J2第2節 対モンテディオ山形@三ツ沢
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横浜FC 1(0−0)1 山形
14:00キックオフ 三ツ沢公園球技場 入場者数:4,653人
横浜FCはホーム開幕戦であり、キャプテン・城彰二のJリーグ通算300試合出場(うちJ2が70試合)を記録する試合であり、かつ昨年まで横浜FCの右サイドに君臨した臼井幸平の在籍チームである山形との試合を勝ち星で飾ることは出来ませんでした。
しかし、その臼井のアシストで先行された試合を交代出場の吉武のファーストタッチで引き分けに持ち込んだ、満足感の高い試合でした。
山形のキックオフで始まったゲーム。右サイド臼井には彼がボールを持つたびに横浜側スタンドから大ブーイングです。
序盤からは両チーム持ち味を出して攻め合う状態。プレスも効いて拮抗した状態が続きます。
横浜は序盤から中盤の内田とセカンドトップに入ったシルビオが効いています。8分そのシルビオの右サイド中盤での良いインターセプトから大友が右サイドで粘ってクロスを上げますが、これはGKが直接キャッチ。
17分には、山形CKからのこぼれを大友が右サイド突破。粘って上げたクロスがシルビオにぴったり合いますが、シルビオがこれをどフリーでシュートミス!惜しいシーンでした!
結果を出す内田、シルビオに対して、前節散々だった富永ですが、今日もよくありません。練習試合の時は自陣より前に出ずにアンカーに徹していたらしいですが、今日は相変わらずポジショニングが超不安定。19分には中盤で緩慢な動きからボールを奪われ原にシュート打たれます。ゴール左へ外れ事なきを得ますが、富永のところで動きが止まってしまう印象でした。
内田、シルビオに続いてもうひとりよかった選手は大友。23分信義左サイドのクロスからトリッキーなヒールパスを出しますが、これは敵を欺くばかりか味方も欺いてしまい誰も反応できません。しかし突破の質はとてもよかったです。後はクロスの質と自分で決めるというメンタリティでしょうか。
横浜のピンチは
8分にカウンターで山形・佐々木が右サイドを突破されシュートをクリアしてCKへ。
そのCKがあやうくオウンゴールだったが、山形の選手の足が高く上がっていたという判定でノーゴール。22分に佐々木に自陣ゴール前からえんえんゴール前まで突破されてシュートを打たれトゥイードがカットした場面。24分、山形右サイドからのCK。フリーで高い打点のヘディングシュートを放たれますがゴール左へ。と、ここまで3回ほど。
30分内田のインターセプトからシルビオとワンツーでつなぎ内田がドリブルで抜け出し、中央でシュートを放ちますがこれはGKがキャッチ。惜しいシーンが続きます。
34分には昨年山形で披露して一気に山形サポの嫌われ者になった菅野のじらし技が炸裂。モンテサポのイライラ度をわざわざ上げます。そのフィードに合わせようとした城が相手と交錯してペナルティを得ます。しかししばらく起き上がらず担架で運び出されて心配させますが、3分ほどして無事にゲームに復帰。
36分には相手CKをシルビオがクリアしますが、こぼれ球に臼井が走りこみます。しかしここは菅野が飛び出してキャッチ。
39分には逆に左サイド突っかけた一樹を削って臼井のイエロー。ここでも大ブーイングが巻き起こります。その左サイドからの信義のFKは枠へ飛びますがGKがしっかり反応してキャッチ。今日は信義のキック精度がそこそこよかったのが以外です。昨年のスランプから抜け出すきっかけになれば良いですが。
42分、左サイド抜け出そうとした城を倒して小林にイエロー。城は今日はあまり下がりすぎず前線でボールをキープします。城がキープするとボールが落ち着き、やはりレベルの違いを感じさせますが、相手のマークがその分きついです。前半はそのまま0-0で終了。
前半終盤から曇り空となり気温もぐんと下がってきた上に、上空では風が強くなって来ました。後半この風が両チームの戦い方に影響を及ぼしました。
メンバーチェンジなく、後半が開始。
2分すばやいリスタートから山形・永井にシュート打たれるが、ゴール左へ。危ないシーンでした。
3分FKからのこぼれ内田が真ん中に切り込み、シルビオへ。ミドルゾーンからシュートを放つもゴール左へ。交互に危ないシーンと惜しいシーンが続きます。両チームシュートで終える良いゲームが続きます。8分にはフィードの返りをシルビオがダイレクトでシュートもゴール左へ。これも良いシュートでした。
11分には山形・小林がシルビオを倒してミドルゾーンでFKを得ますが、キッカーはなんと早川!強烈な右足シュートはバーの上へ。
