J2第31節ヴァンフォーレ甲府戦プレビュー

前節、3-1での勝利と引き替えにGKタクオ、左SBカピ、ボランチ・ハチを失った横浜FC
ヒョヨンは足がつっただけだと思われるので出場可能として、そのほかの代役はヴェルディ戦前半の勢いを止めないようにしなければいけません。

ヴェルディ戦は、ハーフタイムでハチに代わりカズが入り、トモキチがボランチに入ったとたんに前半の流れが停滞し、ヴェルディに勢いを与える結果になりました。
相手は前回対戦でも対応に苦慮したマラニョンが出場停止です。サイドのスピード対応については少し楽になることが予想されるため、スピードに難のあるよしもっちゃんを左SBに置いてもそれほどミスマッチになることはなさそうです。ベストはカタが戻ってくることなんですが…。

ハチは代えのきかない選手ですが、しいて中に入れるとすれば、アツ、須藤のいずれかになると思います。現状ケガからの復帰が遅れてベンチにとどまっているアツよりも須藤が現実的なチョイスになると思います。
トモキチの場合はタテのスペースがないと動きが生かせないので、前節に引き続きサイドでの起用がベストだと思います。
そしてGKなんですが…。
やっぱり監督のチョイスはこーやんなんでしょうかねぇ…。
明らかにパフォーマンスは岩丸だと思うんですが…。

と言うことで日曜の布陣は、
GK小山、DF田中、八田、早川、吉本、MF小野、須藤(三浦淳)、鄭、西田、FW安、難波
サブGK岩丸、DF中田、MF三浦知(中野)、三浦淳(須藤)、FW池元
と予想します。

キッカーは当然ゲンの良いトモキチを引き続き。

ついにこの日が…

軽くリリースされていますが、結構大きなニュースがオフィシャルサイトにアップされています。

株式会社横浜フリエスポーツクラブ増資について 2009/07/30

横浜フリエスポーツクラブでは、この度2009年4月24日(金)第11期定時株主総会にて承認されました増資(第三者割当による新株式発行)につきまして、弊社取締役会決議により、2009年7月21日(火)に下記のとおり実行されましたので、お知らせいたします。

■増資概要:

  • 1.株式の発行数:普通株式5,990株/普通株式10,590株
    • ※新株の発行数 普通株式4,600株
    • ※【増資前】/【増資後】
    • ※種類株式については変更無し
  • 2.新株式の発行価格: 1株につき 50,000円
  • 3.資本金: 2億2,864万円/3億4,364万円
  • 4.資本準備金: −/1億1,500万円
  • 5.新株式払込期日: 平成21年7月21日
  • 6.普通株主数:  36名/36名
  • 7.新株式の割当先: 株式会社フィートエンターテイメント

■増資後の主要出資構成(普通株式):

今までフィートエンターテイメント、小野寺社長のオーナー会社の出資比率はまかりなりにも50%丁度に押さえてきました。
それを今回の増資でフィートの出資比率は、2/3(66.7%)を越える71.7%にもなりました。
これは大変なことですし、なぜこの増資が行われたのか、という疑問も自分の頭の中に渦巻いています。

というのは、株主総会での大半の議決では、過半数の賛成があれば決議されるのですが、例外として、合併の承認などのための特別の議決においては3分の2以上の賛成があれば決議されるのです。

つまり、横浜FCは今まで、まかりなりにも企業の経営に左右されない「市民クラブ」としてのスタンスをかろうじて保ってきたのですが、これでフィートエンターテイメント、ひいてはレオックの「子会社」というスタンスを通り越して、小野寺社長の胸先三寸で1998.10.29を繰り返すことが可能になってしまったわけです。つまり今まであくまでも「実質的」オーナーであった小野寺社長は、これではれて名実ともにクラブを好き勝手出来るオーナーの座に座ったわけです。


なぜこのようなことが、クラブメンバーやサポーターに対して全く説明されることなく決められてしまったのでしょう?
それともクラブメンバーミーティングではこの旨の説明をすでに受けていたのでしょうか?
増資が必要なのであれば、小野寺社長:奥寺&持株会の比率を50%に保った上で増資が出来なかったのか、非常に疑問に思います。

その疑問は疑心暗鬼を呼びます。
小野寺社長は、横浜をどうしようとしているのでしょうか?
オーナーとして横浜の生殺与奪を得た今、それを説明する責任が小野寺社長にはあると、強く思います。

がんばれタクオ

さてさて増資のニュースですっかりかすんでしまいましたが、チームにとって大事なニュースがリリースされています。

ファン・サポーターの皆様へ【大久保択生選手怪我の状況について】 2009/07/30

ファン・サポーターの皆様におかれましては、いつも温かい応援ありがとうございます。
さて、7月26日(日)に開催されましたJリーグディビジョン2第30節vs.東京ヴェルディの試合中、負傷いたしました大久保択生選手の怪我の状況についてご報告いたします。
試合翌日7月27日(月)都内病院にて、右大腿・内側広筋筋損傷、全治約3週間程度と診断を受けました。
現在本人は、クラブハウス内でリハビリトレーニングを行っております。
 
ファン・サポーターの皆様には、大変ご心配をおかけいたしました。
今後ともご声援の程、何卒よろしくお願いいたします。

ケガした時の状況で、数ヶ月を覚悟したタクオのケガはなんと全治3週間。
リハビリを早くも開始しているようです。
なんという鉄人!てか丈夫すぎだろ…。

ホントに安心しました。
タクオのいないゴールマウスを1ヶ月、僕らと(出来れば)イワマールor(現実的には)こーやんで守り続けるから、タクオは安心して治療に専念して欲しいものです。