北京短期語学留学⑦ 守大助とB型肝炎と特措法説明会

 2月8日(土)は雪混じりの悪天候の寒い中、あわぎんホールで守大助さんを支援する徳島の会第9回総会が行われ、39名が参加した。総会では林伸豪国民救援会徳島県本部会長の挨拶を頂いたあと、小関眞弁護士(再審弁護団事務局長)による「医療過誤で殺人犯にされてはたまらない」と題する講演があった。総会での議論に先立ち、再審請求の問題点、検察の誤った認識をきちんと理解するためであった。
 総会では全議案が満場一致で採択され、裁判所あての決議文「仙台北陵クリニック・筋弛緩剤冤罪事件の速やかな再審開始決定を要請する決議」が採択された。決議では、「無実の青年が無期懲役という過酷な刑に処せられている冤罪は、許すことのできない人権侵害であり、勇気を持って、早期に再審開始を決定されるよう、強く要請するものです。」としている。
 総会のあと懇親会を持ち16名が参加した。席では参加者がそれぞれ自己紹介を行なった。皆さんいろいろな経歴を持っていて、その個性の協同が徳島の会の運動を反映していると感じた。私も連れ合いと一緒に参加。小関先生からは講演では聞けなかったいろいろな裏話を聞くことができた。


新しい役員の皆さん


懇親会で話す小関弁護士

 2月9日(日)は12時から徳島駅前で、「肝硬変・肝がん患者の療養支援の推進を求める請願書」を大阪から弁護士4名と肝炎の会事務局長との6名で行った。12時から12時45分までの短時間で92筆の協力を得ることができた。
 1時半からはあわぎんホールで、B型肝炎特措法の相談会が開かれた。増田弁護士が特措法の説明を行ったあと、肝炎の会事務局長が徳島肝炎の会の説明と入会案内を行った。その後、個別の相談会に移った。今回の参加者は、新規の方4名に、今まで相談をしてこられた方で継続の方が3名あった。


 北京7日目(1月13日・月・晴れ)は7時に起床。朝食はパンとナイ茶・バナナ。あまり美味しくなかった。この日は、日曜日にどこに行ったかを報告。2番目に高齢のK田さんは、柳青さんと一緒に北京からだいぶ離れた周口店近くの西周燕都遺址博物館に行っていたという。K田さんは100年余り続くせんべい屋ということだが、周時代の甲骨文に興味があるということで、書店で150元もする専門書を購入していた。会話はあまり上手ではないが、とにかく積極的にひとりでも行動する人で、感心させられた。
 この日は第14課を勉強。「不」と「了」の使い方を習った。昼食は学生食堂でチャーハン、4.5元であった。
 午後は、瑠璃廠・前門に行った。中華書店で袖珍本(日本で言う豆本か 縦8cm 横6cm)を買った。徳島で一緒に勉強している人へのお土産である。「唐詩」と「紅楼夢詩詞」であった。その他に買ったものは、天津泥人(土人形)、亀の玩具、剪紙であった。前門は中国の代表的な繁華街で、世界の有名な店がたくさん並んでいた。若者でいっぱいである。K谷さんの案内で、同仁堂薬局や天福銘茶などに立ち寄った。
 日本から移入された路面電車が、観光用として走っていた。片道840mの路線であるが、乗車料は20元。とても乗る気にはなれない。
 夕食は童心厨房(湖南料理)でとった。


正月飾り



我が家のだるま  元伊勢張子 5.5cm


どどいつ入門(中道風迅洞 1986年 徳間書店
○わしがりんきは うけ売りなれど 主の浮気は おろし売り
○ぬしとわたしは 卵の仲よ わたしや白身で きみを抱く
○ぬしとわたしは 羽織の紐よ かたく結んで 胸におく