天皇杯3回戦 vs川崎フロンターレ

横浜は、相性の悪さを感じさせないゲームを川崎相手に敢行。
序盤の3連続のピンチ、ジュニとの1vs1、黒津のどフリーシュートなどを体を張って防ぐと、前半の途中から身体が重くなってきた川崎相手にしっかりと攻撃も組み立てられるようになってきました。
しかし前線はなんちゃんにあまり切れがなかったこととカイオがやはり前後に動きすぎることで中盤の厳しいパスはなかなか通りません。
セットプレーでは高地が精度の高いボールを供給し、どフリーのなんちゃんに合えば確実に1点モノの素晴らしいキックも。

後半もしっかりと守りきってサイドから崩す横浜。
おもいっきり川崎寄りの審判のジャッジをはねのける素晴らしい試合。
そして後半37分には交代出場のクッキーが決めてなんと先制します。

しかし後半43分審判によって試合が作られてしまいます。
CKの場面で横浜は野崎からねじに交代を準備しますが、審判が全く気づいてくれません。
そうこうするうちにホベが足をつってしまいます。
ここでいったん待ったをかけてホベからねじへの交代に変更。
ホべがいったん外に出てしまい、これにより微妙にマークのズレの生じた横浜はジュニーニョに土壇場で決められて延長突入。

さらに延長ではだいぶ疲れが出てしまい、川崎楠神に延長後半5分逆転ゴールを許してしまいます。
絶体絶命ですが、疲れた身体を引きずりながら横浜は諦めませんでした。
後半ロスタイム、右の武岡からのクロスをニアに飛び込んだハチがいた事でGKが弾き、このこぼれ球をナベが叩き込んで同点!!

と思ったら前方でプレーに関与しなかったクッキーがオフサイドとみなされてノーゴール。

2度までも審判に試合を作られてしまった横浜FC、あと一歩及ばずにまたしても川崎に苦杯を舐めることになりました。
両チームともいい試合を見せてくれたので、こんなつまらないことで試合を決して欲しくなかったですね。

残念です。
横浜は本当によく戦ってくれたと思います。
僕らの力がJ1でも通用すると思わせてくれました。
ありがとう。