MG デスティニーガンダム 発売!!

デスティニーはそのうち出ると思ってたんでいいんですが、フォースインパルス出すならそっち先の方がいいような。後だとたぶん売れないっす。それよりもコメント蘭の・・・・

>この前仲間内が聞いてきた話だとR3自体が休止するとの情報が入ったらしいです 次回のギャリアがいつ出るかは未だに未定です

またか。またなのかバンダイ。モデグラでもギャリアが難航してると書いてあったけど、ホビーショーで何の発表もなかったらR3やばいかも知れません。

MG Hi-νガンダム完成


Hi-νガンダムとは元々『逆襲のシャア』公開当事に刊行されたノベライズ版『ベルトーチカ・チルドレン』におけるνガンダムであります。ガンダマーにとってはいまさらな事だけど、この小説版は設定が映画版とは一部異なっており、サザビーナイチンゲールだったり、ヤクト・ドーガがサイコ・ドーガだったり、ナナイ・ミゲルがメスタ・メスアだったり、ギュネイ・ガスがグラーブ・ガスだったりするのですが、挿絵に書かれたνガンダムのデザインも異なっています。それが後にホビージャパン誌の企画で立体化されることになり、出渕裕氏によって模型誌作例参考用画稿としてデザイン画が描かれ、さらにその立体物を参考にしたガレージキットがBクラブから発売され「小説版νガンダム」として、定着したのであります。「Hi−νガンダム」って名前も誰が付けたのかは不明であり、逆襲のシャア企画時のνガンダムの仮名が「Hi-Sガンダム」だったんで、それを元ネタとして誰ともなくそう呼称するようになったというのが定説になっています。
そんな感じでHi-νは知ってる人は知ってるマイナーガンダムとしてマイナーな人気を得ていたのですが、ゲームのGジェネZEROに登場。さらにスパロボにも『α外伝』以降、νガンダムの上位機種として登場するようになったあたりから認知度が高まり、νガンダムの最終形態みたいな認識をされるようになりました。そして今年に入ってなぜかいきなり新たにデザインが描かれ公式化。
といってもGジェネのMSデータベースには「νガンダムの強化型」的な文が書かれており、、あのGジェネの文章だってサンライズの監修は受けただろうから、あの時点で半公式くらいにはなっていたはず。まぁ今ではSガンダムもクスィーもクロスボーンもブルーディスティニーもほとんど公式みたいなモンなんだけど。
その公式設定としてはHi−νガンダムは「映画版のような急造仕様ではなく、十分にテストを受けて完成した小説版のνガンダム」という、IF的な位置づけになってます。まぁ、パーフェクトジオングウィングガンダムアーリータイプみたいなもんですな。


んで、キットの方ですがー、点数付けるなら65点。
前に素組みした時に書いたけど、とにかく可動がなってない。最大の原因はシールドの固定方式。今のガンプラでは当たり前のようにできる腕の側面付けができないので、このせいでかなりポージングに制限ができてしまう。はっきりいってシールド邪魔。過去のMGではνガンダムサザビーもこれができなかった。可動範囲は広いけどカッコいいポーズが付けられないのです。20cm以上になるとどうも可動が大味になるのかねえ。あと首が下に向けられないし、脚部は90度で止まって鳥足にできなかったり、バズーカがマウントできなかったりと、何で今のガンプラフォーマットでは当たり前のように実装されているのがこのキットでは出来ないのかと首を傾げてしまいます。
そして値段。7000円は高価すぎる。6000円でも出せたはず。別にストライクフリーダム並みに可動してくれれば7000円でも納得したけど、これではねえ・・・・・なんか久々にやってもうた感じです。
キットはスミ入れマーキング貼りスプレー噴きで終了。合わせ目は頭部、背部スタビレーター、ファンネルポッドと、そこそこ出てるけど、なんかそこまでするような気が起きなかったので消してません。自分は別に、過去のものを必要以上に美化して今を受け入れられないような人間ではないので、元デザインの変更は何の抵抗もなく受け入れられたんだけど、やるからには反発が出るのは容易に想像はできただろうし、否定的な意見を黙らせるくらいのモノを提示して欲しかったでありますよ。


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