北京短期語学留学⑥ 累死了!

 1月21日に北京から帰ってきたのだが、忙しい日が続いている。明日(2月8日)は守大助さんを支援する徳島の会な第9回総会、9日は徳島市B型肝炎訴訟の相談会(相談会の前に徳島駅前で国への請願署名行動)、11日・12日は仙台市で「仙台北陵クリニック・筋弛緩剤えん罪事件全国代表者会議があり、13日は歯科受診、14日・15日はきょうされん四国ブロック会議が愛媛の今治であり、19日は徳島県主催の肝炎コーディネーター養成講座で話をするので資料も作らなければいけない。

 北京6日目(1月12日・日・晴れ)は休みなので8時に起床した。K谷さん・兄等と石景山区四平台にある八大処公園に行った。この日は柳青さんの友人で瀋陽生まれで現在北京に実家がある洛陽の大学生(日本語の勉強をしている。日本にも遊びに来たことがあるという)張Ye(火に華)さんが同行した。
 9時20分に宿舎を出発した。地下鉄の国家図書館駅で乗り、軍事博物館駅で1号線に乗り換え、終点の萍果園駅で下車してバスに乗った。途中でバスを乗り換えようやく八大処公園にたどり着いたのが11時過ぎであった。萍果園とあるのだから、さぞかしりんごの木が多く植えられていると思ったら大間違い。1本もなかった。地下鉄の中では、遠くから音楽が聞こえてきたと思ったら、物乞いであった。1人は若者が小さな子供を抱えていた。もう1人は大きなやけどをった障害者であった。
 入園料は高齢者割引で5元。進んで行くと春節の準備の飾りが始まっていた。また、多くの木には造花が挿してあって黄色い花を咲かせていた。八大処公園には8つの古刹があることから命名されている。一番有名なのは霊光寺で八角13層の仏舎利塔がある。

 お腹がすいたので、土産物を売っているおばさんにどこか食堂はないかと聞くと、食堂は美味しくなくて高いという返事が返ってきた。そしてそばにある売店を指さして、そこでカップラーメンを食べろという。なるほど安上がりなのでその通りにした。カップラーメンを開けるとプラスティックのフォークが入っていた。お湯を入れて蓋にするものを探していると、お兄ちゃんの店員がカップラーメンの端をフォークで刺したら良いという。フォークの便利な使い方がわかった。
 宿舎に戻ったのが5時20分。交通費は往復で12元であった。少し休憩してからウイグル料理(天池餐店)を食べに行った。32元かかった。帰り道、珍品二鍋頭酒(白酒)1本と燕京ビール6本を購入した。合計60元。
 北京では11月から雨が降っていないという。それだからこそ、公園の木も埃だらけであった。走る車は、どの高級外車も薄く白い埃をかぶっていた。水が比較的豊富な日本では考えられない光景ではある。但し、タクシーだけは別でどの車もピカピカである。M沢さんの説明によると、お上の方針だとのことであった。



我が家のだるま 金沢 9.5cm


どどいつ入門(中道風迅洞 1986年 徳間書店
○別れ 道の半丁も行かないうちに こうも逢いたく なるものか
○主は二十一 わたしは十九 しじゅう仲よく くらしたい
○紺の前だれ 松葉に染めて まつにこんとは 気にかかる