後半序盤も互角の展開でしたが、14分中盤でのプレスがゆるくなったすきをついて山形・臼井がはじめての右サイド突破。そのクロスを真ん中で原に頭で合わせられて先制されてしまいます。よりによって臼井のアシストで失点しますが、臼井らしい見事なプレーでした。
しかし失点しても意気消沈しなかった今日の横浜。キックオフ直後のプレーで城が右サイドを抜け出し、大友を経由して最後は一樹がミドルシュートしますが、GKがキャッチ。
後半に入っても大友がよく右サイドを起点に攻撃を続けます。27分には真ん中でボールを受けた信義が大友へ。そのまま右サイドからPA内に入り込んで倒されながらもキープ、最後はシルビオがミドルシュートを放ち相手に当たりCK。そのCKは山尾の頭に合いますがバーの上。
このCKの直後、富永に代わり吉武が入りますが、すぐに結果を出してくれます。
29分風で流れた菅野のフィードを左サイドで城がキープ、そのままPA内に入り込み折り返したボールを吉武がファーストタッチでゴール!同点に追いつきます。
吉武の投入でゲームは完全に横浜ペース、30分には内田のFKの折り返しをトゥイードが押し込むもGKキャッチ、31分には信義の久々のどっかんシュートがバーの上。城が味方を鼓舞します。33分には右サイドで大友が抜け出しますが、クロスを上げるのが早すぎ真ん中に誰もいないシーンも…。続いて右サイドをまたも大友が抜け出しましたが、自分で打てる距離なのに打たず、真ん中の城へ、城もチェックを受けてシュートできず後ろのシルビオへこのボールはシルビオが感じておらずシュートまで持ち込めず。大友には自分で勝負してほしかったシーンです。
35分には今日とてもよかったシルビオに代わり久保田を投入しますが、久保田は残念ながら決定的な仕事は出来ずシュートは1本のみ。山形も37分高橋に代わり本橋、38分原に代えてでっかいチッコと前線の選手を投入しますが、これも効いていませんでした。
大友は終盤足をつりながらも積極的に走り回りました。攻撃の駒がもう一枚あれば交代させることも出来たんでしょうが、そのつらそうな大友を内田は遠慮なく使いまくります。
時間は刻々と流れて、時間がなくなってきます。44分相手との交錯でファールを取られた城がボールをたたきつけてイエローを受けますが、城自身納得できず、試合終了後も審判に詰め寄っていました。
45分、信義から左吉武へのサイドチェンジから吉武のクロスは相手がクリアして右からのCK。これは合わせきれず、結局そのまま1-1で試合終了。
後半吉武が入ってからの横浜のペースの中で決勝ゴールをあげることが出来なかったのは残念ですが、双方持ち味をしっかりと出し、良いゲームでした。メインスタンドでは横浜の選手とは別に山形・臼井にも拍手が送られていました。え?ぼくですか?
拍手なんてするわけないじゃないですか。
さて次節はアウェイ鳥栖戦、しっかり勝って、横浜に帰ってきてほしいものです。
試合終了後は、ゴール裏れおな組、メイン組、バック組合流して総勢11名(たつ、れおな夫妻、みさき、きも、あや、ぶんた、たかひろ、KEEPER、かずま、しの)でホーム開幕飲み会。二次会ではウィングズ・オブ・フリーダムの大合唱のカラオケ大会へなだれ込みました。
採点行きます。
菅野6.0:今日は無難なプレー。ただし、あの時間稼ぎは有効なのかどうかは疑問。DF早川5.5:今日もミスが多かったが、終盤はセーフティなぷれーを心がけた。トゥイード6.0:久々に攻撃参加を魅せてくれた。DFで破綻はなかった。山尾6.0:DFラインをきちんと統率した。佐藤6.0:今日はオーバーラップも見せ、守備面でも貢献した。MF大友6.5:終盤足をつりながらも右サイドで攻撃の起点となった。富永5.0:今日も落ち着きなかった「フィールドの迷子」。内田6.0:捌きだけでなく、今日はドリブル突破でも魅せてくれた。小野信5.5:プレースキック、終盤に入ったボランチはよかったが、左サイドとしては中に絞りすぎて一樹の上がりを抑制してしまった。FW城7.0:アシストを決めたプレーだけでなく、ポストの時など城にボールが収まるとゲームの質が違った。シルビオ6.0:終盤疲れたが、終始よいプレーを見せた。シュートは枠の中に。吉武6.5:途中出場のファーストタッチで同点ゴール。サブとして十分の働き。久保田5.0:試合の流れをウチに持ってこれなかった。
山形戦観戦記集
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- 日記?みたいな雑文
山形サポさん
- WEBLOG MONTEDIO FOR GEEKS 。こちらに山形サポさんたちのblogがかなり紹介されていますので、今回はここに代表させていただきます。
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