B型肝炎訴訟 大阪弁護団が相談会 と 「江戸吉原図聚」(中公文庫)

 昨日は、徳島市のあわぎんホールで相談会が開催された。
 今日(11月18日)の徳島新聞に記事が掲載された。

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 開会直前に急な雨脚になり、大変だったが10名ほどの参加者があり、その内新規の方は4名であった。残念ながら提訴できない方もおられたようだ。
 最初に、中井弁護士が特措法・これまでのB型肝炎訴訟の取り組み等を話し、中島弁護士が5日に開かれた徳島県の肝炎対策協議会に提案された、徳島県肝炎対策推進計画案の概要を説明し、患者・被害者がこの計画案に対し積極的に意見を出すことの必要性を話しした。
 私は、5分ほど肝炎患者会設立のことから、恒久対策・県の推進計画への思いと、多くの方の参加を訴えた。また、来年2月24日には阿南市(商工業振興センター)で医療講演会と相談会を行うのでそれへの参加も呼びかけた。
 私の話は、勿論記事に書かれているような「講演」という大げさなものでは決してない。
 相談者が途切れたので、阿南の相談会ついて協議した。12月3日には弁護士・小池さん(B型肝炎訴訟大阪原告団共同代表で徳島県那賀町出身)を含め阿南周辺の関係各団体に申し入れる段取り、徳島県や講演を引き受けてくださった玉木先生(大久保病院副院長・徳島県肝炎対策協議会委員)、マスコミ訪問等も決めた。
 

 

江戸吉原図聚 (中公文庫)

江戸吉原図聚 (中公文庫)

 著者の三谷一馬の作品は、中公文庫に数点入っている。
 「明治物売り図聚」「江戸庶民風俗図絵」「江戸職人図聚」「江戸年中行事図聚」「彩色江戸物売図絵」「江戸商売図絵」と本書である。我が家にあるのは「彩色江戸物売図絵」である。多くの文献をもとにして、当時の吉原の風俗を再現しているばかりでなく、書かれた文章も私たちを江戸の時代に引き込んでくれる。



上の絵馬は井戸寺徳島市 四国88カ所札所17番)2008年11月28日購入



俚謡 (湯朝竹山人 辰文館 大正2年刊 1913年)から
○顔見たばかりで 気が済むならば 酒も樽見りゃ 酔ふであらう
○酒を呑まんせ 一合や二合は 三合までなら 買(こ)て呑まそ
○呑めよ食へよ 一寸先暗(やみ)よ 下戸の建てたる 倉は無い