予算が余っても、11月、12月に研修を突然実施がダメな理由

どうも池田哲平です。

10月も終了しました。

新しい期になり私たちの仕事も底を打った感じですが皆さんは如何でしょう。


年末に向けて何らかの実行段階に入られている方もいらっしゃると思います。


しかし、あえて言わせて頂きますが


「今年度(12月末までの)導入はやめること」

です。

研修会社の単なるパッケージトレーニングの導入は


1.お金の無駄
2.業務の悪影響
3.正しい研修の導入の妨げ


悪いことばかりです。


研修会社の提供するトレーニングは地頭力がある人には効果的ですが、研修そもそもに懐疑的だったり、業務で多忙だったりすると全くもって効果がでません。

つまり1のお金の無駄になってしまいます。


業務を効率化するために業務を見直すことは大事です。


しかし、それを正しく見直すのではなく間違った視点を与えてしまうと業務に悪影響がでることがあります。


営業研修などを提供する場合、参加者から


「理論はわかるけれどそれは現場では使えない」


との意見がでてきたら、研修の導入の仕方をもう一度再考すべきです。


研修参加者の業務に直結するそういう研修を導入するには


いくつかのステップが必要です。


まずトレーニング実施者が参加者に対して


「今の業務で一番課題となっているポイントはどこか?」

「どんな立場にある人が当社製品の導入に関わっているのか?」

など具体的な対策を取れるような要因を調査する必要があります。


そこから次へのステップ・・・・

この紹介はまた次回にでも・・・



では


とにかく


研修導入はあわてずに


では

正しい研修の選び方 Part1

どうも池田哲平です。



3ヶ月ぶりの登場です。


7月、9月は忙しく。


8月は休暇ということでお休みしていました。


7月全くキャンセルが出ていないというお話を書きました。


その後の顛末を語ると恥ずかしいですが・・・。


キャンセルではないですが来期に持越しなどのプロジェクトも


ちらほら出始めました。


この持越しが数年先の業務の遅れにならないことを祈りつつ延期を了解しました。


いつもこういったジレンマに陥ります。



研修は投資なのかコストとみるのか


講師を内政化するのか外にだすのか


全員に実施するのがよいのかキーパーソンでけなのか


一般的なものにするのか会社独自にするのか



さまざまな悩みがあると思います。


その適切な答えがもしあるとしたら皆さんは知りたいですか?



その適切な研修の選び方を今後は提供していきたいと思います。



ではでは

予算カットを受けないで 自分のやりたいことをやる

どうも池田哲平です。

暑くなってまいりました。

もうすでに季節は7月。

今年も後半に入りました。

皆さんの上半期はどうでしたか。

私は年初から上々の滑り出しでした。

景気の波に押されることもなく、逆に時間がとれずに新しいことにチャレンジできない日々が続いています。


友人であるトレーナーや講師陣も仕事が増えている人、減少した人ようようです。


ではなぜこんな状況になってもキャンセルにならないのかの秘密をお教えしましょう。


それは

「経営陣とともにプロジェクトを進めている」

につきます。


つまり会社経営そのものの根幹に関係しているからなのです。


戦略に沿っていること、会社の将来と関係することは企業の将来を考えている経営者は絶対人材開発の予算はきりません。


もし戦略に合っているのに中止するような企業であればそれはかなりの危険信号です。


それは土台をしっかり作らずにビルを建てるようなものです。


当然、倒壊の危険がでますよね。



関わった会社が改善せずに崩壊すると私も困ります。

なぜ助けられなかったのか?

