメイカーの議論の中で話題に出て、読んでみようと思ったわけだし…。読まずに死ぬのはもったいないので、テン年代がやってくる前に、ちょいちょいと読んでいこうと思っています。
せっかく「思想」なので、世界がぐるんと一回りするような思いをさせてくれる本がいいな、と思っています。そういう意味で「おお!」と思ったのは、僕は今福龍太の「クレオール論」や内田樹の生き方論みたいなもの、あと『日本の論点』での宮台真司かなぁ。このあたりの関連から広げていきたいな、と思う。
しかし、仕事が立て込んでいるのでいったいいつになることやら…ま、いいや、目標!ね。そんな流れで、もともと興味のあった思想系の話が、もうちょっと自分の方に入ってくるように、と、荻上チキさんたちがやっている、αシノドスというメールマガジンを講読し始めた。月500円だけど、今まで知らなかった方面の学者さんや書き手さんの文章が読めるので。すごいボリュームのテキストファイルが月2回、届きます。正直、すべてはわからない(笑)でも、楽しみにしているメールです。

ニッポンの思想 (講談社現代新書)

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