Darker than BLACK -黒の契約者- #3 新星は東雲の空に煌く…(前編)
父親を避ける女子中学生とか、娘とどう向き合っていい父親とか、その描写は結構リアルなんだけど知らない間に事件に巻き込まれている女と黒が出会って心通わせていくという展開は前回と全く同じでそれでいいものかかなり疑問。
父親の育てていた花と手首に光る星、突然の爆発、そして契約者というキーワードなどが後編への手がかりとなるんだろうけど、あまりに断片的すぎて先を予想する前に「わけわからん」となってしまう。葉の一枚だけを見せて森を想像しろと言っているようなもので、もう少し後編に対して興味をかき立てるように気を遣ってもらいたい。
ロミオ×ジュリエット #2 約束
ひとめ見たその瞬間に恋に落ちるロミオ@水島大宙とジュリエット@水沢史絵。婚約者のハーマイオニ@大原さやかと一緒にいても上の空のロミオと女の格好をしてアイリスの花を摘みに行くジュリエットの変わりようが彼らの心の内を雄弁に物語っている。ジュリエットはロミオを呼ぶときは『ロミオさま』なのに心の中では『ロミオ』なのも彼女の育ちがよく現れているな。
16歳の誕生日にすべてを打ち明けられるジュリエット。ここはアニメオリジナルの解釈なんだけど、「ファイアーエムブレム」大好きな私にとっては亡国のお姫さまが出自を知らぬまま育っていたという展開は大好き。この設定を「ロミオとジュリエット」らしく昇華してくれるといいな。
「お気に召すまま」を執筆中のウィリアム@井上和彦、シェイクスピア本人なのね。先週の時点ではただのネタだと思っていたよ。