11月11日

11月11日
http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2008/20081110_144402_contador-chasse-les-secondes.html

アスタナ コンタドールがタイム短縮を追い求める

先週のSan Diegoでの送風装置での実験から、
アルベルト・コンタドールは、彼のコメントから満足して戻っていたようだ。
2007ツールドフランスの覇者は、特に、ハンドルより更に前傾姿勢で走る試みを行った。
そう月曜のマルカでは述べられている。
マルカの語るところによると、アスタナのこの選手は木曜日の午前中いっぱい、3、5分ずつの1連の送風装置によるテストを実施。
それはハンドルとサドルの位置をいくつか調節して実験、空気抵抗の中で最適なポジションを決めるためのものであった。

コンタドールの言葉

結果によると、体のポジショニングをもうちょっとさらに前にずらすことによって、
自分はまだ改善の余地があることがわかった。

昨年、それをもう試していたんだけど。
いくつかのポジショニングで、トラック競技で実施してみたんだ。
それによってタイムトライアルを走るやり方について学ぶべきことを引き出せた。
結果は昨年をみれば明白だよ。

グラン・ツアーを勝ち取る秘訣は、山岳コースとタイムトライアルで、最高のパフォーマンスをすることだ。
これらのステージは数秒がものをいうからね・・・



綿密な探求が、違いを生む。
コンタドールはジロに焦点を合わせた新しいヘルメットに喜ぶことだろう。

空気圧抵抗によるポジショニングのテストは行ったが、ランスアームストロングとの関係のテストは行わなかった。
将来のコンタドールのチームメートとなるであろうアメリカ人選手は、彼もサンディエゴでの送風装置による一連のテストを行ったが、それはコンタドールの前日のことであった。
彼らが遭遇するのは、今月最後、テネリフェでのチームの初ステージの予定だ。

(↑ひょっとして初ステージじゃなくて、チーム発表か何か??)





                                                                                                                                                              • -

http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2008/20081110_174635_lancement-de-l-equipe-isd.html

2009、チームISDがスタート

カザフのアスタナ、ロシアのティンコフ、カチューシャに続いて、東欧勢力は上位ロードレース界にさらに進出。
ISD、この月曜日に公式に世に出たイタリアチームは、ウクライナの金属工業大グループが主なスポンサーとなった。

ジョヴァンニ・ヴィスコンティがチームのリーダー、より輝かしいリクルート結果としては
Mario Cipollini、彼は相談役として働く予定だ。

ISDマネージャーのAngelo Citraccaの話

ISDは3年で計画で主な予算は400万を計画している。それは750万までアップするだろう。
2011年までで、最強10チーム入りを果たしたいと思っている。
まず、チームは2009ジロデイタリアに参戦予定。
今シーズンツールドカルフォルニアで復帰してから、Mario Cipollini は41歳で新たな役割を担う。

Mario Cipollini

若手育成にからむ計画に参加したいと思って長いことになる。
私たちの本拠地はPistoia(トスカーナ地方)にあって、そこではユースからプロチームまでの選手たちを抱えることになるだろう。

チームの主要メンバーはクイックステップから移籍してきたジョヴァンニ・ヴィスコンティ
この25歳の選手は2008のジロで8日間マイヨローズを纏い、2007年のイタリアチャンピオンでもある。
2番手として先日の世界選手権で5位だったウクライナ人の Andrey Grivko(チームミレラム)
それかイタリア人の Dario Cioni (サイレンスロット) か Serguei Honcharがいる。





                                                                                                                                                              • -

http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2008/20081110_193611_verbrugghe-directeur-sportif.html

クイックステップ、Verbruggheがスポーツディレクターに

先日引退したばかりの Rik Verbrugghe がチームクイックステップの次期スポーツディレクターになることになった。このベルギー人はコフィディスに移籍する前2005年にクイックステップに所属。
選手としてのキャリアはジロでマイヨローズ、Flèche Wallonne優勝、ツールドフランス1ステージ優勝。

以前のこの人だ!→http://blogs.yahoo.co.jp/tdfnaranja/1758067.html 過去の記事
http://circuitfrancobelge.lunarpark.be/index.php?level=3&sub=41 写真




                                                                                                                                                              • -

http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2008/20081110_222032_hammond-et-pujol-signent.html

サーベロハモンドプジョルが契約締結

カナダの新チーム、サーベロ
英国人Roger Hammond (Columbia) と
スペイン人 Oscar Pujol (Burgos)と契約締結した。
ハモンドは2004のパリ・ルーベで3位。

Dan Fleeman, 英国人クライマー (Sean Kelly Team) と
追い抜きレースのスペシャリストで、2005ジロのプロローグの優勝者でもある
オーストラリア人 Brett Lancaster (Milram)
が同じく契約締結した。

カルロス・サストレ、2008のツールドフランスの優勝者と
ノルウェー人のThor Hushovdが来季のサーベロの2大リーダーになる予定。

AG2R 来季へのまなざし

http://www.lequipe.fr/Cyclisme/breves2008/20081110_153029_lavenu-on-a-trop-suivi.html

AG2R - Lavenu : われわれは後追いすぎていた。

あと数週間、チームのメンバーがまだバカンス中だとしても、AG2R-LA MONDIALEのマネージャー、
Vincent Lavenu はツールドフランスで目立ったほかは、今シーズンどちらかといえば控え目だった2008シーズンの分析を出発点として2009の準備のためフル稼働中である。

