昼過ぎに雨が止んだので

朝、台風6号八丈島の近くってテレビで言ってたような・・・
終日雨なんだろうと思ってたら、昼過ぎに止んだ。天気予報見ると、午後は降らなさそう。
最近暑くて走ってないので、この涼しさは大歓迎。
ちょっくら入山峠に登ってこようかと、午後1時前に自宅を走り出た。



浅川と浅川サイクリングロード。八王子市内のR20大和田橋から。


いつも穏やかで水量も少ない浅川が、濁った流れ。
雲が厚いので、まだ雨が心配だなぁ。降ってきたら、引き返す予定。



追分交差点でR20とお別れ。ここから陣馬街道、一直線。



コンビニに寄ろうと思ったとき、目に留まったのが“諏訪まんじゅう”の看板。


あげまんじゅう1個120円をパクリ。田舎っぽいしっかりした厚手の皮がうまし。
まんじゅう1個分のカロリー消費するため、夕やけ小やけふれあいの里まで猛ダッシュ



ふれあいの里に着いたら、なんとまぁ晴れてきたじゃないっすか!



観光客ゼロのふれあいの里で、しばし休憩。すでにお疲れモード。



売店を覗いたら、地元産のトマトが2個100円。ドリンクよりいいや、と即購入。
いやぁ新鮮で美味しかったす。



夕やけ小やけ橋っていう吊り橋。渡って、ふたたび陣馬街道へ。



関場バス停がある交差点。入山峠は右。陣馬街道とお別れ。
陣馬街道を左に行くと、和田峠ってこと。
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通行止は、いつものことながら

入山峠は、自宅から最も近い“登った感”を味わえる峠。
昨年12月に一回来たことがある。そのときは遅めの紅葉が楽しめた。
今回も、トンネル先のビューポイントから写真撮りたい。



入山峠に通じる道は、盆堀林道。基本は通行止だけど、たまに自転車やハイカーも。


昨12月には無かった看板が。“架線集材作業中、通行注意”とのこと。
架線集材ってナニ? 通行止なのに通行注意とはいかに・・・
って思いながら登り始めた。



季節がら、路面にはコケがいっぱい。下りは気をつけないと・・・
羽田空港近くでコケで滑って転んで、痛い目にあったばかり。



入山トンネルは、コケで緑のお化粧。急な坂が続くのは、ここまで。
トンネルの先は見晴らし良く、急坂も無い。



トンネルの向こうは、この前来たときより木立が少ない。
なんか材木を切り倒す音が聞こえてくる。



トンネル抜けると広がる眺望。手前の斜面は、すっかり木が無くなってる。
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スギの伐採中で、通れないの?

と、頭上では、ウィ〜ンと大きな音を立てて、何本ものケーブルが揺れている。
ここにいると危ないかなぁと思いつつ、様子見。



突然、目の前で、スギの木が谷を渡って、右手から左手に。
ほぅ、これが“架線集材”ってことなのね。



谷の向こうの急斜面では、伐採したスギ材を架線にくくりつける作業中。危なそう。



こっちの斜面では、運ばれてきたスギ材をチェーンソーと重機で製材作業。


林道を進むと、材木と重機が道をふさいでいて通れそうもない。
峠はアキラメか、と作業を見守ってると、重機の運転手がこっちに気付き、手招き。
わざわざ作業を中断、通してくれた。アリガトサン。



チェーンソー作業中、ワタシも薪作り用に持ってるのでしばし観察。


すご〜く慣れた手さばき。でも防護メガネ無しって、なんて大胆な。
チェーンソーのエンジン音が、谷じゅうに響き渡ってた。



すぐ近くには架線操作の運転台が。崖際に組んだ櫓の上。コワ〜。



こんなに山肌があらわに。12月に来たときと風景一変。



製材のための切り出しかと思いきや、花粉対策だって。
スギにも、花粉が多いのと少ないのがあるって聞いた覚えがある。
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作業場をあとに、峠まで

集材作業の現場からしばらく進むと、入山峠の一番のビューポイントがある。
八王子市街と、遠くに新宿の高層ビル群も見えるはず。



天気がイマイチなので、新宿以遠は霞んでる。でもいい風景。



目いっぱいの望遠で寄って、八王子市街。



ビューポイントから1kmほどで入山峠着。まだ4時前。



登ってきた道。峠の直前だけ、少し急になってる。



こっちは檜原街道方面に降りる道。一部未舗装区間あり。


どっち降りようかと、ちょっと考えて・・・
集材作業のじゃましたくないけど、未舗装区間は走りたくないし。


晴れてきたし、時間の余裕あるので、和田峠も登ってみよか、と引き返すことに。
重機はちょうど休憩中だったので、じゃまにならず良かった。



下りの急カーブでパシャッ。
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ついでってことで、和田峠

関場バス停の交差点まで引き返して、ふたたび陣馬街道を西に向かった。
和田峠に登るのは去年の11月以来、2回目。
体が軽かったので、入山峠と同じ調子でちょっと飛ばし気味。



激坂が始まったあたり。日陰から見ると、木立から降り注ぐ水滴に光が当たり、とってもきれい。
思わず停車して写真を撮った。


・・・というのはウソ。飛ばし過ぎて、足と心臓が完璧アウト。
涼しいところで休んだだけ。やっぱ和田峠は、入山峠みたいな調子では登れない。



一番勾配がきつい辺り。最大勾配17度とか19度って聞いたけど、ここのこと?
ちょうど舗装状態も良くなく、難所っすね。



はい、峠の1km手前の東京側唯一のビューポイント。
ちなみに山梨側には、富士山を臨む最高にきれいなビューポイントがあるのだ。



望遠で見た。伐採された山肌は、さっき通った入山峠下か?



和田峠着。峠直前は急坂も、峠の茶屋が見えるので頑張れる。



午後5時前。快晴の和田峠。茶屋はお休み。誰もいないとは思わなかった。


20分ほどいたけど、車が一台通り過ぎただけ。
平日だし、台風が来てたから、和田峠に登る酔狂はワタシくらいか。
夏の晴れた和田峠に、一人だけってのも快感っす。



こっちは山梨県。1kmほど先にきれいな風景が待ってるけど、またいつか。



ほぅ、陣馬高原下バス停から3.7kmなのか。タイムアタックしてる人多いよね。


他人のブログ見ると、信じられないタイムで何往復もしてる人とか。
ワタシは、こんな峠のタイムアタックなんかやりゃせんよ。
激坂、からっきし苦手なんでね。


てなわけで八王子方面に戻ることに。
路面が濡れてるので、超スローペースで。ブレーキ握る手が痛くなるほど。



路面全体に水が流れるところが何ヵ所も。背中びしょぬれ。


結果、最高のサイクリング日和だった。
でも出会ったロードバイク和田峠の手前ですれ違ったたった一台だけ。思わず互いに挨拶。


そして、台風前の酷暑に比べると、寒いくらいだった。
和田峠を下る際には、ぶるぶる震えるほど。個人的にはこれくらいの方が好き。
八王子市内が22度だったので、和田峠の森の中は16-17度だったかも。


真夏の涼風サイクリング、ほんと気持よかった。
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7月21日のルート

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