となると仕事もこなくなります。

仕事をする会社も注意しなければなりません。


私の場合経営者のコミットがない仕事は断るようにしています。

かつ、その人が信頼たる人物であるかどうかです。


経営者を関与させるためにはいくつかのヒントがあります。


まずはその経営者の戦略を理解すること

そしてその人のインセンティブを理解することです。


そうすればコミュニケーションや提案事項が相手の言っていることとフィットしてきます。


インセンティブには二つあります。


大きく前進したいインセンティブ

できれば何もせず現状維持したいインセンティブがあります。


具体的にどうしたら良いか。


これは日々のコミュニケーションが大事です。


もし社長が「○○って興味あるんだよね」

といっていたらその○○とわれわれが提供するサービスやプログラムの共通項目を探します。

そして

実はその「○○を完全に成功させるには、××と△△が必要なんです。」


といって巻き込むのです。


いったん巻き込むとかなりの確率で社内の調整役として動いていただけます。



もっと具体的なテクニックや戦術はありますが、それはまたの機会にしたいと思います。


ではでは










これは私の仕事が戦略と密接に関係していることだと考えられます。

講師をしていて気になることパート1

どうも池田哲平です。

今月初。

日曜の自宅。

ほぼ毎週移動や出張。

日曜日に家にいるのが久しぶりです。


もし今の妻と結婚せず、外国人と結婚していたら間違いなく離婚です。

妻が日本人でよかったとつくづく思います。



さて、こういう組織開発の仕事をしていると必ず気になることがあります。


それは自分の伝えていることがどれだけ仕事に役立っているか。


講演・研修・ワークショップで自分の伝えたいことを工夫しながら語ります。


大人の学び方は色々なので一方的には話しません。


必ずといって良いほど、質問形式で投げかけます。


質問が刺激になり、受講者の思考を深めていくのです。


こちらが答えを持っていたとしても待ちます。


なぜなら、自分で行き着いた答えや解決策のほうが実行しやすいからです。


仕事は結果がでることが大事です。


研修をやったことで参加者の行動が変化する。


それが一番大事だからです。


答えを知ってしまい、


それに満足すると


考えなくなります。


人から与えられたことを基本に行動しないので、


結局、研修に参加しただけで終わります。




だからこそ忍耐や待つことが重要です。



相手が気づくまで待つ。


そんなことが必要になるのです。



そしてその学びがあったことで結果が出るのは数年後。


気の長い仕事。


やっていることが正しいのかと悩む時もないと言えば嘘。



ただ信じたいのは、人間の英知。


必ず学びから発見があり行動の変化があると信じたいのです。


自分自身で迷ったときには


今でも誰かに聞きます。


本を読みます。


そして考えます。


何ができたのかを。


どうしたらもっとよくなるかを。


昨日私の尊敬するある方がこうお話しをされていました。



「結局、やり続けた人間。あきらめない人間が勝つんです。」


やり続けようと思います。

ASTD Part 3

どうも池田哲平です。

今日から地方巡業。

まずは名古屋。

明日から静岡です。

皆さんは出張は多いですか?

出張の楽しみはなんといっても地場の食事。

またもや太って東京に戻りそうです。


さてASTDのパート3

今日はセッションの中で気になったコメントがあるので共有したいと思います。


それは

「Learning Professionalから見ると明らかに違う課題が存在するのにTrainingで解決しろと言われたらどうするのか」

です。

日本だけかと思っていたら他の国でも一緒。


この質問の本質はこういうこと

「研修・ワークショップ・コーチングを依頼する人が問題の原因を理解していると思っていること」

です。

裏を返せば

「問題の根本原因を理解せずに研修を依頼するケースが多い」

と言う事なのです。


具体的には、


スキルの問題ではないのにスキルアップを図ろうとしたり。

トップの問題なのに中間管理職をいじろうとしたり。

製品の問題なのに営業強化といったり。

サービスの問題なのに営業が悪いので営業強化する。


現象はさまざまです。



こんな時に大事なのは実は


「素直な心」


多くの人が自らが自分のやり方が間違っているかもしれない。

自分が原因のいったんを担っているかもしれない。


などと気づきがあるとほとんどの場合解決するそうです。




ではその人たちに気づいてもらうにはどうしたら良いか。


やはり仕掛けだそうです。


「あなたが悪い」と言われてもそう本人は「そうでしたか」

とは認めないもの。


だからこそ方便や小さなうそでプロセスに引っ張り込むのです。



「新しい課題解決の方法を試したいからちょとだけ時間くれない」

と誘い。


本人に気づきをあたえる仕組みの


Appreciative Inquiry

Action Learning


のセッションに参加させたりするのです。


ちょっとひねった方法が必要なようです。



Learningを起こすには百戦錬磨の作戦が必要なようです。



ではでは


【今日の秘伝】多少騙しても本人に気づきを与えれればLearningは成功

ASTD 2009 Part2

どうも池田哲平です。

昨日に継続してASTD2009の報告です。

今日はちょっと違ってどんな雰囲気をご紹介します。

各研究会は写真厳禁なので・・・

ボランティアとして参加した勉強会の風景を少し

ディスカッションの

終了の記念写真


国が違えでも課題は共通です。


日本企業の方で海外でリーダーシップを発揮するのにお困りの方

是非ともこういったセッションに参加をお勧めします。


現場でもまれた経験のあるコンサルタント集合知が皆さんの課題解決のお手伝いを

することは間違いなし。


詳細についてはまた後日


では

世界の舞台をこなして質をあげる

どうも池田哲平です。

世界最大のLearning Professionalのカンファレンス

ASTD International Conferenceに行ってまいりました。

参加は今年で3年目。

今回の目的は大きく3つ。

1.組織開発のBestPracticeを学ぶ
2.Globalプレゼンスをアピールするための土台作り。
3.海外の提携先の開拓

うれしいことに参加2日目にして目的達成。

皆さんは展示会やカンファレンス参加に目的意識をもたれていますか?

目的をもっていくとリターンは大きいです。

本ちゃんのカンファレンスの参加目的を急遽変更し

1.Global Leadeshipプログラムの潮流の確認
2.最近のODやTraining手法の学び
3.IndependentコンサルタントとしてのBestPracticeの学び

としました。

6日間参加して気づいたことは日本からの参加が大きく減少したこと。

一方でBRICsと呼ばれる国からの参加者が増えていました。

セッションも色々な国の方からの発表がありとても勉強になりました。

こういった場の発表により多方面からフィードバックを受けるとより内容や発表の質が自然にあがります。

英語での発表にハードルはありますが、そういう場を経験することで勉強することもあります。

セッションのパネラーになったことでメリットも沢山ありました。

まず、企業側からの参加者にGlobalトレーニングに関する専門家の印象を与えることができました。

且つパネラーのクウェートサウジアラビア・ベネゼエラの専門家とコネクトできたことです。

来年は是非ともセッション(発表)に参加したいと思います。

ただし5倍の競争率に残らないといけないのですが頑張ります。


【今日の秘伝】世界の舞台でフィードバックを受けること質を上げる

では