シーパップ

検査の結果、睡眠時無呼吸症候群のグレーゾーンに入っているので、

5月1日からシーパップを使用し治療しましょうとドクターに言われた。

まさか寝ている間無呼吸の時間があるとは思ってもいなかった。

息が止まり続けると、息の根も止まってしまうので、ドクターの

指示に従います。

釣り釜

今お茶のお稽古は釣り釜(つりがま)である。

天井から鎖でお釜が炉の上に釣ってあるのだ。

釣ってあるだけなので不安定である。揺らさないように神経を使うのだが、

恐る恐るお道具を扱うと、柄杓で押してしまったり

口の小さなお釜から湯を汲む時、お釜の口に柄杓を当てて

炉の中に湯をこぼしてしまったりするので、細心の注意を払いながらも

思い切りの良さが求められるようなお稽古である。

五月になると風炉に代るので4月中だけの風情。

経理処理

新年度が始まると、三月末日までの前年度のお寺の経理をまとめて

経理事務所に提出する。経理事務所はそれを精査し、税務署や宗教法人の

統括機関である東京都に提出する報告書を作成してくれる。

毎年のことだが、この作業をしていると昨年度1年間の様々な出来事が

浮かび上がってくる。お檀家との交流や年中行事執行など、楽しいこと

苦しかったことなどさまざまである。でも無事に勤めさせていただいた

ありがたさは毎年変わらない。今年度もより良いお寺を目指して頑張ります。

報復

イランの攻撃に対しイスラエルが報復攻撃に出た。

武力攻撃に対して当然の結果で、全面戦争に繋がりかねない。

中東情勢は全く不可解だが、それぞれの国民の犠牲は当然なのだろうか?

何を得ようとして戦火を開くのだろうか?

下山事件

先日、戦後の混乱期に起きた、下山国鉄総裁轢死事件の真相を追う

NHK番組を見た。後に検事総長になる布施氏が粘り強くこの事件の真相に

迫るが、「大きな力」によって捜査の打ち切りを余儀なくされる。

当時GHQからの命令は日本政府の権限を上回っていた。

それから今日に至るまでアメリカの力を思い知らされるようなことは

多いと思う。敗戦国の宿命なのか、と私は思ってしまった。

セウォル号

セウォル号沈没から10年。衝撃的な事件だった。

瞬間的に沈没したのではなかったのに、299名が遭難死し、

今でも5名が行方不明だそうだ。犠牲者の多くは高校の修学旅行生。

生意気盛りでかわいくてピカピカな子供を失った親御さんの衝撃は

計り知れない。その後、心身がボロボロになり生きる望みを失った、

と聞くが察して余りある。ただ、なぜこんなことが起きたのか

真実を知りたいために戦うことを生きる糧にしている。

韓国の暗部と言われても仕方がない。その後もハロウィンの惨事などが

あり、人の命を守る抜本対策を問われている。

あらためて犠牲になった方々のご冥福をお祈りする。