シリル・デッセルは、チーム12の勝利のうちひとりで4つの勝利をもたらしたが、
来年も確固としたチームのリーダーであり続けるだろう。
また、クレディ・アグリコルから移籍してきた、ニコラ・ロッシュとセバスチャン・イノーは主な新しいチームの一員である。
マネージャーからチームに指示されたミッションは「自信を取り戻そう」



ツール、見かけ倒しのシーズン

自転車競技愛好家の注意は主にツールドフランスに集中する。
チーム AG2R - La Mondiale は祝福されうるだろう。何故なら Vincent Lavenu の選手はツールで輝いていたからだ。

シリル・デッセルはアルプスのJausiersで輝かしいステージ優勝を飾り、
ウラジミール・エフィムキンはBagnères-de-Bigorre でリッコ(彼はこの順位からまもなく抹殺されるであろう)に続いて2位。このロシア人はのスロバキアのタデイ・ヴァリャベッチとともに10位でツールドフランスを終えた。

で、それを除いては?
ほとんど言うべきことがない。
シーズン通して12勝。そのうち4勝はシリル・デッセルただひとりによるもの。
(Tour de Catalogne, Quatre Jours de Dunkerque Dauphiné Libéréとツール)


Vincent Lavenu のまなざし

レースでの数々の勝利の反響は同じものではない。だがツールドフランスは今シーズン大きな満足をもたらしてくれた。それは上出来だったドーフィネ・リベレに引き続いてのことだ。
私はチームの順位が2位であったことも取り上げておきたい。チームのクオリティーを示すものだからね。
それにひきかえ、フランス選手権ではあまり結果が出せなかった。
リーダーたちはそれぞれの目標に向かって、他のメンバーのことを忘れてしまったんだ。

全体として、私たちはちょっと日和見主義すぎたのかもしれない。一貫しすぎていた。
でもチームは比較的若い選手たちが御奥、けが人も多かったことを忘れてはならない。


J. P. NAZON の離脱

AG2R - La Mondiale は冬を比較的入れ替えなく過ごせそうだ。
主な離脱はJean-Patrick Nazon.
2003年のツールドフランスマイヨジョーヌをまとったことがある選手で、31歳のスプリンター
今シーズンは結果を出せなかった。

他のツールのステージ優勝者 (2006), Sylvain Calzati もアグリチュベルで新たな一歩を切ろうとしている。

スプリンター Alexandre Usov もコフィディスに移籍する。


Vincent Lavenu のまなざし

私たちのスプリンターは期待値に達していなかった。
Jean-Patrick はもはや意欲的ではなかった。
高いレベルで争えるスプリンターを擁さなかったのだ、数々のレースを勝ち取ったJaan Kirsipuu のようなね。
若い選手たちに、チームをその選手中心に作っていけるような、彼のような存在になれとも言えないし。
Sylvain Calzatiも、手放すことになった。彼との関係は終わりを迎えたとしか言えない。


新加入 ニコラ・ロッシュとの公約

AG2R の選手たちが、すでにもうかなり若い、と言っても、それは Vincent Lavenu がネオプロ3人と契約することの妨げにはならない。

Guillaume Bonnafond, Bled Kadri とラトビアの Gatis Smukulisだ。

チームはクイックステップからアレクサンドル・エフィムキン、ウラジミールの双子の兄弟と
クレディ・アグリコルからの2人の選手、フランス人とアイルランド人のハーフ、ニコラ・ロッシュと、シーズン終盤ブエルタでのステージ優勝したセバスチャン・イノーによって強化される。


Vincent Lavenu のまなざし

さらに補強をいくつかしたくてね。
Pierre Rolland, William Bonnet, Romain Feillu , Cyril Gauthierにも交渉に入った。
彼らはそれぞれ違った理由でオファーを断った。
シルヴァン・シャヴァネルともツールの間話し合ったよ。彼はクイックステップを選んだが。

アレクサンドル・エフィムキンは爆発力のある選手で、彼の獲得にはウラジミールが多大な貢献をしてくれた。
ニコラ・ロッシュはより高いレベルに向けて爆発最中だ。彼は申し分ない(ブエルタで総合13位)
セバスチャン・イノーのように、勝利する選手だ。
今シーズン私たちにかけていたタレントだ。



2009の目標 自信を取り戻せ

チームでの今シーズンの最優秀選手、シリル・デッセルは来季も主なリーダーであり続けるだろう。
ウラディミール・エフィムキンと Tadej Valjavec は1週間のステージでレースで才能を発揮できること、
さらにグラン・ツアーではリーダーのアシストとしても活躍できることが既に証明されている。

未知の選手に関しては、国内レースに参加することになるだろう。
今シーズンは、フランス選手権から除外されたとしても、6人の選手たちだけが勝った。

怪我人は、 Ludovic Turpinが有名だが、ウクライナ人の Yuriy Krivtsov や若い Cédric Pineau も復帰が期待されている。


Vincent Lavenuのまなざし

チーム全体としてはいい感じで、ほとんどの選手たちが向上の余地がある。
ウラディミール・エフィムキンがイニシアティブをもつだろうが、彼もレースでの戦術を向上させる必要がある。
Valjavec は最も安定した成績を残せているが、パリ・カマンベールみたいなレースでどれだけできるか見せてほしいと思っている。
スプリンターとしては Lloyd Mondory がレースの数々を獲るだろう。

我々のリーダーは、もちろんシリル・デッセルだが、この役割をこなすには自信が必要だ。
チーム全体、自信を取り戻さなければならない。
アタックをしかけ、勝利を取りに行かなくては