「グーグーだって猫である」 映画

teru10162008-09-10

水曜レディースディ 1000円
動物系は好きなほう。 「犬と私の10の約束」は見逃してしまったけど、これはグッドタイミングで観ることができた♪演劇と違って、映画は午前中やレイトで観ることができるので計画をたてやすい。 ただ、終了間近になると1日1回とかになってしまうので要注意であるが。 天才女流漫画家の麻子は愛猫サバを亡くして生活や仕事に対してのはりあいを無くしていた。 アシスタント達が心配する中ようやく、ペットショップに入ることができた麻子はそこでグーグーと出会う。 楽しく遊び暮らし、青自という青年にも出会って恋心を抱くようになり、仕事への意欲もわいてきたとき、思いがけないことが発覚して生活は一変する。 後半の展開は意外だったけど、悲しい事実の中だからこそ希望を持つことが大事だということを教えてくれたような気がする。 麻子(小泉今日子)の人物像がとてもピュアな感じでステキだ。 青自(加瀬亮)もその独特な雰囲気がこの役にあってたようだ。アシスタントのなおみ(上野樹里)のむちゃくちゃな可愛さはどうだ。 あちこちに出てくる楳図かずお氏のひょうきんさに笑える。 原作の大島弓子さんはどこかに出ていたのだろうか? 子どものころ読んでたな〜あの不思議なマンガ。 サバとグーグーはもう何もいうことなし♪ 猫を飼っている人の気持ちがほんとによくわかるわ(=^・^=)

「エリザベート」 博多座

13時〜 15500円 東宝ミュージカル

浦井ルドルフ、山口トート、涼風エリザで2回目。 急きょ取ったチケットだったけど、2階最前列というなかなかの席で満足だった。 双眼鏡をしょっちゅう覗いてはその美しい顔にほ〜っとなった。 誰って? もちろん、山口さん。 この歳(51)なのにこの声、顔、体格、ファンが多いのも無理はない。 ちまたでの酷評も聞くけど、演技が下手、えらそう、悲劇的な感じがしない・・・etc・・ まあ全て完璧だったら他の役者に悪いものね。 と、屓目ばりばり全開で見てきた。 あ・・私もTVドラマでの山口さんはそこまで支持しませんw 飽くまでミュージカル界のスター山口祐一郎が好き。 浦井ルドルフとのデュエットでもバランスがとれていて最高の組み合わせだったと思う。 エリザベートも以前の一路さんとより涼風さんとのほうが上下関係がうまく表れていてよかったかも。 一路さんは別格で上のような感じだったからね。 今回は一人で行ったのでローソンでサンドイッチを購入してぱくつく。 スウィーツのお店がいろいろ出てたようだが、見てるだけでおなか一杯になったw  音楽も演技も完璧な舞台には超満足。 お金と時間さえあれば毎日でも通いたいのは麻薬的だな〜(苦笑)

「さんしょう太夫」 ももちパレス

18時〜 市民劇場月会費1800円 前進座

おなじみのあんじゅとづし王の話。 どんな本で見たのか記憶すらないのに、盲目の母が「あんじゅ〜恋しや、ほうやれほ〜・・」と歌う姿の印象ってかなり強く残っている。 幼児体験ってやっぱりすごいもんだな。 前進座の歌舞伎的な手法ってレベル的なことはわからないのだが、見ててほ〜っとなる。 あの上半身を動かさずに歩く歩き方。真似してみたが簡単にできるものではない。 他にも多々あったようだが知識がないのでもうやめておこう(突っ込まれそうなのでw) 人買いに買われたあんじゅとづし王姉弟はその辛さに死のうとしたところを他の奴や婢に助けられ、のちづし王を逃がすこととなる。 そのためあんじゅは拷問責めになり死んでしまうことになる。都で一旗たてたづし王は姉を探すが・・・・ラストの太夫の処刑されるシーンは息を呑んだ。 実の子にのこぎりを引かせて太夫のクビを落とすのだ。 あの時代のあだ討ちの精神そのものの怨念のすごさに驚くとともに私が見てきた「あんじゅとづし王」がなまっちょろいものだったことを知る。 歴史って思うより厳しいものなのだな。 久々の1日3本連荘はハードだったけど楽しかったv(^∀^*)