慌ただしさに時は疾風のごとく飛び去るが、暗渠の中の熱い話は時を止める、溢るる情熱は瞳の中に炎浮かべ、やがて霞となってメガネを曇らせる。

おはようございます。
大坂は曇り空。本日のんびりと帰郷します。
久しぶりに朝食を地下レストランで過ごす。客は少なく、ユックリと朝食をとることができました。
ピアノが朝に相応しい明るく静かな音楽を奏でている。
体調も良くスッキリとした朝が訪れている。



1040現在。のぞみ乗車。
本日Gポイントにて豪華。いつもの売店でなく、改札外の売店でこれも豪華なサンドイッチ、けれど値段は500円とリーズナブル、を調達して発車を待つ。新大阪駅は旅行者で混み合っているが、上りの新幹線は混んではいない。
空気はやや湿度が高くマッタリとした天気だが、今日一日は車中読書三昧から始まる。


1300現在。1Q84の3読了。
やはり村上春樹ワールドですね。フワフワした不思議な気持ちの中にいる。生憎、4を持ってきてないので、この先を急ぐ気持ちと、余韻に浸りたい気持ちが交差したまま。
のぞみは小田原を過ぎ、もうすぐ新横浜というアナウンスが流れる。窓に流れる景色は、小雨に霞む街並み。
次なる本は、伊丹十三さんの、ヨーロッパ退屈日記、となる。
たまたま書店で目にしたので調達したものだ。伊丹十三さんは好きな役者、或いは映画監督でありました。監督作品はほとんど見たかな。
伊丹十三さんが好きになった理由は、キッパリとした人だったからだった。30年ほど前に、自著、バイクの本だが、の帯を書いて貰おうと出版社の紹介もありご自宅に訪ねて行ったことがある。編集担当はお一人で行ってくださいというので、そんなものかとマンションを訪ねた。
ご本人が、直接ドアを開けられ、玄関先で20分ほど話したかな。
著者が直接見えて大変ですね。敬服です。
なんてことを言われたが、キッパリと
私はバイクには乗るけれど、そして申し訳ないが、面識のない方には帯を書くなんてことはできません。
と断られてしまった。そのキッパリ感が好きで映画を見てきた。その後、大きなショックを受ける事態となり驚いたものだ。


1900現在。
帰宅して暫くうたた寝。そんなに疲れているわけではないが。明日からは、仕事の可能性が強いので寝だめしておこう。