日光と華厳の滝

気分転換と気晴らしということで、朝の6時に家を出発してぷいっと日光に行ってきました。以前、那須にあるお客さんを担当して車で毎週通っていた頃、宇都宮で左に曲がると日光という看板を見ながら、いつかは行かなきゃなぁと思っていたのを思い出して。


東京のような都会(特に23区内)で車を所有するのはもったいないとは思うものの、こういう時にふらっと動けて、かつ自分の好きなペースで行き先でも移動できるのが車のいいところ。ほどほどに燃費走行しながら走ると、片道3時間くらいで日光東照宮に付きました。どうやら建物および一帯が世界遺産になっているもよう。近くは車の進入禁止にしていることもあり、空気もきれいだし道の脇を流れている湧き水もすごくきれい。
 


近くを散歩するとお寺や宝物殿などがいっぱい。しかし、何に入るのも全部入館料(高いし、個別料金)が掛かる。観光客が多いし維持費が掛かるのも分かるけど、なんだかちょっと切ないような悲しいような。という訳で色々見たい気持ちが萎えてしまったので、一番安かった東照宮の入り口手前にある公園に入る。唯一の紅葉園!見ごろは10月下旬〜11月中旬!という宣伝文句に惹かれたけれど、まだ早かったらしくがっかり。でもちゃんと紅葉してたら本当にきれいだったかも。
 

夕方の礼拝までに戻りたかった事もあって、日光は早々に退散。近くに華厳の滝があることを思い出してそちらに移動。といっても移動の道のりであるいろは坂も目的のひとつ。名前は知っているけど、どんなものかな?と思って走ってみると、たしかに凄い九十九折。同じく紅葉には少し早かったけれど、ちらほらと紅くなった木が混じっているのが見える。日光→中禅寺湖方面は、途中でどえらい渋滞になって、上り坂+渋滞+マニュアル車の悲哀をじっくり感じる。
 

いろは坂を過ぎると間もなく中禅寺湖で、華厳の滝もすぐそこ。しかしさすが観光名所で、駐車場待ちの車が長蛇の列をなしている。げんなりしつつ通り過ぎると、お食事処が「ウチで食べてくれれば車を留めていいよ」サービスをやっている事を発見。ちょうどお腹も空いていたので車を留めて鳥そばを頂く。ちょっとだしが薄かったけど、手打ちのそばでまぁまぁ。


華厳の滝はお食事処から歩いてすぐ。近くには華厳の滝名物の団子(んな訳ないだろ)とかがいっぱい。とはいいつつ湯葉コロッケは珍しかったので一つ食べてみると、…揚げちゃうと普通のコロッケ。無料の展望台があって、そこから滝を見下ろしてみると想像していたより遥かに大きい。近くに行けるエレベータもあったけれど、日光での何でも高額×有料に当てられていたため、有料エレベータは遠慮して無料展望台だけで終了。
 

次にもうちょっと紅葉が進んだ頃に出直せたら、東照宮なんかも入ってみましょうかねぇ。